神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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千葉県松戸市にて中国茶教室「Salon de Leecha 麗茶」を主宰しています

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台湾紅茶会@Salon茶清心

2010-11-30 | お茶会
台湾茶の通販ショップ「茶清心」さんが
10月30日にプライベートサロンをオープンしました。

当面は土曜日の午後、2~4人の予約制で受け付けているそうです。
普段は2名以上での申し込みが必要ですが、
時々お茶会も開催するそうで、その時は一人でも参加可能です。
サロンでは販売しているお茶の試飲もできるので、
飲んでみてから買いたい方にもいいチャンスですね。

オープン後最初のお茶会のお知らせをいただき
すぐにエントリーして、先日お邪魔してきました。

神保町の交差点に程近いマンションの一室に一歩入ると、
とてもオシャレなサロンの空間が広がっています。

アンジェラさんの見立てた茶器やお道具は心地よいオーラを放ち、
和やかなムードの中、ゆったりとした時間が流れていきます。

今回のテーマは台湾紅茶。
大陸でも台湾でも紅茶がブームとなっています。
台湾では日月潭(水沙連)での紅茶品種の栽培が盛んですが、
その方向性のようなものを垣間見ることのできる茶会でした。

※台湾紅茶会 ~水沙連紅茶を中心として~※
 拉拉山生態紅茶 2010春  金萱種
 三峡紅茶 2010春  黄柑種 
 水沙連紅茶 2010春 台茶18號 紅玉
 水沙連紅茶 2009夏 台茶18號 紅玉
 水沙連紅茶 2010春 台茶8號 阿薩姆紅茶
 水沙連紅茶 2009夏 大葉種 (台茶8號 阿薩姆紅茶)

私は三峡紅茶が一番気に入ったかな。
黄柑種は日本統治時代に紅茶用品種としてよく作られていたもの。
今ではその数は少なくなっていますが、
三峡で紅茶のほか、緑茶の品種として栽培されています。

水沙連紅茶の台茶8號紅茶は甘いものにとても合う感じ。
一緒にいただいたアンジェラさんお手製のチョコレートシフォンケーキも
紅茶にマッチして、とっても美味しかったです。


サロン主宰のアンジェラ・ウーさんとは、去年の春のエコ茶会でお会いして以来。
ご主人とはツィッター友だちです

茶清心さんは第5回のエコ茶会にも出店されます。
12月5日、6日、お時間のある方は浜松町へGO!

 第5回 地球にやさしい中国茶交流会

  あ、私もワンコイン茶席に出ます。。。。
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晩秋を楽しむ茶会 お菓子編

2010-11-28 | 自宅サロン
今回のお茶会ではお菓子にも秋の味覚を意識しました。

お茶請けには枝付きドライレーズンの新物、かぼちゃの種、小布施堂の栗落雁。

前半の緑茶と鉄観音に合わせたのは、栗きんとん茶巾絞り。
長野県飯田市のいとうやさんからのお取り寄せです。



岩茶に添えたのは、5月の龍鳳茶会でもお願いした友人Tさんのお手製デザート。
18日と24日は出来立てフワフワの卵ロールを茶会の日にデリバリーしてくださって、
出張パティシエ登場!と話題になりました。
25日は外はサクサク、中はしっとりの栗のミルリトンでした。



Tさん、美味しいデザートをありがとうございました

最後の正山小種には自家製のかぼちゃプリンを。
サロンの定番デザート‘麗茶プリン’のレシピのかぼちゃバージョンです。

盛りだくさんのスイーツパラダイスとなりました。

テーブルを彩るフラワーアレンジメントはいつものようにアトリエ オルタンシアさんにお願いして、
秋のイメージで作っていただきました。

今回もいろいろな方に助けていただいたお蔭で
楽しい茶会を開くことができました。

ご参加の皆様、ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。



※お客様がブログに茶会の記事を書いてくださいましたので、ご紹介させていただきます。

 ヌーさん

 Dream Writerさん

 荷花さん

 KAMON BEAUTYさん

ありがとうございました 
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晩秋を楽しむ茶会 お茶編

2010-11-27 | 自宅サロン
今年最後となる自宅サロンでの茶会、全ての日程を終えました。

母が7月から10月まで入院していたため
その間は開催の目処が立たず、ずい分ご無沙汰してしまいましたが、
MLで開催のお知らせをお送りしてすぐに「待っていました!参加します」
と返信してくださる方がいらっしゃるのは本当に幸せなことです。

間が空いた分、いつもに増して張り切って準備したお茶は
手前味噌になりますが、とても美味しいラインナップになりました。

最初のお茶は安徽省六安の野生緑茶。
六安瓜片で有名な産地の自生茶です。
普通に急須で入れても美味しいですが、
今回は一人ずつ蓋碗でお出しして、ゆっくり味わっていただきました。
とても香り高く滋味のあるお茶です。



