神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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千葉県松戸市にて中国茶教室「Salon de Leecha 麗茶」を主宰しています

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命の洗濯・・・?

2013-02-24 | 自己紹介など
突然ですが、明日から身体のメンテナンスのため、
サロンを一ヶ月ほどお休みします。
(教室は3月28日から再開予定。)

まあ、多分、節目なんでしょう。
入院期間は一週間ほどですが、
自宅療養を一ヶ月くらい取る予定です。
3月は外出をできる限り避けて家でのんびりしようと思います。

この時期はFoodexもあるし、
楽しそうな茶会も目白押しなので
家でジッとしているのは残念至極なのですが、
この機会に貯まっていた本を読んだり茶葉の整理(笑)をしようかな、と。
この5,6年は公私ともに突っ走ってきた感があるので、ちょっと命の洗濯を・・。

メールもPCも続けますし、ブログもたまに更新する予定です。
春になって暖かくなったらまた活動開始しますので、どうぞよろしくお願いいたします!

(写真は今月最後のお教室、セブンカルチャークラブ亀有にて。)



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昔の器で中国茶會

2013-02-23 | お茶会
2月最後の土曜日、様々な場所で中国茶会が開かれたようですね。
私は旧前田侯爵邸和館で開かれた「昔の器で中国茶會」に行ってきました。

みずたま雑貨店」さんが中国茶用にみたてた器や道具を使い、
谷口ひろみさんが淹れ手です。
昭和5年に建てられた伝統的な茶室で昔の器や道具を使って中国茶をいただくというワクワクするような企画、
とっても楽しみにしていました。

駒場東大前から歩いてすぐ、閑静な住宅地に現れるうっそうとした森は
加賀百万石の当主であった旧前田家の前田利為侯爵駒場邸跡、駒場公園です。
その広い敷地の中にたたずむ洋館と和館、今回の会場はその和館の茶室でした。

和服を着たひろみさんとみずたま雑貨店の宮田さんが迎えてくださいました。

茶室の中には可愛らしい器や道具が並べられています。
骨董というよりは昔の生活道具、使いやすく丈夫で、かつ綺麗で可愛い。
こんな器たちを使ってお茶を淹れるのはさぞかし楽しいでしょう。
ひろみさんのセンスでアレンジされた茶席はとても魅力的でした。



茶譜は少しずつ時代を遡ります。

梅山烏龍茶(2012年冬)
老君山(2009年)
木柵鉄観音茶(1977年)
伍百年茶樹紅茶(2012年)

お茶も器も雰囲気も満喫できました。
素敵なお茶会でした。

ひろみさん、宮田さん、ご一緒した皆さま、ありがとうございました。


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お茶三昧の週末(後編) 橋本忍展とチャイナローズ期間限定イベント 

2013-02-18 | お茶会
長いお茶三昧の一日はまだまだ続きます。

下馬から渋谷経由、表参道に着いて改札を出ようとしたら、2人のお茶友にバッタリ。
まさに私が今行こうとしているイベントに行って来たばかりとのこと、
この日は多くの台湾茶好きが表参道をウロウロしていたみたいです。


まずは青山学院大学西口近くのうつわ謙心さんで開催中の『橋本忍 展』へ。
うつわ謙心さんも橋本忍さんもFB情報で2年前くらいから存じ上げておりますが、
ギャラリーを訪問するのも橋本さんの作品を手に取るのも初めて。
粉引きのお皿を2枚ほど購入しました。

橋本忍さんは台湾茶好きにはかなり人気の作家さんです。
中国製、台湾製の今出来の茶器に飽き足らず、
骨董とはまた違う雰囲気の茶席を作りたい、
そんなニーズに応えた日本の作家さんが増えてきました。
茶道や煎茶道のベースのある日本の陶磁器、
中国茶・台湾茶の茶席に映える現代作家さんの作品は数多くあります。
物によってはオーダーも出来ますし、メンテナンスをお願いできるのも魅力ですね。


その後は表参道のボイジャーで2日間のみ期間限定オープンされている『チャイナローズ』ショップへ(トップ写真)。
チャイナローズさんは去年の「地球にやさしい中国茶交流会」にも初出店し、大人気でした。
台湾を代表するデザイナー、鄭惠中(ヂェン・ホェヂョン)氏と蔣淑娟(ジョシー・チャン)氏の服と小物を販売。
両氏の服は茶席で着る服としても人気で、特にヂェンさんの服は台湾の茶会では定番と言えるもの。
開催中は大勢の茶友が詰めかけたようです。
 
今回は店内でうらりんさんが台湾茶席を披露、
2種類の台湾茶をいただいてわずか1000円というお得さ。
あまりに居心地がいいので、結局閉店時間まで居座ってしまいました(うらりんさん、多謝♪)。

ほしかった色の茶服も買えて、美味しい台湾茶も飲めて、台湾気分を満喫して帰途に着きました。



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お茶三昧の週末(前編) 告茶とyu:yuの岩茶会

2013-02-17 | お茶会
冬が名残の自己主張をしているような木枯らしの吹く週末土曜日、
いろいろなお茶イベントが目白押しでした。


まずは日暮里駅前で開催されていたにっぽりマルシェに出展中の
熊本県芦北のブースにご挨拶。

カジハラ園の告茶とサラたまちゃんドレッシングを購入。

ビル風の舞う中、テントも張れず試飲用のお湯を沸かすこともままならず大変そうでしたが、
カジハラさんのお茶作りを応援している徳田さんもブースをお手伝い。
カジハラさんの釜炒り茶は素晴らしい自然環境で無農薬減肥栽培によって作られています!


さて、次にその足で向かったのは世田谷下馬にある工芸ギャラリー&カフェ すぎた
上海小町さんのPRIVATE TEA SALON yu:yu主催の岩茶会でした。(トップ写真)

毎年一回開かれるyu:yuの岩茶会、岩茶にこだわりのある小町さんならではの企画です。
試飲ブースでは15種類の岩茶を自由にテイスティングできました。
香り豊かなタイプの好きな私は岩中蘭と半天妖がお気に入りでした。

お茶席は二席用意され、
最初の小町さんのお席では百歳香を。
ガツン系の岩茶で目が覚める感じです。

もう一席は香音さんのお席。
2009年の水仙をいただきました。
こちらも正当派の味ですが、年を重ねた分まったりと落ち着いた感じでした。

岩茶三昧の後は表参道へ。
まだまだイベントは続きます。



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自分チョコ

2013-02-14 | 烏龍茶(台湾茶)
バレンタインデーがドキドキワクワクだったのはもう何年前のことでしょう。

毎年とりあえず家人と息子へのプレゼントチョコは買いますが、
それ以外に自分の食べたいチョコを自分用に選ぶのがここ数年のお楽しみ。

一日一粒ずつ、お茶と一緒にいただくのが至福の時であります。

今日はサクラ味のチョコと阿里山伝統烏龍茶を合わせました。

急須は常滑の若手作家、伊藤雅風さんの朱泥急須。
とても丁寧な作りで、これからがますます楽しみな作家さんです。

茶海と茶杯は益子在住の陶芸家、二階堂明弘さんのもの。
角度によって青にも紫にも見える釉薬が魅力。

お気に入りのチョコとお茶を合わせて、それがハマッた時の充実感。
チョコは最高のお茶請けでもあり、お茶は最高のチョコのパートナーでもあります!



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中国茶講座 『鳳凰単叢の現状』@春風秋月

2013-02-10 | お茶会
新年好!
今日は旧暦のお正月ですね。
中華圏では今日が新しい年の始まりです。

旧暦の大晦日にあたる昨日、グランドホテル新高輪プリンス内の「春風秋月」にて
徳田志保さんを講師に迎え中国茶講座 『鳳凰単叢の現状』が開催されました。



第1部は「鳳凰単叢の生産について」をテーマに中国茶の初級~中級者を対象に生産地を取り巻く環境や
スライドを使った単叢の生産状況の説明などを中心に講座が進みました。
後半にはHiroeさんのスイーツと高さんの鳳凰単叢ミルクティーを楽しみながらのティータイムを設け、
参加者同士の交流もしていただきました。



第2部は「鳳凰単叢を通して見えるもの」と題して上級者を対象に、
鳳凰単叢のお話を更に発展させ、中国茶と向き合う時の姿勢、お茶入れの視点など、
具体的なアドバイスがありました。


お一人でお茶の産地を回り、
10年以上に渡って生産現場に立ち合い、
中国国内販路拡大にも携わってきた経験による
徳田さんのとても説得力のあるお話、
受講者の皆さんにはどう響いたでしょうか。

これから先は持ち帰った方がどう消化し栄養としていくか、にかかっている気もします。
私自身も今一度立ち止まって反芻してみたいと思います。


私はお茶入れ役として茶席に立たせていただきました。
潮州茶藝披露、白葉単叢3種の飲み比べの呈茶を行った後、
最後に烏トン産鳳凰単叢(第1部は桂花香2007年、第2部は老叢水仙2011年)をお出ししました。



↑潮州式のこの動作に意外と反応がありました♪


今回は「春風秋月」の店主高さん、スタッフのSさん、Oさんのご尽力があっての講座開催でした。
この場を借りてお礼申し上げます。
(白葉単叢の飲み比べセット、徳田さんプロデュースの100%烏トン産鳳凰単叢各種は
「春風秋月」にて購入可能です)

講師の徳田さん、パティシエールHiroeさん、お疲れ様でした。

そして講座にご参加の皆さま、ありがとうございました。


 ※講座の様子を伝えているブログをご紹介します。

  講師・徳田志保さんのブログ続・茶的空間

  佑子さんのブログ中国茶 茶々のブログ

  うらりんさんのブログCha-No-Yu China 中国茶と和の粋 

  荷花さんのブログおうち茶館 


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新春茶会2013

2013-02-08 | お茶会
2013年最初の茶会「新春茶会2013」、2日間の日程を終えました。

いつも旧正月前後のこの時期に開催していますが、
毎年参加してくださる方も多く、
私自身も新しい年の始まりを強く意識する茶会です。

今年の設えは基調を青にして、
ランナーには台北で購入した客家布を使いました。

ラ・アンジェ南青山では友人のkemiちゃんが山梨県穴山からいただいてきた花や枝物を
友人のフラワーデザイナー、落合邦子さんが素敵にアレンジしてくれました。



自宅サロンはテーブルが小さいので枝物だけをあしらい、
客家布に合わせて茶器も青磁を中心に配置しました。




茶譜は毎年飲んでいる福壽山烏龍茶はお土産用にして、
ちょっと珍しい名前の原始林烏龍茶を清香のお茶としてお出ししました。
12月の台北旅行で出会ったお茶ですが、
お店で試飲したときはそれほどピンと来なかったのに
帰国してから、特に2月に入って急に美味しくなった気がします。

毎回恒例、どのお茶が一番良かったかの質問では、
南青山では原始林烏龍と紅水烏龍が人気を二分、
自宅サロンでは原始林烏龍と岩茶が票を分け合っていました。


◆茶譜◆

原始林烏龍茶 2012冬 (台湾)

老[木叢] 有機紅水烏龍茶 2012春 (台湾)

鳳凰単[木叢] 玉蘭香 2010 (広東省)

武夷岩茶 正瑞香 2011 (福建省)

※紅包 福壽山烏龍茶 2012冬 (台湾)


◆茶請け◆

栗のおこげせんべい (恵那川上屋)
落雁 野菊 (かぎや政秋)
秀珍茹酥餅 (新純香茶業)
チーズ&レーズンのクラッカー風 (自家製)

  ―以上共通―

アップルタルト (pâtissière Hiroe)友人Hiroeさんのお手製!
生信玄餅 (金精軒) 友人Cさんより頂き物

  ―以上ラ・アンジェ南青山―

きなこのブラウニー (自家製)
夜の梅 (とらや)
ミルクマカロン (清里マチス) 友人Hさんより頂き物

  ―以上自宅サロン―


今回も多くの友人の協力で茶会を開くことができました。
ラ・アンジェ南青山のEriさんにも水屋でたいへんお世話になりました。
この場を借りて御礼申し上げます。

ご参加の皆さま、ありがとうございました!


※ 茶会の様子をレポしてくださったブログをご紹介させていただきます。

  おうち茶館by荷花さん  

  ラ・アンジェ南青山のブログ




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テーブルウェアフェスティバル2013

2013-02-06 | 茶にまつわる文化・芸術
テーブルウェアフェスティバル2013の表彰式・内覧会のチケットをいただいたので
うらりんさんをお誘いして一般公開前日の3日に行ってきました。

午後3時からの大賞他各賞受賞者の表彰式後に入場。
時間的に少し慌ただしく、今回は全会場回れなかったのが心残りですが、
お目当てのブースとテーブルウェア大賞の展示はしっかり見学できました。


cha-bliss」主宰の茶空間コーディネーター鈴木香代さんの作品も!



タイトルは「ゆく河のながれは絶えずして  お茶をたのしむティータイム」だそうです。
静かな水音が聞こえてきそうな爽やかなコーディネートです。




こちらは確か大賞だったような・・・?
「金婚式 ~桜とフレンチのマリアージュ~」というタイトルでした。
これでもか!的なコーディネートが多い中で、
シンプルさと上品さが光る作品でした。




こちらは共同出展した3人の女性が記念撮影をしていたときに通りがかり、
お話しを伺う機会を得た作品。
壁の3枚の絵は本物の星空の写真の上にスワロフスキーのビーズを一つ一つはめ込んだそうです。
愛知県出身のお三方、個人で応募した作品もそれぞれ審査通過しているという強者揃いです。




1月末に訪問した酔月陶苑さんも出展。
小さい紫泥の横手急須や青白磁の後ろ手急須が中国茶によく合いそうです。
私も小さめの紫泥急須を購入しました!


特別企画の「ガラスで愉しむ彩りの食卓」も見所ありました。
耐熱でないと中国茶には使いにくい材質ですが、周辺のアクセントにいいですよね。

著名人によるテーブルセッティングはお馴染みの黒柳徹子さんの出展がなく、ちょっと寂しい気もしましたが、
今田美奈子先生のアンティークコレクションが素晴らしかったです(トップ写真右下)。


一年に一度のお楽しみ、テーブルウェアフェスティバル2013は東京ドームにて11日(月)まで開催です。



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日本所蔵の中国の至宝

2013-02-02 | 茶にまつわる文化・芸術
混まないうちに、と始まって間もない展覧会を二件、鑑賞してきました。

まずは東京国立博物館にて開催中の「王羲之展」。
平成25年3月3日まで。

真筆が全く残っていないとされる王羲之ですが、
日本国内に現存する王羲之の模本の名品を一堂に会した展示です。



中国書道の歴史をざっとおさらいできますし、
館内各所に掲げられる王羲之の伝説を読むのも面白いです。


次は静嘉堂文庫美術館で開催中の「曜変・油滴天目 -茶道具名品展-」。
平成25年3月24日まで。



世界に残る曜変天目茶碗はたった3碗、全て日本にあります。
その中でも最も鮮やかな稲葉天目は三菱財閥四代目総帥岩崎小彌太の所蔵となり
静嘉堂の茶道具コレクションの筆頭品目となっています。

数年に一度一般公開されるそうですが、私は初めて実物を目の当たりにし、とても感動しました。
完璧な造形美、思ったより小ぶりな碗の中に無限の宇宙が広がっているようです。
しばし呆然とたたずみ、引き込まれるような感覚に捕らわれました。

他にも名品が揃っており、
大名物の茶入、
南宋の禅僧、虚堂智愚の墨跡や
展覧会開期後半の展示となる牧谿の羅漢図など、
見所満載です。

戦国数寄者を描いた漫画「へうげもの」ファンは特に楽しめる展示だと思います!



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