神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

ブログへのご訪問ありがとうございます


千葉県松戸市にて中国茶教室「Salon de Leecha 麗茶」を主宰しています

教室内容、お問い合わせはHPをご参照ください

Instagramにて教室風景やお茶のある風景を随時UPしています
よろしければフォローをお願いいたします!

★Facebookページ「中国茶・台湾茶ファンの集い」を作りました
Facebookのアカウントをお持ちの方、いいね!を押して、情報をシェアしてください♪

★サロンへのお問い合わせ、お申し込みのメールには一両日中に必ずお返事を差し上げています
こちらからの返信が届いていない場合は、お手数ですが再度メールをお送りくださいますようお願い申し上げます

★ブログランキングに参加しています
よろしければ、一日ワンクリックお願いいたします♪

プーアール茶講習会#3

2011-09-30 | 黒茶(中国茶)
7月から始まった茶壷天堂の菜津子さんのプーアール茶講習会、
8月、9月と終って、6回のうち半分が終了しました。

前回は主に熟茶の製法についてお話を伺い、いろいろな熟茶を飲ませていただきました。
80年代、90年代の半生熟茶の磚茶がとっても美味しかったー。

今回は雲南省の主要生産地、茶樹の等級、茶葉の等級について。
茶葉の等級≒葉の大小の違いによる味の違いを実際に飲み比べてみたり。

私は7~9等級など等級の大きい、
つまり大きい葉を使っている茶餅のほうが好きだと思っていたけれど、
熟成させるにはやはり1~4等級の等級の小さい、
芽や小さい葉を使っている茶餅のほうがいいようです。
10年経つと明らかに差が出てくるし、
20年以上置いた時に名茶と呼ばれるのは等級が小さいタイプかな、と。

作られてあまり年数が経っていない茶餅の場合は等級が大きいほうが飲みやすいんですけどね。

プーアール茶の将来を予測するのは本当に難しい!
どんなプーアール茶が熟成させたら化けるのか、やっぱり全然わかりません。
私には青田買いは無理そうだ(笑)。
今飲みやすい茶餅や既に美味しくなっている(リーズナブルな)茶餅を買うのが妥当でしょうね。

今回最後に飲ませてもらった93年産の7542、とっても美味しかった。
この茶餅は88青餅と名付けられて、かなり値も上がっているようです。
うちにも一枚あるので、楽しみです。
93年は息子の生まれ年なので、成人したら崩して飲み始めようと思ってたんだけど、
何だか勿体ない気もしてきましたよ


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

陳茶会@春風秋月のお知らせ

2011-09-22 | お茶会
グランドプリンスホテル新高輪1Fの「春風秋月」では
隔月でワンコインお茶席や茶会を開催しています。
今年の4月と8月は私もワンコインお茶席の淹れ手として
お手伝いをさせていただきましたが、
次回10月はちょっとスペシャルな企画となります。

テーマは「中国三大烏龍茶・・・陳茶會」。
福建省武夷山の岩茶、安溪の鉄観音、広東省烏[山東]山の鳳凰単[木叢]。
三種類の茶席を各席30分で回っていただき、計1時間30分のお茶席となります。

***************(以下、春風秋月のHPのイベント告知よりの転載です)

開催日 : 10月30日(日)

場所 : 春風秋月・店内 (グランドプリンスホテル新高輪1階)

料金 : 3,800円(税込)

プログラム : 安渓鉄観音、鳳凰単叢、武夷岩茶の各お茶席(1席あたり30分)を
        1セットでお楽しみ頂ける、Aセットと、Bセットをご用意しております。
        (各お茶席の内容は下記をご覧ください。)

        Aセット:11時30分~13時00分
        Bセット:14時00分~15時30分

ご参加方法 : ご参加をご希望の方は、お電話(03-3473-5638)、またはご予約フォームにてご予約ください。

定員 : 12名 (1席につき4名様まで)

※先着順となっておりますので、お早目にご予約下さい。
※鳳凰単叢のお茶席は、セットによって内容が異なりますのでご注意ください。

****************


企画発案はこのブログでも度々登場する‘茶農さん'こと、徳田志保さん
今回は徳田さんが淹れ手として参加。
武夷岩茶の希少な陳年茶を昔ながらのシンプルなスタイルでお淹れします。

徳田さんは台北の私の知り合いが
会った時に最初は北京から来た人だと思った、と言うほど中国語に堪能で、
中国茶事情にも精通しているスーパーウーマン。
中国各地の茶産地を回ってきた徳田さんのお話とお茶を是非楽しんでください。


安溪鉄観音の茶席を担当するのは店主の高欲生さん
前代店主アンディ氏がプロデュースした焙煎鉄観音をお出しします。
当時の春風秋月でも看板茶として人気だった鉄観音、
いい具合に熟成された美味しさを現代・香港スタイルで味わってください。


