神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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『中国茶のこころ 茶味的麁相』出版記念イベント@銀座蔦屋書店のお知らせ

2018-09-15 | お茶会
新刊『中国茶のこころ 茶味的麁相』、発売まであと1週間を切りました。

東京での関連イベントとして
9月29日/30日の「地球にやさしい中国茶交流会」でのセミナーと茶席、
10月7日/8日のミナ ペルホネンでの出版記念茶會の開催についてお知らせいたしましたが、
既にどちらも満席をいただいております。
たくさんのお申込みをありがとうございました。

告知が最後となりましたが
10月5日(金)と6日(土)に銀座蔦屋書店にて下記の通りイベントを開催いたします。
イベントの詳細とお申し込みについては銀座蔦屋書店のイベントページ
https://store.tsite.jp/ginza/event/
をご参照いただければと思います。

*****

『中国茶のこころ 茶味的麁相』出版記念茶会 @銀座蔦屋

日時:2018年10月5日(金)
2回入れ替え制
第1回18:00~19:25(開場17:45分)(定員:18名)
第2回20:00~21:25(開場19:45分)(定員:18名)
淹れ手:安藤雅信、浦川園実、富田直美
茶菓:菓子屋 ここのつ
※各回とも2つの茶席で2種のお茶とお菓子がお楽しみいただけます。

【ご参加条件】
イベント参加チケット 5,500円(税込)のご購入。
【お申し込み方法】
銀座蔦屋書店
・店頭レジカウンター
・お電話:03-3575-7755

*****

『中国茶のこころ 茶味的麁相』出版記念 安藤雅信 トークイベント
「中国茶の今までとこれから」
中国・台湾・日本での中国茶の歴史と現状を写真と共におさらいし、
『中国茶のこころ 茶味的麁相』の役割を紐解きながら、三国の中国茶のこれからを占います。

日時:2018年10月6日(土)
19:30~21:00(開場19:15分)
登壇者:安藤雅信
定員:60名

【ご参加条件】
・『中国茶のこころ 茶味的麁相 』KADOKAWA 2018年9月21日刊 2,484円(税込)ご購入
または
・イベント参加チケット1500円(税込)
ご購入のお客さま。

【お申し込み方法】
銀座蔦屋書店
・店頭レジカウンター
・お電話:03-3575-7755
・オンラインショップイベントページ
 https://store.tsite.jp/goods/search_list.html?input_search_word=181006event&input_order=1&input_first_search=1

*****

10月6日の安藤さんのトークショーは
『中国茶のこころ 茶味的麁相』を銀座蔦屋書店にてご購入いただきますと
無料で参加チケットが入手できます。
この機会に是非ご検討ください。
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肩書

2018-09-09 | 茶話
広辞苑より
かた‐がき【肩書】
①氏名の右上に職名・居所などを書くこと。
②(名刺などで、氏名の右上に記すところから)地位・身分・称号などをいう。「―が付く」
③犯人・容疑者などの前科。


以前から書きたいと思っていて、なかなか書けなかったお題「肩書」。
名刺で氏名のそばに書いたり、HPなどのプロフィールで最初に書く「肩書」。

実は私自身、この「肩書」の記載にはずっと悩んでいて、
“中国茶インストラクター”を使っていたこともあるが、
今では“中国茶教室「Salon de Leecha 麗茶」主宰”のみのことが多い。

中国茶関係の方で多く使っているのは“茶藝師”資格ではないかと思う。
これは中国政府が認定する国家職業資格であるから問題はない。

他にも様々な団体が発行するディプロマがあり、それを書くことも問題はないと思う。

問題は、独自に編み出した言葉の肩書である。

世の中にはいろいろな「自称」の肩書の人々が存在する。
もちろん「自称」ではなく、その人のそれまでの業績に対し周りが自然と認定していくこともあるだろう。
プロとして活躍している人たちの肩書は当然その人の顔となる。

しかし、日本における中国茶の世界はまだまだ狭いし浅い。
確立された業界ではないだけに、自由度も高いし、それがまた魅力でもある。

自分の名刺を作る時、やはり肩書がほしい、と皆さん悩むのだろうと思う。
その中で恰好がつきやすいのが“◯◯家”という肩書だ。

中国茶家、中国茶事家、中国茶評論家、中国茶研究家、中国茶文化研究家・・・

私が目にしたことのある日本で中国茶に携わる方の“◯◯家”が付く肩書である。

日本にはたくさんの“◯◯家”が存在する。
料理研究家、格闘家、作家、評論家・・・既に「家」は市民権を得た言葉である。
日本の職業について“◯◯家”と名乗ることに、私は特に何も引っかかることはない。
ただ、中国茶に関係する場合、どうしても違和感を覚えるのである。

それが何故かということについては考えたこともなかったが、
ある中国語ネイティブの先生に中国茶文化について習う機会があり、
その先生が“◯◯家”と書いた友人の名刺を見て
「あなたは“家”と呼べる専門家なのですか?何か流派を成したのですか?」とお尋ねになった。

そこで自分の違和感の種がどこにあったのかが理解できた。
日本では全く問題ない言葉も、中国語では少し意味が変わってくるのである。
中国語学科で学んだことが自分の体にも染みついていたということだろうか。

中国では“家”という言葉は
(1) ある業種に従事する人や家族
(2) 専門家
(3) 学術流派
に使うとされる。
例えば「儒家」「墨家」などに象徴される言葉であり、
春秋戦国時代の「百家争鳴」という言葉を聞いたことのある人ならピンとくるだろう。

日本だけでこの肩書を使うなら特に問題はないと思うし、
中国語でのニュアンスの違いに気づかずに使う人がほとんどだろう。
中国でも新しい時代になって、言葉の使い方にも変化はあるかもしれない。
ただ、中国茶に従事するのであれば、中国での古くからの慣習にもある程度は目を向けるべきではないだろうか。

もちろん、“◯◯家”としての業績もあり、確固たる自信に裏付けされている方はこの限りではないが。
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「『中国茶のこころ 茶味的麁相』出版記念茶會 in 東京 」のお知らせ

2018-09-02 | お茶会
以前のブログ記事「私たちの『茶味的麁相』Vol.5」でお伝えしておりましたように
『中国茶のこころ 茶味的麁相』が9月21日に発売されるのを記念して「出版記念茶會」を企画しています。

第一弾として東京での茶会を下記の通り開催いたします。
皆さまのご参加を心よりお待ち申し上げております。

満席となりました。たくさんのお申し込みをありがとうございました。

******

『中国茶のこころ 茶味的麁相』出版記念茶會 in 東京

【日時】 
10月7日(日)
第1回 13:00~15:00
第2回 16:00~18:00

10月8日(月)
第1回 10:00~12:00
第2回 13:00~15:00


【場所】
ミナ ペルホネン プレスルーム 
*詳しくはお申し込み後にお知らせいたします。

【内容】
3つの茶席で中国茶とお菓子をお楽しみいただけます。
淹れ手:安藤雅信、浦川園実、富田直美 茶菓:菓子屋 ここのつ
お土産:minä perhonen * momogusa コースター
各回18名

【茶席料 】
10,000円(書籍付き)
すでに本書をお持ちの方は 8,000円でのご案内となります。
*会場では本書の販売もございます。
『中国茶のこころ 茶味的麁相』 
2,484円(税込)

【お申し込み】
ご予約は、9月4日(火)20時よりメールにて開始となります。

1 氏名
2 ご参加人数
3 ご希望日時(第2希望までお選びください)
4 アレルギーのある方はアレルゲンを記載
5 10,000円(書籍付き)か 8,000円(書籍なし)の選択
6 ご住所
7 ご連絡先(当日ご連絡がとれるお電話番号) 

以上をご記入のうえ
9mizoguchi@gmail.com までメールをご送信下さい。
ご予約連絡をいただいた全てのお客様に9/12までに返信いたします。

上記は申し込み専用アドレスです。
書籍または茶会についてのお問い合わせは
sosou.contact@gmail.com までご連絡下さい。

【お願い】
*受付開始日時前のお申し込みメールは無効となりますのでご注意ください。
*複数人でのお申し込みの場合も、お席の振り分けはお任せいただくようお願いいたします。
*お支払い方法はご返信のメール内でお知らせいたします。
*キャンセルは受け付けておりません。
万が一の場合は、一番信頼のおけるご友人に御席を託して下さい。
ご理解のほどお願い致します。

皆様のご参加をお待ち申し上げております。

******

『中国茶のこころ 茶味的麁相』

現代中国茶に新しい風を吹かせた
李曙韻による
精神と思想を綴った日本初の著書

著者/李曙韻   監修/安藤雅信  
2018年9月21日 (株)KADOKAWAより発売  2,484円(税込)


★茶会メンバーご紹介

淹れ手

安藤雅信(あんどう まさのぶ)
『中国茶のこころ 茶味的麁相』監修。
陶作家。「ギャルリ百草」主宰。
http://www.momogusa.jp/

浦川園実(うらかわ そのみ)
『中国茶のこころ 茶味的麁相』編集担当。
美しい茶席の設え方を学ぶ茶塾「香白韻」を主宰。
https://chanoyu-china.at.webry.info/

富田直美(とみた なおみ)
『中国茶のこころ 茶味的麁相』翻訳協力、文・構成担当。
中国茶教室「Salon de Leecha 麗茶」主宰。
http://www.leecha-salon.com/

茶菓

溝口実穂(みぞぐち みほ)
「菓子屋ここのつ」主宰。
東京・台東区にある茶寮は予約がなかなか取れないほどの人気。
今回は特別に三種の中国茶に合わせたお菓子を作っていただきます。
http://kokonotsu-9.jugem.jp/

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