佐賀での茶会当日。
余談になるけれど、朝はホテルのバイキングをパスして
毎月第4日曜の朝のみ味わえるというDさんお薦めの「
TIMER CALIFORNIA KITCHEN」のモーニングをいただきました。
その日はちょうど“
Have a nice coffee.”の野村浩哉さんの珈琲が飲めるという企画をやっていました。
野村さんは去年までの10年間、中国・上海で自家焙煎のコーヒー豆販売店を営業していらした方。
私は面識はありませんでしたが、上海でのお噂は何度か伺っていたことがあり、佐賀でまさかお会いできるとは。
これからは佐賀を拠点に自家焙煎の珈琲販売を展開されるそうです。
(珈琲を淹れる姿が格好いい~♪)
さて、気を取り直して、茶会です。
今回は少人数の茶席で午前と午後の2回の開催としました。
午前は有田から豊増さんも駆けつけてくださり、
器の話などにも花が咲き、ご同席のお客さまも楽しまれたご様子。
基山の茶農家の方や、前回の「中国茶会」に参加された方もいらしてくださり、笑顔と刺激の多い回でした。
午後は佐賀在住で台湾茶の通信販売をされている「
アイシス茶樂館」の瀬津さん、
佐賀で和紅茶専門店「
くれは」を営む岡本啓さんも参加してくださいました。
こちらの回も茶葉の話を中心に、かなり盛り上がりました。
(茶盤、水盂、茶壺、蓋置きは豊増一雄さんの作品。 写真提供:Mさん)
茶譜は4種の台湾茶をセレクト。
トップバッターは台湾では珍しい白茶をガラス蓋碗で。
茶葉そのままの形状と優しい甘さに皆さん驚いていました。
2種目の清香烏龍はアイシス茶樂館さんの扱う4月摘みの春茶。
青くフレッシュな香りは甘い乳香へと変化します。これぞ高山茶の味わい!
3種目は今、
台湾観光協会のCMで福山雅治との共演が話題の呂禮臻老師のお茶。
余韻がいつまでも続き、熟した風味がホッとさせてくれるお茶です。
4種目は石碇で自然生態茶を作る高定石茶師の紅茶です。
宜興の紫砂壺でゆったりと味わっていただきました。
今回はお客さまとの距離も近く、お茶入れにも集中できて、和やかな茶会ができたと思います。
これもひとえにお世話をしてくださったMさん、Dさんのお陰です。
この場を借りて御礼申し上げます。
通仙亭の皆さまもありがとうございました。
ご参加くださった皆さまにも熱く御礼申し上げます。
■茶譜■
有機甘露白茶 2012
紅香高山茶 春露 2014春
梨山伝統烏龍茶 2013
定石野茶 紅[王攵] 2013
■茶請け■
パイナップルケーキ (微熱山丘 南青山・東京)
地の香 (茶菓工房 たろう)
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