神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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癒しのフレーバード・ティー

2006-10-28 | 紅茶(中国茶)
今日は午前中から買い物に出かけて歩き通しだったので、
帰ってきたら足が棒のようになっていた。

何だか無性にラプサン・スーチョンが飲みたくなって、
買ってきたばかりのローゼンダールのグラスに注ぎ込む。

茶葉はちるさんからのいただき物(多謝!)。
「ディンブラ」の正山小種 龍眼香。

ちるさんは以前は正山小種が苦手だったけれど、最近は克服できたそうだ
私はもともと好きなんだけど、今日みたいに疲れている日はスモーキーなフレーバーが特に心地よい。
期待通りのお茶を飲めた時はついついブログに書きたくなっちゃうんだよね
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個人的な領域

2006-10-26 | 茶にまつわる文化・芸術
本日のお茶はヌワラエリア(2006年F/F)。
anomaさんで購入したものが一回分残っていました。
少し香りは飛んでしまったけれど、まだまだパワーは健在。

最近やっとまとまった時間ができたので、
ボチボチと家の中の整理をしています。
息子の受験が終るまでは仕方ないさ、と自分で自分に言い訳してたのが
さすがに理由にならなくなったので。

いらない本や着られなくなった服をリサイクルに出し、
(息子は背が伸びたから。私はウェスト周りがきつくなったから。トホホ)
いよいよ中国茶のお道具類と茶葉の整理に入りました。

今年の初めまで息子の勉強部屋兼用になっていた台所のすぐ隣の和室は完璧に私のくつろぎスペースに。
いつでも中国茶を楽しめるよう養壷中の茶壷なども置いています。


それとは別に、リビングルームの備え付けの棚の一角に中国茶器を並べて、
お客様用にディスプレイできるようにしました。


これでお客さまのもてなし&家族のくつろぎ空間と、自分だけでまったり楽しむティータイム空間が区別できるようになりました。

疲れたので、お茶を飲みながら雑誌をパラパラめくっています。
折りしも本日発売の『Esquire 12月号』はテーマが「お茶の快楽」。
男性雑誌ですし、コンセプトは余裕のでてきた年齢の男性が一人で楽しむ一服のお茶、ということなんでしょうか。
『家庭画報』や『婦人画報』のように垂涎の茶器が出ているわけでもないし、
目新しい情報も別にあるわけでもないんですが、
雑誌では久々のお茶特集と言うことで、
購入された方も多いのでは。

Esquire (エスクァイア) 日本版 2006年 12月号 [雑誌]
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中茶牌簡体字鉄餅プーアル茶

2006-10-21 | 黒茶(中国茶)
プーアール茶.comから届いた10月のお試し茶です。

包装紙に書いてある「中国土産畜産進出口公司雲南省分公司」という社名が
簡体字になっているのが特徴のようです。
陳期は30年ほど。

黒茶のことならここ、とお茶好きの間で有名なサイト
中国茶研究所「西双版納」にもこの鉄餅のことは載っていて、
生茶ではあるが湿倉に保管されていた、と書かれています。
それを以前読んでいたので、このお茶がお試しで届くのをとても楽しみにしていました。
湿倉育ちと言われているお茶の味にも興味があったので。

茶葉の表面に浮き出ている白露や、
今まで飲んだ30年物の生茶に比べると水色が濃いことなどから
熟成が進んでいそうな感じがします。

ちょっと苦味はありますけど、とても美味しいです。
プーアール茶.comのサイトの紹介文にある梅香も感じます。
淹れ方はいろいろ試しましたが、蓋碗で淹れるのが一番美味しかったです。

美味しいけれど、残念ながら入荷が少なく、お試し茶分しかないそうです。
同じような状態のいい物はなかなか手に入らないでしょうし、
本当に一期一会のお茶なんですね。
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岩茶房

2006-10-19 | 茶館・レストラン・専門店
新しくなった岩茶房に行ってきました。
(急にお付き合いいただいたちるさん、多謝!)

以前の場所よりも行きやすくなって、ここならふと空いた時間に寄ることができそう。

お店の雰囲気も明るくなり、日本的な作りが心地いいです。
窓際の席はまったりとお茶をいただくには最高。
ただ、西日が差すので真夏は暑いかも?

今日は初めて飲む梅占をチョイス。
ちょっとスパイシーな味わいが口の中をすっきりさせてくれます。

従来どおりお茶菓子も美味しくって、
満足感と満腹感でシアワセ一杯にお店を後にしました。
素敵なアフタヌーンティーとなりました。
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与茶相伴 健康一生

2006-10-17 | 茶話
今日はちょっと嬉しいお知らせがメールで届いた。
8月に日本中国茶協会主催の茶藝師養成講座を受講したのだけれど、その結果がやっと来たのだ。

中級合格。バンザイ!
初級は持っていなかったけれど、遊茶さんの中国茶専科茶藝編と言う講座を以前受けたことがあって、
そのディプロマを持っていると中級受験資格があるということだった。

実を言うと茶藝師と言う資格自体には今までそれほど興味はなかった。
インストラクターコースの授業の中で先生に「茶藝」全般についてのレクチャーをしてみなさい、と言う宿題を与えられて頭を悩ませていたところ、
タイミングよく遊茶さんから今回の茶藝師養成講座のお知らせをいただいて、
きっと得るものがあるだろうし、これも何かの縁だと意を決して申し込んだのだった。

受けてみてそのハードさにまずびっくり。
朝10時から夕方6時まで一日中講義を受けるなんて、
学生時代でも無かったかも。
覚えることもたくさんあって、6日間は本当に必死だった。
楽しみといえば他の受講者の方々とおしゃべりしながらのランチ。
家に帰ると疲れきっているんだけど、実技の復習もしなくちゃいけないし、
本当、大変だった。
(やっぱりこのスケジュールはハードだということなのか、
次の養成講座からは週一回、3~4ヶ月かけて受講するという日程が組まれるらしい)

でも振り返ってみると、得るところは予想以上に大きかったと思う。
私にとって何よりもよかったのは、ほとんど全て中国語での授業だったこと。
中国茶に関する中国語を耳から入れることができたのはとても勉強になった。
逐次に通訳の方が訳してくれるので、わからない言葉をすぐに整理できるのも助かった。

そして、実技の先生の所作の美しさを目の当たりにできたこと。
茶藝についてはいろいろな意見があるかもしれないが、
美しい所作で淹れるお茶はやはりそれだけでも価値があるんである。
私もあんな風に凛とした中にも優雅にお茶を淹れることができたら、と思う。

その上この経験は最初の目的だったイントラコースのプレゼンでも大いに役立った。
一石二鳥ならぬ、一石三鳥くらいの効果があったわけだ。

オマケに中国に住むことになったら
(私は天涯孤独になったら中国か台湾に行こうと思ってる)
茶館で働けるじゃないか。
何だか、すごくお得な資格に思えてきた


付記:タイトルは実技の霍先生にいただいたサインに添えられた言葉である。
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千両茶

2006-10-14 | 黒茶(中国茶)
久々にXiangLe中国茶サロンの「おいしい中国茶を飲む」コースに顔を出させてもらいました。
やっぱり淹れていただいたお茶は美味しいなぁ。極楽、極楽。

茶譜のラストを飾ったのがこれ。
千両茶 50年陳年。
50年ものですよー。さすがに私はまだ生まれてません(笑)。

湖南省安化で作られ、直径20~30センチくらい、長さ150~160センチの円柱形をしています。
陳年物が出回った時に多くが台湾に運ばれたようで、台北の茶館やお茶屋さんに行くとディスプレイされているのをよく見かけます。

千両茶は重さが千両(36kgほど)あると言うことから付けられた俗称で、花巻茶、花磚茶と言われます。
昔は家畜に運搬させるのに便利な形だったわけですが、輸送事情も変わってきて、大き過ぎて扱いにくいこともあり、1958年ごろからレンガ型で生産されるようになったとか。
懐古趣味からか最近はまた大きいものが作られているようです。

味のほうはと言いますと、何とも不思議なまるで漢方薬のような風味があります。
のど越しはよく、後味の甘さはびっくりするほど。
体の隅々まで浸透するような感覚。ポカポカとしてきます。

見た目はまるで朽ちた木の断片。
千両茶一本購入したら、一生分飲めそうですね。
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新的開始

2006-10-14 | 自己紹介など
先月、何とかイントラコースを修了。
晴れて証書をいただくことができました。

この半年間、本を読み漁り、お茶を飲みまくり、
夏バテも重なって危うく体調も崩しかけたけれど、何とか乗り切りました。

かなりハードでしたが、それだけに得るものも大きかった気がします。
何よりもひとつのことを「探求する」楽しさを堪能できたことがよかった。
そして、その楽しさをどうやって人に伝えることができるか、
どうやって共有できるのか、ということのとっかかりをつかむことができました。

これはあくまでも一つの通過点ですが、
新しいスタートを切るきっかけにできればと思っています。
まだまだこれからですね!
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緑茶?黒茶?