(写真提供:Iさま)

次は今回の主役、安溪鉄観音の秋茶です。
先月末に上海と安溪を訪れた上海小町さんにお願いして、
とっても清らかで香りのいい新茶を仕入れてきていただきました。
感徳の標高の高いところで採れたお茶で、清清しい青さに癒されます。
小さめの蓋碗で、温度を若干落として玉露のようなイメージで入れさせていただきました。
(小町さん、ありがとう~

三番目のお茶はサロンの定番、鳳凰単[木叢]。
18、24日は通好みのshe門(sheは[山大車]を縦に並べた漢字一文字)、
25日は初心者のお客様が多かったので八仙をお出ししました。
このお茶はお茶請けなしで、じっくりと味わっていただきました。

四番目は武夷岩茶の3年物。
今年の台北旅行の際に小Y老師の秘蔵の岩茶の中から譲っていただきました。
ほんのりと甘味と酸味があり、飲みやすく、身体に染み渡るような岩茶です。

最後は2009年の桐木の正山小種。
スモーキーなタイプではなく、
とても甘く、カンロ飴のような味わいです。



(写真提供:Iさま)

お客様にどのお茶が一番好みだったかお聞きしましたら、
見事に意見が分かれました。
中国茶を飲み始めたばかりの方々には野生緑茶と安溪鉄観音が、
中国茶経験が豊富な方々には正山小種が特に印象的だったようです。

※茶譜※
六安 野生緑茶 2010(安徽省)
安溪鉄観音 2010秋 (福建省)
鳳凰単[木叢] 2009 (広東省)
武夷岩茶 水金亀 2007 (福建省)
正山小種 2009 (福建省)
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在来種のお茶

2010-11-21 | その他のお茶
地元の伊勢丹に京都の「藤菜美」が来ていたので、
ほんわらび餅を買ってきて、午後のおやつに♪

お茶は8月にお伊勢参りに行った時、おかげ横丁の「伊勢茶処」で買った伊勢ほうじ茶をいれました。

お店に入った時に香ばしい香りに惹かれて買ったこのお茶、
葉の大きさもまちまちで、茎も入った在来種のブレンド茶です。
炒りもところどころ青みが残してあって、後味がすっきりしています。
食後にもお茶菓子にも合うお茶です。

伊勢では赤福で出てきたほうじ茶も美味しかったし、
街で買った「伊勢茶」というペットボトルの緑茶もなかなかでした。
三重県は静岡、鹿児島についで日本で第三位の生産を誇るお茶処なんですよね。

「伊勢茶処」では地元だけでなく
全国の無農薬無肥料の在来種のお茶を扱っていて、
熊本の在来種の釜炒り茶も置いていました。
もしかしたら先月訪問した茶農家さんのお茶だったのかもしれないなあ。

日本茶にしろ、中国茶にしろ、最近は在来種のお茶や自生茶に目が向いています。
深みやコクがあり、その土地の特徴が出てきます。
作り手さんの心意気のようなものも感じます。
口にした時、自然の恵みをしみじみ実感できるのも嬉しいですね。



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三人寄れば・・・

2010-11-12 | お茶会
9月に開催したコラボ茶会「三都物語」の打ち上げで
うらりんさんとご一緒して上海小町さんのサロンにお邪魔してきました。

今後の打ち合わせも兼ねたんですが、
三人寄れば文殊の知恵・・・ならぬ、
三人寄ればかしましい、ですかね、やっぱり。

とりあえず次のコラボ茶会の大まかな時期だけは決めたので、
多分、第二回もある・・・でしょう

小町さんが中国から持ち帰ってきたばかりの新茶を飲みながら、
新作茶器もいろいろと見せていただきました。
白磁やガラス製のシンプルで使いやすそうな茶器を早速チェック!
物欲を大いに刺激されました。


そうそう、トップ写真の蓋碗は揃いの茶海、飲杯6客のセットで販売しているそうです。
秋の柄はなかなか無いので、季節物をお探しの方にはピッタリかも。



(ご興味ある方は、詳細は小町さんにお問い合わせくださいね。
茶道具、茶托はセットには含まれません。)


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岩茶がご縁で茶会

2010-11-11 | お茶会
ご近所茶友の天晴さんのお宅で開かれた
岩茶好きの皆さんのお茶会に呼んでいただきました。

毎年武夷山を訪れていらっしゃるOさん、Kさん、
今年の夏に武夷山で購入してきた茶葉を持ってきてくださったTさん、
サロンを主宰していらして
ブログの自己紹介でも岩茶好き♪を公言されているWさん、
そして、まわりがかしましい中、ずっと丁寧に美味しくお茶を入れてくださった中国茶インストラクターのFさん、
筋金入りの岩茶好き、中国茶ラブの皆さんです。