そして私がお出しするのは鳳凰単[木叢]。
徳田さんプロデュースの烏[山東]山の高級茶です。
11:30開始のA席では06年と08年ものの蜜蘭香の飲み比べを行います。
14:00開始のB席では八仙単叢(07年)と老叢水仙(08年)の飲み比べをいたします。
潮州製の蓋碗セットを使い、現代潮州スタイルでお淹れします。
当日店内では蓋碗と茶葉も販売しますので、ご興味ある方は是非ご参加ください。

皆さまのご参加をお待ちしております!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中秋の茶会 その3 お菓子編

2011-09-18 | お茶会
毎回お茶請けもいろいろ悩むのですが、
今回は中秋節ですし、やっぱりこれしかありません。

月餅!

用意したのは三種類。

横浜中華街で購入したのが二種類。
「聚楽」の季節限定・塩卵入り蓮餡月餅(トップ写真・左下)。
「重慶飯店」の一番人気、黒胡麻餡月餅(トップ写真・上)。

もう一種類の変り種は雲南省の宣威火腿月餅(トップ写真・右下)。
雲南省宣威市特製のハムを甘く味付けし、揚げパンのような生地でくるんでいます。
現地直送のものを、茶農さんからいただきました。

上記三種類を少しずつ切り分けて、六安茶と一緒に召し上がっていただきました。


その他のお茶請けは、
南青山ではドライマンゴー、ごぼうチップ、
そして自家製の和風ポルボロン。
ポルボロンは口溶けするスペインのお菓子ですが、
お茶に合わせるため、きな粉と和三盆を使って香ばしく焼き上げました。

茶会に参加してくれた友人のkemiちゃんからは
水戸の「ルブラン」の季節限定マロンロールケーキの差し入れもあり、
充実したデザートタイムとなりました。




松戸サロンではドライマンゴー、ドライなつめ、うにせん、
そして同じく自家製ポルボロンをお出ししました。


お茶とお菓子と楽しいおしゃべりで、
皆さまに喜んでいただけていれば嬉しいです。

南青山ではスタッフNさんにたいへんお世話になりました。
いつも本当に感謝しております。

最後になりましたが、残暑厳しい中、お越しいただいた皆さま、ありがとうございました!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中秋の茶会 その2 お茶編

2011-09-18 | お茶会
今回の茶譜、テーマは熟成することで美味しくなるお茶にしました。
9月のこの時期は特にクオリティーシーズン茶もありませんし、
今年の春の新茶は暑い夏を越したばかりなので、
どうせなら置いた方が美味しくなるお茶を選んでみようと思いました。

もう一つの試みとして取り入れたのは、
いつも南青山の茶会に参加してくださる素敵なマダムからいただいた
とびきりのお茶を皆さんにおすそ分けすること。

結果的には日本では購入できない珍しいお茶が揃いました。
3日間とも茶譜は全く同じです。


★茶譜★
冷茶 白牡丹 2010(福建省)
茉莉花茶 2010(福建省)
有機文山包種 竹葉紅心 2011春(台湾)
兄弟単[木叢] 2010(広東省)
六安茶(安徽省)


最初の白牡丹の冷茶は前日の晩から水出ししたもの。
去年香港で購入した青みの強いタイプです。
一年経って甘さが増してきました。
夏にぴったりの爽やかな飲み心地です。



茉莉花茶はお客さまのKさまから以前いただいたものですが、
あまりの美味しさに私一人で飲むのは勿体無いので、
皆さんと一緒に味わうことにしました。
ご主人が北京出張の際に贈答されたものだそうです。
北京の「呉裕泰茶業」は1887年創業の老舗。
上等の緑茶にジャスミンを丁寧に香り付けした茶葉は、
上品な香りと高貴な味わいで、伝統の威厳を感じさせます。

文山包種は竹葉紅心種という、
今ではほとんど栽培されていない台湾の固有の品種を使っています。
青心烏龍種を使った一般的なものに比べ、深い味わいがあります。
このお茶も置くことでどんどん美味しくなっていきます。
台北の小Y老師が扱うお茶で、私の最近のお気に入りです。

兄弟単ソウは茶農さんプロデュースの鳳凰単ソウの中でも特にハイ・グレードの品種。
去年の夏、荒茶の試飲の段階で一目惚れならぬ、一口惚れで購入を決めました。
12月に仕上がり、10ヶ月近くを経て飲み頃を迎えたところでサロンでは初めてのお披露目です。
複雑で微妙な味わいと香りがありますが、
バランスのよさが醸し出す上品さは驚きです。
飲む人を寡黙にしてしまう力があります。



ラストの六安茶はお客さまのOさまからいただいた貴重な籠入りです。
いつ、どこで作られたのかははっきりわかりませんが、
シンガポールの茶荘で扱っているものだそうです。
黒茶特有の香りはあるものの、プーアール茶よりもすっきりと飲みやすく
月餅とも相性がいいお茶です。


※ トップ写真はテーブルを飾るフラワーアレンジメント。
  今回もアトリエ オルタンシアさんにお願いしました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

中秋の茶会 その1

2011-09-16 | お茶会
9月に入っても残暑が続いておりますが、暦の上ではもう秋。
スーパーの食品売り場でも秋の味覚がズラリと並び始めました。
(怖い!食欲の秋!!)
夏の間は緑茶や白茶のヘビロテでしたが、
そろそろ深みのあるお茶も恋しくなってきます。

秋の収穫を祝う節句と言えば、農暦8月15日の中秋節。
中国・台湾では月餅を食べ、月を愛でる習慣があります。
今年の中秋節は9月12日。
サロンでも3日間の日程で「中秋の茶会」を開きました。



9月12日はラ・アンジェ南青山にて。
いつもいらしてくださるお客様に、初めてのお客様も交えて
賑やかで楽しい会となりました。



14日と15日は松戸の自宅サロンにて開催。
お馴染みのお客様方とゆったりとした時間を過ごしました。


詳しいお茶の説明とお菓子の紹介はまた続きのブログにて。


※ 茶会にいらしてくださったお客様が記事をブログにUPしてくださいましたので、
  ご紹介させていただきます。

  シアワセのタネ
  ラ・アンジェ南青山のスタッフでもある女優・石井めぐみさんのブログ。ステキな写真、多謝です♪

  Cha-No-Yu China 中国茶と和の粋
  茶塾「香白韻」主宰のうらりんさんのブログ。当日はお茶の説明も補足してくださって助かりました!

  天晴茶龍でお茶しましょ
  天晴茶龍(サロン)主宰の天晴さんのブログ。最近はお茶作りにもハマッていらっしゃいます。

  素敵に暮らそう
  千葉県我孫子市でテーブルコーディネート教室を主宰するyuri先生のブログ。
  今回も素敵なお母さまとご一緒にご参加くださいました。

  想憲美茶
  白衣の天使、ヌーさんのブログ。お仕事と子育てにお忙しい中、ご参加いただきました!

  ステキな記事をありがとうございました♪
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

初めての中国茶体験!

2011-09-09 | 自宅サロン
受験生が家にいる長かった夏休みもやっと終わり、
今週から通常の生活に戻りました。
お弁当作りで5時半起きはツライけど、生活のリズムができていいですね。

9月に入って中国茶のベーシッククラスへのお問い合わせが増え、
久しぶりに自宅サロンが活気を取り戻しています。

東日本大震災から半年が過ぎ、まだまだ被災地復興は時間がかかるとしても
人々の中にはそろそろ新しいことを始めようという意識が少しずつ芽吹いているのかもしれません。

一杯のお茶をゆっくりじっくりといただく・・・
何と贅沢で静寂な時間なのでしょう。

ほんの少しだけ、日ごろの慌しさから離れてホッとする、
そんな時間のお供をさせていただけることを大変嬉しく思います。

中国茶に興味を持って、HPをご覧になった方から
どうやって申し込んだらいいのかわかりにくい、というご指摘もありましたので
こちらでもう一度紹介させていただきます。
HPの記載もそのうち見直そうかと思っています。


現在、当サロンでは特に体験コースは設けておりません。
サロンで中国茶を体験したい方は
ベーシックコースか茶会に申し込んでいただいています。

ベーシックコースはお問い合わせがあった時点でスケジュールを組むという形を取っています。
日時は平日火・水・木曜の10:00〜12:00、13:00〜15:00から自由に選択していただけます。
受講料はプライベートレッスンの場合が3回で8,500円、
2名以上のグループレッスンの場合は3回で7,000円です。
グループレッスンご希望の場合は、
募集をかけて受講生が集まるまでしばらくお時間をいただくことになるかもしれません。
プライベートレッスンであれば、ご都合がつき次第、開始できます。
また、ご希望の日に、ご自由にレッスン日を組むことができます。

茶会は不定期に自宅サロンとラ・アンジェ南青山にて開催しています。
HPやブログで告知し、ご参加を募集しますが、
メーリングリストに登録していただければ一般告知前にメールにて開催をお知らせしています。

サロンが開催する茶会は不定期ですが、
ご希望があれば2名以上のお申し込みで随時開催可能です。
お茶のメニューはご相談に応じます。

場所をご提供いただければ、出張レッスンや出張茶会もOKです。
可能な限りどこへでも伺いますので、お問い合わせください。


次回のベーシックコースは9月27日(火)13:00~15:00に第一回開始です。
お席はございますので、ご興味ある方はメールでお知らせください。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする