神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

ブログへのご訪問ありがとうございます


千葉県松戸市にて中国茶教室「Salon de Leecha 麗茶」を主宰しています

教室内容、お問い合わせはHPをご参照ください

Instagramにて教室風景やお茶のある風景を随時UPしています
よろしければフォローをお願いいたします!

★Facebookページ「中国茶・台湾茶ファンの集い」を作りました
Facebookのアカウントをお持ちの方、いいね!を押して、情報をシェアしてください♪

★サロンへのお問い合わせ、お申し込みのメールには一両日中に必ずお返事を差し上げています
こちらからの返信が届いていない場合は、お手数ですが再度メールをお送りくださいますようお願い申し上げます

★ブログランキングに参加しています
よろしければ、一日ワンクリックお願いいたします♪

有朋自遠方来。 不亦楽乎。

2009-05-30 | 自宅サロン
自宅サロンを開くようになってから、
たまに遠くから茶友がお茶を飲みに来てくれます。

お金をいただくのはとっても恐縮なんですが、
「取ってくれた方が来やすい」と言っていただくことが多いので、
茶会と同じレベルのお茶をお出しして、
お友だち料金で(笑)おもてなししています。

先日も引っ越してしばらく会っていなかった友人が
共通の友人と一緒に訪れてくれました。

中国茶を飲みながらそこはかとないおしゃべり。
同じ年代ならではの共通の悩み、夢、考え方・・。
外の茶館やカフェでだったらなかなか触れにくい話題まで。

美味しい中国茶を一緒に味わい、一緒に感動する至福の瞬間。

こんな貴重なひと時はサロンを開いた思いがけないご褒美のようなもの。
あらためて、感謝、です
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

紅水烏龍

2009-05-24 | 烏龍茶(台湾茶)
大陸緑茶の新茶が出揃った頃に気になり出すのは
やはり台湾の春茶です。

今年は何となくバタバタとしていた上に
新型インフルエンザの脅威もあって
渡台は無理かなーと思っていたのですが、
わずかな時間を使って来月初旬に飛んじゃうことにしました。

でもそれまでも我慢できずに新茶を購入
先月中国茶交流会でご一緒した茶清心さんのHPにUPされていた、
「阿里山春茶セット」。
阿里山の清香、金萱、紅水の三種セットです。

届いた袋を早速開けて飲んでみました。
春らしい爽やかな香りと味わいです。
中でも気に入ったのは、紅水烏龍茶。

最近台湾でもこの紅水烏龍茶は人気のようです。
お茶屋さんによっては紅水烏龍を
夏にウンカを噛ませて作ったタイプ(貴妃茶?)
としているところもありますが
私の理解では青心烏龍種や軟枝烏龍種を高発酵熟焙煎で製茶したもの。
伝統回帰と言いますか、
80年代の凍頂烏龍茶の濃香製法に近いのではないかと思います。

茶清心さんの紅水もいい焙煎具合で、
これをもうあと何ヶ月か置いておくと、
よりまろやかに美味しくなること保証付き♪
丁寧に封をし直して、もうちょっと待ってみることにしました。
え?新茶で買った意味がない?
いえいえ、やはり美味しいお茶はタイミングよく買って、
タイミングを見計らって飲まないと!
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宜興紅茶

2009-05-17 | 紅茶(中国茶)
中国茶フリークは別として、一般的な紅茶好きの方に伺うと、
中国紅茶はちょっと苦手、という方が結構いらっしゃいます。

スモーキーだったり、ベタッとした甘さがあったり、
日本で購入できる中国紅茶のグレードに幅があるのも事実。
インドやセイロン紅茶に比べると値段的に競争力がないのも一因かな。

でも、現地に行くと、たまにすごく美味しい紅茶に出会えたりします。
2年前に杭州の茶葉市場で購入した九曲紅梅も美味しかったなあ。

宜興紅茶も、美味しいと一部では評判でありながら、
なかなかいいものを得ることは難しい。

宜興から帰国された茶農さんからいただいた宜興紅茶は
久しぶりに中国紅茶の実力を感じさせる味でした。
(茶農さん、謝謝!)

 -最近頂き物の記事ばかりって噂も・・・

この紅茶はやはり宜興茶壷で淹れるのが正解、甘さが引き立ちます。

が、今日はあえて景徳鎮で淹れました。

フルーツロールケーキと合わせたので、
少しさっぱり目に淹れたかったのと、
鉢植えの紫陽花の青と一緒に愛でたかったので。

雨の日に涼しげなコーディネートで午後の紅茶をいただいてみました
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロータスティー

2009-05-12 | その他のお茶
ベトナム料理三昧というステキな旅から戻られたRieさんから
ロータスティーをいただきました。
パッケージには「Heart of Tha Lotus Flower Tea - ハスの花の芯のお茶」
と書いてあります。

ジャスミン茶と同じように、茶葉にロータスの香りを移したものと思うのですが、
茶葉に混じっている白いものが、花芯なのかな?

ネットで検索したら、蓮芯茶は精神の安定に効く、不眠などに効果あり、とのこと。
これから蒸し暑く寝苦しい季節がやってくるので、
効果大、かもしれません♪


オマケの画像。
蓮ではなく、睡蓮です。スミマセン

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

緑茶の美味しい季節

2009-05-07 | 緑茶(中国茶)
4月中頃から8月くらいまでは個人的に中国緑茶の消費量が多くなる。

この時期に新茶が家に集まって、
美味しいうちに飲もうと言う気持ちも働くからだが、
身体が緑茶を欲するというのもある。

喉越しが爽やかで、香りもフレッシュ。

入れる方法も至って簡単。
ガラスコップに少量の茶葉を放り込んで
お湯をまず少しだけ注ぎ茶葉をなじませた後、
勢い良くお湯を注いで茶葉がクルクル泳ぐのを鑑賞。
茶水が色付いてきて、茶葉が沈んだ頃が飲み頃。
後は適当にお湯を足しながら、ゆるゆると飲む。

お湯もあまり気を使わず、ポットのお湯を使っている。
家では90℃くらいに設定しているので、そのまま使うときもあるし、
再沸騰させてから入れる時もある。
中国緑茶は温度が高いほうが香りが立って美味しいし、
茶葉も沈み易いし。

今飲んでいるのは四川銀針。
ちるさんからのいただき物。Special Thanks!)
名前からして君山銀針の形に似ている。
青々としているから、君山銀針と言っても緑茶のほうね。
(今は黄茶よりも緑茶の生産量のほうが多いとか?)
同じ四川なら、峨眉竹葉青の系統かな。
豆を炊いた時のような香りが立ち上がる。
キレのある緑茶は朝の目覚めに相応しい
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本の茶・中国の茶

2009-05-02 | 茶にまつわる文化・芸術
4月30日、明治大学アカデミーコモンで開かれた
竹内実先生のレクチャー&ワークショップ「日本の茶・中国の茶」に参加してきました。

明大リバティ・アカデミーに勤める友人がパンフレットを送ってくれたのがきっかけでしたが、
やはり竹内実先生と言えば、学生時代に先生の著作にはお世話になりましたし、
一昨年「中国茶インストラクター/アドバイザー」の通信教育テキストを作る際に
先生の『中国喫茶詩話』(絶版)を参考にさせていただいたこともあり、
一度先生のお話を伺いたいと思っておりました。


 先生の講義の前には、同じ会場にある明治大学博物館特別展示室で開催されている
 「東アジア海のシルクロードと福建」の展示を見てきました。
 中国・福建博物院の国宝級文化財150点を中心に、
 福建省の文化と歴史、日本の茶の源流、東西文化交流を探ります。

 私のツボは、美しい黒釉茶碗、宋代にその名を轟かせた北苑茶園の跡地写真、
 そして福建近海の沈没船から発見された陶磁器の展示でした。


さて、竹内実先生のレクチャーの時間です。
会場は当初の予定の地階の博物館教室から2階の大教室に変更になるくらいの盛況。
竹内先生の知名度の高さを物語っていました。

先生は今年86歳になられると思うのですが、
とてもお元気でチャーミングな方でした。
講義では中国茶の簡単な説明からお茶の日本への伝来、イギリスへの伝来などをお話され、
盧仝の「七碗茶歌」を紹介されました。

講義の後には自ら武者小路千家の盆点前を披露してくださいました。
中国に旅行する際は茶道具一式を携え、
山の上や休憩場所で同行者の方々にお抹茶を振舞われるのだそうです。
その時にはいつも中国の人たちが周りを取り囲んで興味深く見学するそうな。
これぞ民間の日中茶文化交流と言えるかもしれません。

竹内先生のワークショップの後には明大茶華道部の方々による裏千家点前の披露があり、
私は抽選に当たってお抹茶とお菓子をいただくことができました。
久しぶりのお茶席にちょっと緊張。
得した気分で帰宅の途につきました。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする