神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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★毎年開催しているコラボ茶会、今年のテーマは「三Q物語」、12月8日です
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コラボ茶会『三Q物語』のお知らせ

2018-11-13 | お茶会
今年もうらりんさん上海小町さん私ちょしの三人によるコラボ茶会を開催いたします。

暮れも押し迫った時期になりますが、12月8日(土)に例年通り稲荷町の東京松屋さんで行います。
タイトルは「三Q物語」。9回目の感謝を込めて、皆さまと楽しめる茶会を考えています。
茶葉は三席とも体も心も温まる陳年茶を選びました。
毎回、楽しみにしていらっしゃる方も多い「白茶果工作室」さんをはじめ、
京都「和菓子店 青洋」さんのお菓子とともに三種の茶席を順番に楽しんでいただきます。
福を呼ぶお土産もご用意して、皆さまをお待ち申し上げております!

ご予約方法については下記をご参照ください。

■テーマ:「三Q物語」

■日時:12月8日(土)

第1部 10:30~12:15 (満席御礼)
第2部 14:00~15:45 (残席4)
*各席30分で3席すべてを回って頂きます。第1部・第2部とも同じプログラムです。

■募集人数 各部 15名様まで

■お茶席料: 5,000円(税込)

■場 所:江戸からかみ 東京松屋
〒110-0015 東京都台東区東上野6-1-3 東京松屋UNITY  
TEL(03)3842-3785  
アクセス: JR上野駅 浅草口より 徒歩10分/東京メトロ銀座線・稲荷町駅より 徒歩2分

★お申込み方法★

11月17日(土)午前10時よりメールを先着順にて受け付け開始いたします。
開始日時前のお申込みはお受けできませんので、ご注意ください。

chosi☆goo.jp (☆を@に置き換えてください)宛て、下記項目を明記の上、ご送信ください。

1.参加希望者のお名前(複数でお申し込みの場合は全員フルネームでお願いします)
2.参加希望時間(可能な方は第二希望までお書きください)

お申し込みの方には1週間以内にメールにてお振り込み方法をお知らせいたします。
入金確認を以って、予約確定とさせていただきます。

尚、定員に達した場合はご希望の時間帯にお席をお取りできないこともございます。
あらかじめご了承ください。

どうぞよろしくお願い申し上げます。
皆さまと楽しいお茶のひと時をご一緒できますように。

   (トップ写真:うらりんさん)
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還暦茶会@聴松亭

2018-11-10 | お茶会
京都の「梶古美術」の梶高明氏が講師を務める
「美にふれる」美術鑑賞講座に通い始めて4年目に入りました。
年に10回の講座では茶の湯の器や掛け軸を中心に、本物を見て本物に触れ、
歴史や見どころ、周辺文化についてのお話を聞くことができます。

京都では梶古美術さん主催の茶会やイベントが年に数回あり、
いつも行きたいなーと思いつつ、なかなか時間が取れませんでした。

今回は梶先生の還暦茶会が普段は入ることのできない広沢池の聴松亭で開かれるということで、
同い年の親近感もあって(笑)、参加を決めました。
この講座の紹介者でもあり、いつも一緒に参加しているヒロエさんは残念ながら都合がつかず、
やはり講座で一緒のうらりんさんと二人で行くことに。

もともと10月1日に行くことになっていたのですが、まさかの台風直撃予報。
早々に延期の連絡があり、旅程もリスケして、11月5日に無事参加することができました。



京都駅から車で30分ほど、仁和寺から嵯峨に行く道の中間くらいにある広沢池。
のどかな里山風景が広がります。
広沢池の東岸にある聴松亭はもとは徳川家の茶室であったとか。
梶さんのご同窓のM家の所有であったご縁から会場となりました。



待合からの風景は秋の情緒たっぷり。
もう少したつと紅葉が美しく色づくでしょう。
昔は対岸から船を出してこの茶室に席入りしたそうです。



まずは広間で懐石をいただきました。
同席の方々は梶先生の京都や広島の生徒さん、奥さまの主宰するお店「うつわやあ花音」のお客さま他、
京都の料理屋の大将や女将さんも多く、和気あいあいとした雰囲気でした。

お料理は「菊乃井」の板前さんたちが調理場で作った出来立ての二段弁当。
どれをいただいても美味しい。
特に松茸の豊年碗はお出汁がきいていて、本当に美味でした。碗は魯山人!
写真を撮り忘れましたが、バカラの鉢で出てきた菊乃井の特製濃プリンのとろけるような美味しさと言ったら!



席入りの前に待合でお菓子をいただきます。
聚洸謹製の「萬里横行自在身」という銘で、蟹をかたどっています。

古来中国では、還暦を過ぎたら蟹のように自由に動いて中央の命令は横歩きでかわす、
という願いを込めて蟹のように赤い恰好をしたのだとか。
そこから還暦には赤を身につける習慣ができたのだそうです。
茶席でも蟹の蓋置が使われていました。

待合には熊谷守一の「河童」画。
還暦を過ぎ、これからはもう'屁の河童’と言いながら生きていこう、と言う意味が込められているそうです。

還暦を過ぎたら好きなことをして楽しく暮らす。
梶先生の思いが伝わってくるようです。



いよいよ躙り口から席入り。
茶室の掛け軸は「兩江独釣画賛」、曾我蛇足画で、賛は一休和尚によるもの。

茶席の器もどれも素晴らしいものでした。
主茶碗は野々村仁清の御本茶碗、銘はたつた。
堂々たる風格の美濃伊賀の水指も見どころのひとつでした。


場所もお料理も茶席もすべてが客のために計算されていて、
梶先生ならではの遊び心が効いた一期一会のもてなしでした。
これぞ茶会の醍醐味、京都まで足を運んで本当に良かったと思いました。

梶先生、ご家族の皆さま、スタッフの皆さま、そしてご一緒した皆さま、ありがとうございました。
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『日日是好日』と『好日日記』

2018-11-04 | 茶にまつわる文化・芸術
人生の目標は、いつか「茶人」と呼ばれるようになること・・・と言うことにしている。
この先何年生きられるのかわからないけれど、目標はやはりあった方がいいと思うのだ。

どういう人を「茶人」というのだろうか。
私なりに自分の中で型となるものは存在する。
その型は最初から見えていたわけではない。
これまでの経験に基づいた気付きや、出会った人々からの影響、書物からのヒントなどによって徐々に形ができていった。

そのうちの一冊が森下典子著『日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ (新潮文庫)』であった。

『日日是好日』は映画化され、10月13日に封切られた。
(初日に観賞。感想はブログにUPしました→
そして、公開に合わせて続編の『好日日記―季節のように生きる』が上梓された。

10月の終わりごろ、銀座蔦屋書店で森下先生の出版記念のトークイベントがあり、参加する機会を得た。
映画撮影でのエピソードや『好日日記』を書いた背景についてのお話は本当に楽しく、あっという間に時間が過ぎた。
質疑応答もとても盛り上がり、最後には先生とのツーショット撮影とサイン会があり、ファンにとっては嬉しいイベントであった。

(森下先生には3年前に「麗香茶課」で講座を持っていただいたことがあり、
 その講座の続編もお願いしているが、
 今はまさに引っ張りだこでお忙しくしていらっしゃるので、実現は少し先になりそうだ。)

『好日日記』は森下先生が50代の数年間につけていたお稽古日記がベースとなっており、
それを24節気の小タイトルにまとめたものである。
茶室を出発点として、自然を感じ、季節を味わいながら自分自身を見つめる旅の記録が美しい言葉で綴られている。

ここには私が理想とする「茶人」の姿がある、と思う。
季節の移り変わりを感じながら丁寧にその日を生きる。

「漁夫生涯竹一竿」
森下先生がお好きだとおっしゃった禅語の意味をかみしめている。
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菓子屋ここのつ

2018-10-31 | お茶会
お噂は以前から聞いていて、いつかは行ってみたいと思っていた「菓子屋ここのつ」さん。
ただ、前月に設定される予約開始時間ちょうどに申し込み損ねると
席が埋まってしまうということも聞いていて、
基本的にマメではないので、なかなか伺うチャンスがありませんでした。

それが今月初めの『中国茶のこころ 茶味的麁相』出版記念茶會で
お菓子を作っていただけるというご縁に恵まれ、
夏ごろに打ち合わせのために初めてお会いしました。
その際、銀座の「SHISEIDO THE TABLES」でここのつさんの最中をいただき、
そのオリジナルな美味しさに心を奪われました。
これは是非茶寮にも伺いたいと思い9月に予約を入れ、
昨日念願かなって10月茶寮に参加してきました。

茶寮はまだ昭和の雰囲気が残る浅草地域にあり、
昔は材木置き場だったという一軒家をリノベーションされたもの。

開始時刻に扉が開き、実穂さんのお出迎え。
入ってすぐに大きなテーブルが置かれ、
正面のカウンターの向こうはオープンキッチン。
全体的に黒を基調に、調度品も気に入ったものしか置かない、と言う雰囲気で
凛とした空気が流れています。

茶寮で使っているという水をまずは飲ませていただき、
すはまからお菓子が始まりました。
お菓子は6種ほど、お茶は煎茶と発酵茶を中心に何種かいただきました。

私が一番気に入ったお菓子は熊本の美玖里という品種の栗を使い国産のライスペーパーで包んだ一品。
定番の最中は月によって中身が変わるようですが、今月も素材のハーモニーが絶妙でした。

どのお菓子も和菓子の枠を超えた独創的なもの。
甘過ぎず、その素材の味を最大限に生かすことが考えられています。

実穂さんのお菓子は出版記念茶會でも何種かいただいていますので
その独創性や意外性、そして素材の調和を考えた美味しさは体験済みでした。

今回の茶寮での新しい発見はお菓子のみならずお茶にもとてもこだわっていらっしゃること。
茶葉はもちろん、茶器も吟味され、
そして淹れ方にもとても心を配っていらっしゃることにとても居心地の良さを感じました。

お茶やお菓子の素材についてのお話もふんだんに聞かせていただき、
ある意味、この2時間はここのつ劇場と言いますか、
この日のために実穂さんが作りあげた舞台を
私たちは五感をフル活動させながら味わっているようにも思います。

茶寮に毎月通っているという知人によれば
「今月行くと、来月はどんなものが出てくるのだろう、とまた行きたくなる」とのこと。
なるほど、常連ファンが大勢いらっしゃるというのも納得です。
私もとてもいい刺激をいただきました。

実穂さん、ご一緒した皆様、素敵な時間をありがとうございました!



 (写真提供:溝口実穂氏)

茶寮では撮影不可でしたので、上の写真は出版記念茶會でお出しした栗菓子です。
器は安藤雅信作。


茶寮から浅草橋方面に歩いて10分ほどのところに
実穂さんの夫君がオーナーを務めるアンティークショップ「白日」があり、
帰りに寄らせていただきました。
何だか無国籍でワクワクする!
大正時代のガラス瓶をお持ち帰りしました。
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松下智先生のセミナー

2018-10-30 | 茶にまつわる文化・芸術
10月13日のことになりますが、
紅茶専門店「Pure Tips」さん主催の
松下智先生のセミナー「茶の原産地と文化 アッサム・ダージリンについて」に参加しました。

松下智先生は茶の原産地と茶文化、茶の歴史をフィールドワークで研究されている第一人者。
著書も多く、私も『緑茶の世界―日本茶と中国茶』を読ませていただいています。

茶の原産地のお話は実際に足を運ばれて考察していらっしゃるので、臨場感があります。
少数民族がどのように茶を伝えていったのか、地図を見ながら伺うお話は想像を広げてくれます。

アッサムの原産地については今までの自分の認識を変えるお話を伺うことができました。
やはりインドには一度行ってみたいですねー。

松下先生が世界各地の喫茶風俗や茶産地を調査する過程で蒐集した道具類やお茶は
松下コレクションとして袋井市役所浅羽支所の中の袋井市茶文化資料館に展示されているそうです。

セミナーでは「Pure Tips」さんのダージリン紅茶や「青蛾茶房」さんの中国紅茶も美味しくいただきました。

松下先生、主催の皆さま、ありがとうございました。
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