神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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夏のサロン 第二回

2005-07-26 | 烏龍茶(台湾茶)
今日は台風接近の中、XiangLe中国茶サロンに行ってきました。

今日の茶譜は

三杯香 (浙江省泰順)
梨山甘露 (台湾・台中県)
高山烏龍茶 福壽山 (台湾・台中県)
木柵鉄観音 (台湾・台北市)


三杯香はボディがしっかりしていて渋みもあるのだけれど
クセがなく、日本人にもウケそうなスッキリした味でした。
何だか、すごくフツーに美味しい。
わりとリーズナブルな価格だそうなので、普段飲みにもいい感じ。
5年前くらいから無農薬で作っているそうです。

梨山甘露は、梨山の茶葉で作った緑茶。
日本向けを意識したネーミングですね。
しっかり揉捻してあるので、乾いた茶葉だけ見たら、烏龍茶と間違えそう。
匂いをかぐと、あの青茶独特の香りがしないのであれ?と初めて気付く感じ。
淹れた時も青茶の香りはなく、ふわっと緑茶の香りがします。
美味しいです。さすが、梨山。
でも、梨山甘露と梨山烏龍茶とどっちを買う?と聞かれたら、やっぱり青茶を買うだろうな。

梨山の緑茶のあとに福壽山を飲むと、尚更感じます。
梨山はやっぱり青茶がいいなあ、と。
馥郁たる香り。口の中に広がる旨味。これでしょ、これ。

木柵鉄観音は張老師の今春の作。
冬茶よりも柑橘系の香りがして、力強い味わいに仕上がっています。
茶葉はとても小さいのだけれど、どこにこんなパワーが宿っているのだろう、と思う。
凝縮された美味しさ、とでもいうのでしょうか。

ちるさんのブログでも同じ日のサロンの様子が紹介されています!
コメント (2)
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OZONEで買ったモノ

2005-07-15 | 茶道具
昨日はOZONEから帰ってきたら、戦利品の写真を撮る気力もないくらい
疲れ切っているのに気付きました。
(早く気づけよ!って感じですが)

ので、今日は気を取り直して並べて愛でています~♪


FTCさんのセールで出た魚柄の茶托は以前から欲しいな、と思っていたので即買い!
上に載っている茶杯は以前瑠美さんに譲っていただいた三浦竹泉の作品。
わりとどんなタイプにも合わせやすい茶托だと思います。


この茶杯はFTCさんの新作オリジナルで、5客セットになっています。
手の中にすっぽり収まるサイズ。
お座布団は今回のOZONEで売り切りのサービス。早い者勝ち。
日本茶にも合うかな、と思い購入。


錦園さんで購入した常滑の職人急須 宝生庵。
高資陶苑の磯部輝之氏の作品です。
ろくろ引きによる手作りのため、ひとつとして同じ物はないそうです。
石部さんが今回会場に持ってきた分を全て並べてくださり、
自分の手に合う一品をゆっくり選ばせていただきました。
以前から使いやすい急須がひとつ欲しいと思っていたので大満足。

早速「ふくみどり」を淹れてみました。
前回飲んだときは物足りないなんてブログにも書きましたが、
この急須で淹れるとしっかり深みも出て、それでいてまろやかです。
茶器でこれほど違いが出るとは。
隣に住む義父母は完璧に日本茶党なので、
これからは我が家に食事に来た時も自信を持ってお煎茶を出せます!(笑)
コメント (4)
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OZONE 夏の大茶会2005

2005-07-14 | 茶にまつわる文化・芸術
OZONE 夏の大茶会2005が今日から始まり、早速行ってきました。
今日はそんなに買うまい・・・と思いつつ、「Formosa Tea Connection」のセール品も気になるし、
日本茶茶器もいいのがあったら欲しいし、なんて考えてキャッシュカード持参(笑)。
だいたいちるさんと10時半の開場前からスタンバッていたりするんだから、実は買う気満々だったりして!?

何はともあれ5FのFTCブースへ。
既に人だかりができています
大忙しの瑠美さんは「まだセール品が箱から出せない!」とパニクッていらっしゃる様子だったので、
じゃあとりあえず全フロア回りながらスタンプラリーしますか、と上から順番に降りてみました。
7階6階の作家物の展示品も素敵だったし、
3階のティーミュージアムでもヘレンドのシノワズリシリーズや
オールドノリタケのテーブルウェアは目の保養になりました。
プラチナの茶室もおお!という感じでしたね。

最近くじ運がいいので期待していたスタンプラリーの抽選は、
ちるさんにくじ運を持っていかれました(笑)。
ちるさんはペアカップが当たっていたけど、私は残念賞。
ま、運は天下の回りもの!?よね。

B1Fにはいろいろなショップが出ていて、ちるさん御用達の錦園さんのブースもありました。
今回は常滑蓋碗が販売されるということでこちらも注目。
XiangLe中国茶サロン門下の中国茶インストラクター足利さんもこの蓋碗企画に携わってらっしゃるそうです。
蓋碗も興味あったのですが、錦園代表の石部さんにお話を伺っているうちに、
煎茶用の急須のほうに惹かれ、こちらを購入。
あとで作家の方ともご挨拶できてとても楽しいひと時でした。

そろそろFTCさんのほうも品物が出ているかな、と5階へ。
少しずつ荷をほどいている瑠美さんの横でテンパッている私たちは完全にハイエナだな・・・。
でも、欲しかった茶托をゲット!
そのほかには新作の茶杯5客セットとセール品の茶筒、
期間中のみ販売の「凍頂山1980」「梅峰烏龍茶」の2種類の茶葉を購入。

もう既に予算オーバー・・・
これ以上ねばっていると際限なくお金を使ってしまいそうなので、
打ち止めにすることに(笑)。

帰りがけに日本茶ブースの友人から「絶対オトクよ!」と教えてもらっていた
社団法人京都府茶業会議所の玉露を購入して帰途につきました。
あ~充実感!買い物も満足!
OZONEは初めてだったのだけれど、本当に楽しかったです。
来年はもう少し時間をやりくりしてイベントやセミナーにも参加してみたいですね。
コメント (6)
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夏のサロン 第一回

2005-07-12 | 烏龍茶(中国茶)
XiangLe中国茶サロン、新しいクールの始まりです。
新しい期になったとは言え、メンバーはほとんど固定。
美味しいお茶と先生のお話はもちろん魅力ですが、このメンバーの楽しさも継続の理由のひとつですね。

今回いただいたお茶は

太平猴魁 (安徽省黄山市)
[シ眞]紅 (雲南省鳳慶県)
高山烏龍茶 阿里山 (台湾嘉義県)
安渓鉄観音 荒茶 (福建省安渓)

太平猴魁は蓋碗を使いお湯も高温で淹れてくださったので、
一煎目は思ったよりキリリとした苦味があり後味がスッキリとした
朝一番に相応しい味わいでした。香りもマル。
二煎目以降は太平猴魁らしい旨味と甘さが楽しめました。

[シ眞]紅も蓋碗を使って抽出。
上品でありながら煎がきく力強さ。
私が小さい頃からイメージしていた紅茶らしい香りと味が感じられ、懐かしくなりました。

阿里山烏龍茶はかなり発酵度の低い、青みが強いタイプでした。
旨味が強く、人によっては茶酔いするかも。
(私はこういうタイプも大好き)
煎を重ねるとだんだん優しくなっていきます。
揉捻した茶葉は固く小さいのに、茶底を見ると
大きく、きれいな一芯二葉で茎も立派です。
技術の高さと丁寧な仕事ぶりが伺えます。

安渓鉄観音は今回の一番のヒット。
荒茶の美味しさが存分に味わえました。
茶底を見ると、虫食いがすごくて綺麗な形をした葉はほとんどないのですが、
雑味も全く無く、香りよし、味よしの特級品。
茶葉を見ただけでは美味しさが分からないというタイプの典型かも。
(先生の淹れ方が上手い、というのもあるでしょうねぇ)

今後は武夷岩茶や鳳凰単そうも登場。
夏のクールも青茶好きにはかなり魅力的です。
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廣雲貢餅圓茶60年代

2005-07-06 | 黒茶(中国茶)
プーアール茶.comの7月お試し茶は「廣雲貢餅圓茶60年代」です。

廣雲貢餅というのは雲南省から仕入れた茶葉を広東省で加工したもののことで、主に輸出向けなのだそうです。
60年代、70年代、80年代に生産され、この廣雲貢餅圓茶60年代は最も古いものとのこと。

プーアール茶.comさんの扱う年代物はだいたい美味しいに決まっているのですが
その中でも40年を過ぎた生茶ということで期待大でした。

3gの茶葉を茶壷で。
一煎目、二煎目、想像通りの美味しさです。
大葉種のどっしり感に、独特の香り(これが樟香と呼ばれるものでしょうか)がします。
十分な熟成を経た結果でしょうか、とても口当たりがまろやかです。

六煎目あたりから少しパワーが落ちたような気がするのですが、
思ったよりも煎が効かないのは茎の部分が多いからでしょうか?
とは言え、七煎目以降はソフトでまた違った美味しさが楽しめて、
出涸らしと呼ぶのも憚られるのですが。


さて、プーアール茶.comさんから届くお試しプーアール茶も半年が過ぎました。
毎月貴重で高品質の茶葉を送っていただけて本当に得した気分なんですが、
高価なものの味を知ってしまうのは果たして幸か不幸か?(笑)
順位をつけることなんてできないくらいどれも美味しいお茶でしたが、
今現在、自分の好みでトップを挙げれば「早期紅印春尖散茶」。
ネタにするなら「早期藍印鉄餅50年代」。
普段飲みにしたいのは(ちょっとお高いけど)「7581後期文革磚80年代」。
お試し茶後半も魅力的なラインナップが期待できそうです。
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