天晴さんの心づくしのランチプレートをいただいた後、
いろいろなお茶を飲みながら
武夷山のお話から宝塚のお話まであれこれと花が咲きました。

同じお茶でも器を替えて入れると印象が全く変るというのも面白かったし、
岩茶はある程度置いてから飲んだほうが美味しいというのも確認できました。

美味しいものをいただきながら
おしゃべりして、笑って、
それでいてお茶のお勉強も兼ねてしまうという
盛りだくさんのお茶会でした。

ご一緒した皆さん、ありがとうございました!


***いただいたお茶***
 
 白鶏冠 2010年 蓋碗で
           茶壺で
 肉桂 2010年
     2007年
     2001年
 包種茶 陳期25年
 大禹嶺 2009年冬

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ブログ6周年のお礼とお茶イベントのお知らせ

2010-11-06 | 自己紹介など
ちょっと遅れてしまいましたが、
拙ブログ「神融心酔」も11月1日で6周年を迎えました。

スローペースではありますが、ボチボチと続けてこれたのは
遊びに来てくださる皆さんの暖かい励ましのお蔭と思っております。

ありがとうございます。

記事をUPした翌日、アクセス解析で訪問数がグッと増えているとやはり嬉しいものです。

毎年この時期になると、気持ちを新たにまた一年頑張るぞーという気持ちになります。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。




さて、もう一つ、「第五回地球にやさしい中国茶交流会」開催のお知らせです。

第二回のときにお茶入れをさせていただき、
その後第三回、第四回は日程が合わずに参加できなかったのですが、
今回は私もお手伝いさせていただける予定です。

もう第五回になるんですね。
日程も二日間になり、会場も広い場所となって、
かなり規模が大きくなるようです。
茶席だけでなく、フリマも出店が増え、セミナーも登場。

中国茶の一大イベントに成長したエコ茶会、是非足をお運びください。

第5回 地球にやさしい中国茶交流会

  2010年12月5日(日)・6日(月)
  東京都立産業貿易センター 浜松町館 2階展示室
  JR・東京モノレール 浜松町駅北口より 徒歩5分
コメント (8)
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熊本釜炒り茶をたずねて その4

2010-11-04 | 茶旅
さて、翌日は熊本釜炒り茶の重鎮とも言うべきFさん宅へ。
熊本南部で、伝統製法の釜炒り茶を作り続けていらっしゃいます。

最寄の高速インターまで迎えに来てくださったFさんの車は山の谷間を走り抜けていきます。
ところどころに点在する村落。
里山の暮らしがそこにはあります。
しばらくして、山の中腹にあるFさん宅に到着しました。

Fさんのお宅の裏手には、茶畑が広がっています。
やぶきた種のほかにもいろいろな品種が植えられており、もちろん在来種の畑も。
製茶場には古い金子式の丸釜が。




Fさんの住む地域では釜炒り茶が盛んな時期もありましたが、
今ではほとんど蒸し製に切り替わり、
Fさんのように昔ながらの釜炒り茶にこだわる茶農家さんはほとんどいらっしゃらないそうです。

理由は釜炒り茶は手間がかかり生産性が低いこと、
機械化されたとは言え、生産量は蒸しに比べるとかなり少なくなってしまいます。
また、煎茶や蒸し製玉緑茶を作ったほうが売れる、そういう時代が長く続いてきたのも一因です。

今年のお茶を入れながら、釜炒り茶の良さを熱く語ってくださるFさん。
その味は中国緑茶とも違う、どこか懐かしさを感じさせる味でした。

昔のこのあたりの農家さんでは、
庭にある茶の木から葉を摘んできて、
台所の釜で炒って仕上げ、日常的に飲む風景があったのでしょう。

前述した茶農家のHさん、Kさんのお宅でも、
お祖父さんの代まではそれがあったと言います。
昔ながらの釜炒り茶の作り方と味が今の時代にうまく継承されていないのが少し残念です。

この昔ながらの釜炒り茶の味が、東京などの都会で広く受け入れられるか?
となると、現状では少し難しいかもしれません。
でも、今回お会いした茶農家の方々は、
どうしたら消費者のニーズに応えられるか、
どうしたら煎茶とは違う付加価値を付けて、いいものを作り出せるか、
そのあたりを熱心に模索していらっしゃいました。

今後の熊本釜炒り茶、私も楽しみにしていきたいと思います。

最後になりましたが、今回お世話になりました皆様に、この場をお借りして厚くお礼申し上げます。
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