2006-10-09 | 黒茶(中国茶)
中国茶をちょっとかじるようになると、まず知識として学ぶのが「六大茶類」と言う言葉ではないだろうか。
私がこの言葉を初めて知ったのは日本華泰茶荘さんの初級講習会を受講した時だったと思う。
色で分ける、というのが結構新鮮に感じたし、
それまで烏龍茶と自分が呼んでいたお茶が「青茶」と言うのも何だか不思議だった。
(烏という字は「黒い」という意味も含んでいるので)

使い始めるとなかなかこれが便利。
なにしろ中国茶の種類は多すぎる上、紛らわしい名前もたくさんあって、
同じ種類の茶樹で同じ製法で作るお茶でも村が変わると名前まで変わってしまったりする。
頭の中で整理するには6つくらいで分けるのは適当かもしれない。

台湾では以前は「全発酵茶」「不発酵茶」「部分発酵茶」という分け方をしていたようであるが、
大陸との交流が盛んになり、いろいろな種類のお茶が入ってくるようになったこともあってか、
5月に台北の書店でお茶関係の売り場を見たときは六大茶類に関する本がたくさん売られていた。
日本でもこの分類はかなり定着したのではないだろうか。
私自身もブログのカテゴリーをこの分類で分けている。

しかしながら、最近疑問に思うことがある。
この六大茶類の範疇にぴったり収まらない中国茶もままあるのだ。


例えば、この「易武山春尖散茶2006年」。
プーアール茶.comさんからサンプルとして送っていただいたものだが、
今年の春に摘んだばかりの新芽を使った生茶の散茶だ。

これが、なかなかイケる。
グラスに茶葉を少なめにいれて、お湯を注ぐだけ。
少し渋味もあるけれど、ほのかにフルーティな風味があって、
マイブームの雲南緑茶に通じる美味しさがあるのだ。 

いや、待てよ。
このお茶は黒茶なの?緑茶なの?
製法としては晒青緑茶(殺青、揉捻のあと、天日により乾燥する製法)だろうから、緑茶になるのだろうか?
これを倉庫で熟成させ、微生物発酵が行われれば黒茶になる?

「渥堆」という工程を経て微生物発酵させたものが「黒茶」の製法としての条件であるなら、
プーアル茶の生茶、青餅などは厳密には「黒茶」とは言えないのであろうか?
年月を経て、後発酵したものは「黒茶」と見なされるのであろうか?

最近は雲南で作られている若い生茶をあまり寝かせずに飲むのも人気があると聞く。
中国の識者の中でもそれらを「緑茶」で分類している人もいるらしい。

美味しく飲めれば分類なんでどうでもいい、と思うけれど
茶藝師やインストラクターの授業を受けているとやっぱり疑問は沸いてくる。

六大茶類の理論が生まれたのは1970年代後期。
まだ30年弱の歴史しかないわけだ。
それに対してお茶には何千年もの歴史があって、その形態も多くの変遷があり、これからも変わっていくだろう。
30年もしたら、また違った分類も生まれているかもしれない、なんて思う。

とりあえず、黒茶について知りたいならこの本がオススメ。
中国黒茶のすべて―微生物発酵茶
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月を愛でる

2006-10-07 | 烏龍茶(中国茶)
昨日は嵐のようなお天気で、せっかくの「中秋の名月」も全くお目にかかれず。
今日は打って変わったような秋晴れ。
一日遅れの名月を楽しむといたしましょうか。
カメラの性能がいまいちなので小さく写っちゃってますが、
肉眼で見る月はウサギさんの姿もくっきりとしてまん丸で大きい。

お茶は先週開けた岩茶の白瑞香。
新茶で焙煎も軽めのせいか、やっぱり蓋碗で入れたほうが美味しい。
何だかねえ、体の奥に染み入るような感じがするのよねえ。
岩茶は不思議。

お月見団子は昨日食べちゃったので、
「山本モナ」のスキャンダルで思い出したわけじゃないけど、
今日は近場で最中を買ってきた。
息子は皮とアンコが別々になった手作りタイプが好きなので、
それを買ってみたんだけど、アンコがうまく形になるようにと寒天で固めているのがちょっと・・でした。
すごーく美味しい最中が食べたくなってしまったわ。

ところで旧暦八月十五日って、必ず仏滅に当たるんですってね。
中秋の名月を愛でながらウェディング・・ってのは、巷ではあまりないのかもね。
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