神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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月下美人!?

2007-02-25 | 紅茶(中国以外の地域)
先日ともっっちさんにいただいた紅茶を早速いれました

えいこく屋さんのキャッスルトン・ムーンライトDJ-228。
箱の数字からすると、セカンド・フラッシュでしょうか。
そういえば、2006年のキャッスルトンはLeafullでファースト・フラッシュのムーンライトを購入しましたが、
セカンド・フラッシュは飲まずじまいでした。

F/Sのムーンライトは淡く上品な美味しさでしたが、
こちらのS/Fはそれに華やかさが加わっています。
お菓子やお茶請けは何もいらない、これだけゆったりと味わいたい、
他のものを寄せ付けないような美味しさです。

茶葉はまるで東方美人のように色鮮やか。
月明かりの下で摘まれるというこのムーンライト、言うなれば、月下美人?


余談ですが、台北に留学していた時、普通のご家族の一室を間借りしてました。
ある晩、大家さんの奥さんに呼ばれ、部屋から出て行くと、
リビングに置いてあった月下美人が咲きかけていました。
待つこと数分。
その大輪の花が開くのを目の当たりにした時の感動は今でも覚えています。

ムーンライトを飲みながら、そんな昔の思い出を懐かしんでしまいました。
コメント (4)
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景徳鎮展@茨城県陶芸美術館

2007-02-23 | 茶にまつわる文化・芸術
茨城県陶芸美術館で開催されている「景徳鎮千年展」にともっっちさんのお誘いを受けて行ってきました。

内容は第一部が北宋時代~清代までの官窯作品、第二部は1975年に当時の最高指導者毛沢東のために作られたと言う生活器が展示されています。

第一部はまだ行ったことのない台北の鴻禧美術館からの出展がほとんどだったので、初めて目にする作品も多く、とても楽しめました。

この展示の目玉は何と言っても第二部の毛沢東の器で、全てが個人所有で、日本では初公開だそうです。
透けるようなツヤのある美しい白磁にピンクの可愛い梅や桃が描いてあり、蓋付きマグカップや醤油差しなど、どれもとても身近な生活器です。


JR常磐線友部駅からこんな可愛い無料の周遊バスに揺られ、20分ほどで笠間芸術の森公園に到着。
陶芸美術館はこの公園内にあり、広々とした敷地内には笠間焼き陶芸作品の展示販売、陶芸体験のできる工房など他にも施設がたくさんあります。

ちょっと遠出になりましたが、とても楽しい一日となりました。
誘ってくださったともっっちさんに感謝!です

【追加情報】
「景徳鎮千年展」は東京・渋谷区立松濤美術館でも2007年7月31日~9月17日の予定で開催されるそうです。
また行っちゃおうかな♪
(3月24日記)
コメント (8)
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懐かしい香り

2007-02-16 | その他のお茶
先日友人と水天宮~人形町に行った帰りに
甘酒横丁にある「果山フルーツギャラリー」で生ジュースを飲んで店を出ると、懐かしい焙煎香が当たり一面に。
見れば道を隔てた向かいにお茶屋さんが。

誘われるようにその店に入ると、ニコニコした女将さんがほうじ茶を淹れてくれた。
香ばしくて甘くて、それでいて元の緑茶の風味も残っている。
まさしく小さい頃に慣れ親しんだほうじ茶の味。
東京の下町の味って言うのかなあ。

私も育ちが谷中から白山にあがっていくあたりの下町なせいか、こういう味がすごく懐かしい。
京都のほうじ茶や雁がねほうじ茶も美味しいんだけど、やっぱり私のルーツはこっちだな。
小さい頃、茶柱が立つと飛び上がるくらい嬉しかった。
これは茎ほうじ茶では味わえない感覚だよね。

森乃園」の特上ほうじ茶。
定番になりそうです。

お茶請けは、重盛永信堂の人形焼。
(さすがに甘いので写真では二個写ってるけど、食べたのは一個です。)
コメント (2)
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“見立て”の文化

2007-02-10 | 茶にまつわる文化・芸術
テーブルアーティスト、阪口恵子氏のお話を伺ってきました。
テーブルコーディネートのポイントや食卓の楽しみ方のヒントを教えていただき、有意義なレクチャーでした。

その中で印象に残った言葉が「見立てる」ということ。

この言葉は、「物を本来のあるべき姿ではなく、別の物として見る」という物の見方で、もとは漢詩や和歌の技法からきた文芸の用語らしいです。
茶道の世界では本来は茶の湯の道具でなかったものを、茶の湯の道具として用いることに使います。

この「見立て」を阪口先生はテーブルコーディネートでよく使うそうです。
コップを花瓶として使ったり、金魚鉢をワインクーラーにしたり、などなど。

代用する、と言うよりも見立てる、という言葉を使ったほうが
柔軟な発想から創意工夫されたと言うニュアンスがあってセンスを感じます。

美しい日本語ですよねえ。

中国茶の世界でも“見立て”と言うのは古くから行われてきたようです。
(中国語で適切な訳語が思いつきません。
敢えて意味どおりに訳すなら「把~比作~」でしょうか)

茶壷ももとは墨をする時の水差しだったという説がありますし、
蓋碗も茶葉を入れてそのまま飲む道具であったのが、
急須のかわりとしても用いられるようになりました。
お酒の杯を茶杯として使っている方も多いのではないでしょうか。

中国茶の道具を揃えるのはなかなか楽しいもの。
でも、無理をして一式揃えずとも、身近な道具を「見立てる」ことは可能です。
そんな「見立て」にもその人の好みが見えて、なかなか面白いものです。
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第二次マサラティー(マイ)ブーム

2007-02-04 | 紅茶(中国以外の地域)
15年ほど前に、一時期マサラティーにハマっていたことがある。
その時はかなり日常的に飲んでいたので、手軽に作るために
茶葉とスパイスがセットになったものをデパ地下のインドカレー専門店で買っていた。

最近またマサラティーのマイブームがやってきて、時々無性に飲みたくなる。

今は家にちょうどあったアッサムのCTCの茶葉を使って適当にスパイスを入れて作っている。
(レシピを検索すると、セイロン茶を使うのがいいと言う説もあり)

入れているのはシナモン、カルダモン、ジンジャー、クローブ。
カルダモン、シナモン多目で、牛乳はノンホモ低音殺菌を水の二倍の量、砂糖無しで飲むのが私流。

これを飲むとお腹がほっこり落ち着く感じがするんだなあ。

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紅茶を使ったお菓子

2007-02-01 | 紅茶(中国以外の地域)
紅茶教室で紅茶を使ったお菓子の実習をしてきました。
これは「紅茶のチョコレートケーキ」。
ココア味のスポンジを焼いて、ガナッシュを塗ったもの。
ガナッシュの中に紅茶液(これはアッサムを使用)を混ぜています。
スポンジは三段になっていて、下の段にはガナッシュを塗りましたが
上の段にはフランボワーズジャムを塗っていて、これがなかなか合っています。

ホールでお持ち帰りさせてもらえたので、帰って早速冷凍しました。
ええ、もちろんバレンタインに使いまわします(笑)。


「紅茶のマドレーヌ」と「紅茶のスコーン」も作りました。
こちらはアールグレイをパウダー状にしたものを使っています。
マドレーヌは焦がしバターとハチミツ入り。
スコーンはフードプロセッサーを使った作り方を教えていただいて、
なかなかお手軽にできそうです。

試食の時に合わせた紅茶はウバ。
ウバの清涼感がよく合っていました。
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