神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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秋のサロン 第4回

2005-11-23 | 烏龍茶(中国茶)
XiangLe中国茶サロンの昨日の茶譜は、

茉莉曲毫 (福建省 福州)
高山烏龍茶 阿里山 (台湾 嘉義県)
木柵鉄観音 橘子 (台湾 台北市)
嶺頭単欉 (広東省 饒平県)

今回は香りの勝負とも言うべきラインナップでした。

茉莉曲毫は花を4回吸着(四イン、インの字は穴冠に音)したもの。
先生がサラリといれてくださったせいか、
上品な香りがとても心地よく、朝に相応しい味わいでした。

高山烏龍茶は青さもあるけれど軽焙煎の香ばしさもあり、
後味にかすかに渋みが残るタイプ。
先生は「台湾の人が好きそうな高山烏龍茶だなあ」とおっしゃっていたけれど、
ハイ、台湾でお茶の味を覚えた私にはとっても好みのお茶でした。

橘子鉄観音は張老師の今年の春のお茶。
旧正月あとに冬茶に橘子を吸着させて作るそうです。
煎ごとに少し味にばらつきが出ました。
四煎目くらいから少し落ち着いた感じ。

嶺頭単欉は金木犀のような香りがして、美味しかった!
今年の単欉は当たりが多そうです。
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秋のサロン 振り替え

2005-11-17 | 茶にまつわる文化・芸術
昨日はXiangLe中国茶サロンの振り替えへ。
久しぶりに「茶藝を極める」コースに行ってきました。

時間が余りそうだったら私もお点前させていただくという話だったのですが、
正規メンバー5人が終った時点で既に時間が超過していたので今回はなし。
最近人前でちゃんと茶藝を披露していなくて、実は自信がなかったので内心ホッとしたりして(笑)。

でも皆さんが背筋をピンと伸ばして緊張感のある中でお茶をいれている姿を見て、
ちょっと刺激を受けました。
このところ自分の好きなようにダラダラと(まるで日本酒をとっくりでチビチビやるように)
お茶を飲んでいたので、たまにはシャキッとしなくてはいかんな、と。
お茶って不思議と姿勢やら所作やら心構えやらでいれた後の味が変わるんですよね。

茶藝コースの独特な雰囲気も懐かしくなりました。
失敗もまた勉強になるし、何より美味しく入った時の嬉しさが格別。
近いうちにまた茶藝コースにエントリーしようかしら?
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天字沱茶90年代

2005-11-15 | 黒茶(中国茶)
11月にプーアール茶.comから届いたお試し茶は
「天字沱茶90年代初期 (プーアル茶)」でした。

説明文によれば重発酵の熟茶で濃い目に出したほうが美味しいとのことでしたので、
5g強の茶葉を茶壷で淹れました。

軽く洗茶し、一煎目をいただきます。
最初から黒々とした濃い水色です。
香りはそれほど強くないのですが、少し小豆系の香りがあるかな?
飲んでみるとコクがあり、まるで酸味の少ないコーヒーのような感じ。
ちょっと目から鱗のような味です。

5煎目くらいまで、しっかりとした味を楽しめました。
それ以降はコクが抜けてさっぱりとした感じです。

甘いものと一緒にいただくと合いそうです。
こういう熟茶もあるんだなーと新発見。
自分では多分買わないタイプのお茶なので、お試し会員になってよかったなーと思いました♪
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秋のサロン 第三回

2005-11-09 | 烏龍茶(中国茶)
昨日はXiangLe中国茶サロン秋のクール第三回目でした。
今年は夏を過ぎてからが何となく慌しく、お天気も暖かい日が多かったのですっかり忘れていましたが、
もう立冬、秋も終わりに近づいているのですね。
となると、もう秋茶のシーズン到来!

今回の茶譜は

西湖龍井茶 翁家山 (浙江省杭州)
高山烏龍茶 奇萊山 (台湾南投県)
鳳凰単[木叢] 野生白葉/秋茶 (広東省潮州市)
安渓鉄観音 荒茶/秋茶 (福建省安渓県)

翁家山龍井は今秋サロン主催で杭州・上海ツアーに行ったときにお土産で持ち帰ったものだそうです。
シーズンよりもかなり遅い時期に摘んだので、葉も大きくて不ぞろいでした。
それでも、豆っぽい香りがほんのりして、甘みもある美味しい龍井でした。
獅峰、梅家烏が観光地化されている今、これから注目されるのは翁家山の畑?

奇萊山をサロンでいただくのは私は初めてかも!?
場所は南投県と花蓮県の県境に位置し、主峰と北峰は海抜3,500mを超え、台湾の中央山脈系に属します。
お茶は1,600~1,700mあたりで作られているかと思うのですが、固定ファンも多い高山烏龍茶です。
一煎目では軽焙煎の心地よい香りを感じ、二煎、三煎とそのパワーを味わい、
五煎を過ぎたあたりからは爽やかな甘みを楽しめる息の長いお茶でした。
途中から先生は清香系のお茶でよく使う秘伝(?)の方法でいれていらっしゃいました。
あれ、簡単そうに見えて結構難しいんだよねー。

鳳凰単そうは、まろやかで香り高く、美味しかった~~。
正直申しまして、ここ1,2年のサロンの鳳凰単ソウはちょっといまひとつだったんですよね。
香りと味のバランスが悪かったというか。香りばかり立って、渋みが多かったりとか。
だから、先生も苦肉の策として、ピューターを使ってらしたと思うんです。
でも、この白葉単ソウは文句なく美味しい!
これは蓋碗でいれないと申し訳ないって感じです。

ラストを飾るのは秋の王者、安渓鉄観音。
先生ご推薦はもちろん荒茶です。
青い、あくまでも、青い、香り。
その青さの中に花をちりばめたようなイメージ。
味はまろやかで煎ごとに甘みが増してきます。
やっぱりこれを飲まないと秋茶にご対面した気がしません。

でも、私の知っている限りでは、この清香の安渓鉄観音がダメと言う人は意外と多いんですよね。
お茶会に行ってもそういう人には必ず一人は遭遇します。
実を言えば私も空きっ腹だとちょっと胃に来るかも?
雑味が多いタイプだと、飲みにくく感じる時も。
美味しくいれるのも意外と難しいです。
だからこそ、かえって美味しい安渓に出会うと嬉しくなります。
コメント (6)
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