神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

ブログへのご訪問ありがとうございます


千葉県松戸市にて中国茶教室「Salon de Leecha 麗茶」を主宰しています

教室内容、お問い合わせはHPをご参照ください

Instagramにて教室風景やお茶のある風景を随時UPしています
よろしければフォローをお願いいたします!

★Facebookページ「中国茶・台湾茶ファンの集い」を作りました
Facebookのアカウントをお持ちの方、いいね!を押して、情報をシェアしてください♪

★サロンへのお問い合わせ、お申し込みのメールには一両日中に必ずお返事を差し上げています
こちらからの返信が届いていない場合は、お手数ですが再度メールをお送りくださいますようお願い申し上げます

★ブログランキングに参加しています
よろしければ、一日ワンクリックお願いいたします♪

歳寒三友

2015-01-28 | 茶道具
1月の自宅サロンでの教室がひととおり終わって今日はゆっくりと机仕事に向かっています。

写真はいつもお正月の時期だけに使っている茶杯。

実は茶杯ではなく酒杯です。
2011年秋に佐賀で茶会を開いたときに立ち寄った有田の柿右衛門窯で購入したものです。

ギャラリーにあるものはどれもこれも皆素敵でしたが皿や茶入れなどは手が届かず、
無理を言って酒器セットの杯だけを譲っていただきました。
それも5客のところを6客に増やしていただいて。

当然箱書きはありませんが、故十四代酒井田柿右衛門の松竹梅です。
中国では「歳寒三友」として文人画の題材として好まれる画題。

 日本の寿司屋などでは松・竹・梅と言うと特上・上・並、というイメージが定着してたりしますが、
 元々松竹梅に上下はないとか(朝ドラの『梅ちゃん先生』でも話題に出ましたね)。
 先日立ち寄った近所の定食屋さんでもランチセットの松・竹・梅は単にA・B・Cと言うような意味で全部1,000円でした。

この杯を手にすると、ああ、また新しい一年が始まった、と気持ちが引き締まります。

社会情勢は決して楽観できるものではありませんが、
今自分が為すべきこと、できることを粛々と営んで行ければと思います。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2014年台湾冬茶の最前線

2015-01-26 | 茶にまつわる文化・芸術
TeaBridgeの浦山尚弥さんによる台湾茶セミナー「2014年台湾冬茶の最前線」に参加してきました。
場所はいつものように経堂の茶泉さんにて、
昨年12月に開かれたものと同じ内容のアンコールセミナーです。

現地での見たこと、聞いたこと、感じたことを忌憚なく話してくださる浦山さんの誠実さが人気のこのセミナー、いつも満席です。
浦山さんにはいつも焙煎の面白さ、大切さを教えていただいています。

今回の飲み比べは鑑定杯を使って、よりわかりやすい内容でした。
山頭気・・台湾茶の産地の特徴となる風味・・も確実につかまえたわけではないけれど、違いはわかった気がします。

お茶を購入するときはどうしても自分の好みかどうかで判断しがちですが、
次の春茶には“山頭気”にも注目して選んでみようかと思います!


浦山さん、茶泉さん、今回も有意義なセミナーをありがとうございました!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新講座@セブンカルチャークラブ亀有

2015-01-24 | 自己紹介など
アリオ亀有2Fのセブンカルチャークラブ亀有で担当しております中国茶講座、
来月から新規開講されます。

毎月第4金曜日の13:00~15:00、2月から7月まで計6回の講座です。

昨日体験講座は終わったのですが、開講にはあと1名さまのお申し込みが必要で・・・。
検討中の方も数名いらっしゃるので、微妙なところです。

新講座では3~4種の中国茶・台湾茶を飲みながら、基本的な種類や製法、歴史などを学び、美味しい淹れ方をマスターします。
春は新茶の季節ですので、フレッシュな緑茶や烏龍茶も楽しみましょう。

円安に加え茶葉代高騰の折、この春からは自宅サロンの講座レッスン費用改訂も検討中ですので
据え置き価格のカルチャー講座はお得だと思います。

サロンは敷居が高くてもカルチャースクールは通いやすい、という方もいらっしゃると思いますので、
私自身もカルチャー講座は大切にしていきたいと考えます。

この機会にお近くの方は是非ご参加ご検討ください!

受講費等詳細はこちら→をご参照ください。


開講が決定しました。
お申し込みは引き続き受付中です。
よろしくお願いいたします。
(2月13日追記)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

木のぬくもり

2015-01-18 | 茶道具
中国茶の茶席を作るようになってから、物の素材や成り立ちに目が向くようになりました。

例えばひとつの茶碗をとってみても、
以前は姿形の美しさや手に持った感じだけをみていたのが
どこの土で作られ、どう成形され、どう焼かれたのかまでに思いを馳せるようになりました。
そして、どんな人が作ったのか、まで。

中国茶を愛好する人が行き着くところはまず古玩(骨董)でしょうか。
先人の知恵と物語をまとった古玩は人を惹きつけてやみません。
しかしながら、古玩は数も限りあり、真贋のほどの判定も難しい。

そこで数年前から注目されだしたのが日本の作家ものです。
台北、北京、上海などでは陶磁器のみならず、木工、ガラスなどの展覧会も増えてきました。


先日工房を訪問させていただいた羽生野亜さんもそんな注目株の作家さんのお一人です。

私が羽生さんの作品を知ったのは一昨年のエコ茶会でヒロエさんと組んだとき。
ヒロエさんが急須と茶杯を置く台としてこれを使いたい、と言って見せてくれたのが羽生さんの作ったプレートと茶台でした。

その後、柏の萬器に行った時にお店の棚やテーブルなどインテリアが全て羽生さんが作ったものだと知り、
木とスチールを使い、スタイリッシュだけれどどこかぬくもりのある素材とデザインのマッチングにとても興味を持ちました。

羽生さんの作品は自然の木の風合いを生かした仕上げで、
上に陶磁器、ガラス、金属、どんな素材のものを載せてもしっくりときます。
デザインから出発している方なので、立体的な発想も豊かで、
木とスチールを合わせた花台なども素敵です。

工房には羽生さんのファンであるヒロエさんと一緒に訪問。
中国茶の話を中心に、昨年の北京での展覧会のお話なども伺い、
作業場も見せていただいて、楽しく刺激的な時間を過ごさせていただきました。

今年も各地で展覧会が予定されているとのこと。
まずは5月の東京・桃居での個展が楽しみです。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

茶の余韻 

2015-01-11 | 茶話
お茶を選ぶとき、
華やかな香り立ちよりも
奥にある滋味の豊かさや後味の印象に重きを置いています。

特に岩茶、鉄観音、単そう、高山烏龍茶などは余韻が大切だと思うのです。
俗に言う岩韻、音韻、山韻でしょうか。

先日の教室ではそんな余韻について語り合いました。
茶の余韻を確かめながら。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新年快樂!

2015-01-01 | 自己紹介など
謹んで新年のお慶びを申し上げます。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


今年は飛躍の年にしたいと思っています。
2015年、ワクワクすることがたくさん待っていそうな気がします!

皆さまにとっても素敵な一年でありますように。



今年最初のお茶は正山小種2014年。
中国国際茶文化研究会の張莉穎老師推薦茶です。
中国茶指導・老師」日本事務局が手配してくださいました。

軽めのスモーキーフレーバーが口当たりよく、すっきりとしています。
五煎いれても落ちない実力。
何のお菓子と合わせようかと想像を巡らせたくなります。
1月の教室ではこのお茶を最後にお出しするといたしましょう。




コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする