神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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What do you drink early morning?

2006-11-29 | その他のお茶
先日、お茶関係で知り合った方に「朝は何のお茶を飲むんですか?」と聞かれ、
「いえ、朝はいつもコーヒーなんです」と答えてちょっとビックリされました。
こういうブログを書いているのだから朝から晩までお茶を飲んでいると思われているかもしれません。
実はかなりのコーヒー好きでもあります。
(とは言え全然マニアックではないんですが。)
毎朝コーヒーを飲むようになって、かれこれ20年以上になります。
何だかコーヒーを飲むと、頭がハッキリしたような気がするんですよ。

以前は時間がないときは牛乳にインスタントコーヒーを入れてチンしたり、
余裕がある時は買ってきた豆をミル付きコーヒーメーカーで落としていたりしましたが
今は粉で購入し、ペーパードリップ式で淹れています。

一人用のドリッパーで、大き目のマグカップに、ストレートのアメリカンでいただきます。
粉はキャピタルコーヒーショップでエメラルドマウンテンブレンドなどを
やや荒挽きで買うことが多いです。

今日観てきた映画『プラダを着た悪魔』では
鬼上司(メリル・ストリープ)がアシスタント(アン・ハサウェイ)に朝の出勤途中で
スタバのコーヒーを買って来させるシーンがありました。

そーか、今は途中で美味しいコーヒーを買って行って
会社でタンブラーで颯爽と飲めるからいいですよね~。

自分が新米OLだった頃はまだお茶汲みが当然の時代(何年前だよ)だったので
チームの人たち一人一人砂糖何杯、ミルク有る無しなどの好みを覚えて
インスタントコーヒーを毎朝淹れてましたっけ。

お茶LOVEな皆さんはやっぱり朝のチョイスも中国茶でしょうか?

※お友だちのちるさんは今日のエントリーによると今の朝の定番はハーブティーらしいです
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悲しい伝説

2006-11-23 | 緑茶(中国茶)
先日、サロンで飲んだお茶の中に、聞くのも見るのも初めてのお茶がありました。

 四明十二雷  浙江省余姚市四明山区で作られる緑茶

先生に???と言う顔をしたら、
「これは歴史的に有名なお茶だよ」としっかり指導が入りました
南宋(1127~1279年)から貢茶(献上茶)となり、
明の時代に最盛期を迎えた歴史的銘茶らしい。
今のお茶は1980年代に再興されたとのこと。

でも、どこを捜してもこのお茶売ってませんからー
と思いながら家に帰って本を見てみると、しっかり名前があるんですねー。
私が無知なだけでした。

今回の上海旅行で買ってきた本、
『中国茶文化趣談』 主編:康乃 (中国旅游出版社)
にもちゃんとこのお茶のことが載っていました。

この本、お茶にまつわるコラムを集めたような本で、名茶の伝説も載っています。
伝説の真偽のほどは別として、ネタ本にはなるかな、と。

で、「四明十二雷」のところを読んだらですね、
これがまた気の毒なお話なんですよ。

昔この地区に茶業で生計をたてていた夫婦に三人の娘がおりました。
ある夏、この三人の娘が新しい茶樹を捜しに山に入りました。
2、3種の新茶樹を見つけて下山途中、山の泉が流れ込んでできた小さな池に出くわしました。
人の気配も無かったので3人の娘は沐浴をしてつかの間のひと時を楽しんでおりました。
その時急に空が真っ黒になり、雷が起こり、激しい雨が降ってきました。
三人の娘は不幸にも12回鳴り響いた雷に打たれ、池に沈んで二度と浮かんではきませんでした。

翌日夜が明けると、山の泉のあった付近に3つの同じような形をした峰が切り立っていました。
それはまるで少女たちが立っているようでした。
山頂には一本の茶樹が生えていました。
それからこの土地の人たちはこの峰を三女山と呼び、
三女山は四明山区にあったので、山頂の茶樹で作った茶を四明十二雷と名付けました。


ね、かわいそうでしょう!?
知っていたら、もっと気持ちをいれて飲めばよかったですよね、このお茶。
お茶にまつわる伝説って、結構悲しいものが多いですよね。
そのほうが人々の共感を生むというのもあるし、
実際昔のお茶摘みに携わる人々の生活は辛いものがあったのかもしれません。

ちなみにお茶は開化龍頂や峨媚竹葉青に似た、キレがある中にも甘みを感じる
美味しいお茶でした。

でもやっぱり寧波あたりまで行かないと、このお茶買えませんよね?
そういう珍しいお茶をいただけるのもサロンの楽しいところなんですよ、ハイ。
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7542七子餅茶99年無内飛

2006-11-23 | 黒茶(中国茶)
プーアール茶.comから届いた今月のお試し茶は「7542七子餅茶99年無内飛」。
この無内飛ってのがミソで、これは大陸から台湾に密輸入と言う形で入ったことを表しているんだそうな。
昔の台湾は大陸からの直輸入を禁止していたから、この餅茶はゴールデントライアングルからベトナムへ抜けて、ベトナム茶として台湾に入ってきていたんですね。
でも、ゴールデントライアングルを経由してくるって、たまーに七子のうちの一枚に麻薬が混ざっちゃったりしなかったのかしら

香港や広州のプーアル熟成用の倉庫には入ったことのない7年モノの餅茶、と言うことで、
この味は新しい餅茶を買って日本で置いておこうと言う人にとっては指針となるかもしれません。
私が住んでいる関東あたりよりも台北のほうが平均温度や湿度は高いので、若干差は出てくるでしょうけれど。

茶葉を見るとまだまだ若い感じ。
ところどころ緑がかった葉が混じっています。
抽出時間少なめでサラッと淹れると、渋味はあるものの、なかなかすっきりした飲み口です。
雑味も感じられず、味のバランスもなかなかよいのではないでしょうか。
30年モノの7542餅茶も同系統の味と香りがあったと記憶しているので、
このままうまく熟成すれば、7542の特徴をしっかり主張する活きのいい陳年餅茶になっていくのでは。

10年先、20年先を見越してキープするのも悪くないかな、と思います。
でも、今の時点で飲むならやはりもう少し熟成して落ち着いたもののほうがいいかな。
最近はこういうタイプの生茶を飲むのも流行っているらしいですけれどね。
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安渓鉄観音&蜜蘭香@清香楽園

2006-11-19 | 烏龍茶(中国茶)
上海の清香楽園/香楽中国茶SALONで買った茶葉の中から
安渓鉄観音秋茶と鳳凰単叢蜜蘭香を開けて飲みました。

今年の秋茶で、出来たてです。
セレクトショップで売られていた安渓鉄観音と鳳凰単叢はどちらもこの一種類のみ。
(シーズンごとに品揃えは変わると思います。)

例えば上海の一般的なお茶屋さんなら秋茶はグレード違いで揃えるだろうし、
日本でもこの二つの青茶に自信があるお店では何種類かを用意するでしょう。

青茶というのはちょっとした製法の違い
―萎凋の時間や殺青のタイミングや火入れの具合など―
で異なる芳香成分が生み出され、
同じ品種から作っても違う表情を見せたりするものです。

市場のニーズも安いほうがいいという人もいれば、
少し高くてもいいものを買いたいという人もいる。
一種類だけを敢えてセレクトして売ると言うのは
その店の顔となるわけで、なかなか難しいこと。
価格帯もほぼ固定し、味にも一本筋を通して選び抜くというのは
サロンのコンセプトがはっきりしていることの現われでしょう。

香楽らしい顔をした茶葉だと思います。
サロンで供されるお茶はもっとグレードの高いものもあるかもしれませんが、
アベレージとして高い水準の味を皆さんにお分けする、と言うプライドを感じます。

安渓鉄観音は毛茶(荒茶)です。
青々として美しく、清らかな花の香りが何煎も持続します。
本来市場に出る茶葉は、このあと茎を取り除き、最終的な乾燥過程を経ています。
毛茶の段階で売る理由は、より安渓らしい香りと甘みを味わうことができるからですが、
その段階で出せると言うのは品質が高い証拠でもあります。
丁寧に摘まれ、適切な製造過程を施され、
美しくバランスのよい茶葉でなければ毛茶の美味しさは味わえません。

蜜蘭香のほうは、火入れを的確に施した、香りと味のバランスがいいタイプ。
この茶葉をお土産に差し上げたお友だちの言葉を借りれば
「非常に優等生」であると言えましょう。
甘くフルーティでとがったところのない落ち着いた蜜蘭香です。

どちらの茶葉も誰がいれても美味しく味わえると思いますが、
より美味しく淹れるにはコツがあります。
まず、茶葉をケチらないこと。
蓋碗で淹れるにしても茶壷を使うにしても、
茶葉が開いた時、蓋に届くくらいはいれる。
そして、当然のことながら熱々のお湯を使うこと。
蜜蘭香に関しては、最初の何煎目かは抽出時間を長く取りすぎないことも大事。
サッと手早く淹れると単叢特有の渋味は全く出ず、
美味しさが何煎も持続します。

香楽のお茶は蓋碗で淹れるのがよりオススメです。
これは香楽で購入した蓋碗。

結構大きくて、特に蓋周りがデカいので手が小さいと持ちにくい!
でも、何故か美味しく入ります。
特に安渓の香り立ちは優秀。
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お話を聞き、本を読み、岩茶に浸る

2006-11-17 | お茶会
先日、お友だちに誘われて岩茶房さんの茶会に参加させていただきました。
テーマは「驚きとくつろぎの中国茶」。

左能さんのお話を伺うのは初めてだったので、
とても楽しみにしていました。
歯切れのいいよく通る声、力のある眼差し、
歴史と文学への造詣の深さ、オトコマエでカリスマ性ある方です
(中国茶関連の女性店主さんはオトコマエな方が多いような気がします)

中でも茶の「サロン」に関するお話はとても興味深いものがありました。

いただいたお茶は最上の碧螺春。
びっくりするほど透明感のあるお茶です。

そして極品肉桂。
何煎淹れても落ちない味わいの深さ。
口の中に回甘が広がります。

発刊されたばかりの
岩茶のちから―中国茶はゴマンとあるが、なぜ岩茶か?
を購入、達筆なサインをいただき感激。
(NHK朝のドラマ『芋たこなんきん』で、
主人公の小説家花岡町子の本にサインをしてもらうために
町内の人たちが家に押しかけて並ぶと言うシーンがあったのですが、
まさにそんな感じでした
お忙しいのに申し訳なかったです)

本を読むと、何故左能さんが岩茶にのめり込んだのか、
そして岩茶がいかに神秘的で素晴らしいかがよくわかります。
岩茶も無性に飲みたくなっちゃいますので、
本を買った方は茶葉のご用意を忘れずに
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六安瓜片@上海匯豊茶荘

2006-11-14 | 茶旅
最近ガイドブックやネットの検索でも名前が引っかかってくる「上海匯豊茶荘」、
「叙友茶荘」本店から歩いて10分もかからない場所にあります。
わずかな時間を使ってこの二軒をハシゴ。

「叙友茶荘」はいかにも国営という感じで店員さんも愛想なく、
お茶を買い慣れていないととまどうかもしれませんが
(いや、話しかけてこないで放っておかれたほうが買いやすい、と言う人もいるかも)
こちらの「匯豊茶荘」はお店の規模もこじんまりとしていて、
それでいて茶葉の種類も茶器の品揃えも豊富、店員さんは愛想よしなので
初心者にはこちらのほうがオススメです。

私は時間がなかったのでざっとショーケースを見て
すぐに買うものを決めてしまいましたが、
いろいろ相談に乗ってくれますし、お茶も飲ませてもらえるようです。

包装も小分けにしてくれます。
私は50g売りのものを二つに分けてもらいました。
贈答用は頼めば缶にいれてくれるようです。
なかなか親切です。


買ったのは安徽省産の六安瓜片。
春摘みの緑茶の中でも収穫は遅めで穀雨前後、芽は摘まず、葉だけを使うお茶。
風味は日本茶に少し似ていて、清らかな香りと爽やかな甘さが特徴です。

余談ですが、この六安瓜片には特別な思い入れがあります。
大好きな張愛玲の小説『半生縁』がドラマ化された時、
「六安のお茶は美味しい」と言うセリフが出てくるのですが
このお茶は六安瓜片に違いない、と思っています。
小説の舞台は上海なのですが、ヒロインの故郷が六安で、
恋人の男性が南京のお坊ちゃまでお茶好き、という設定です。

『半生縁』は日本でも訳本が出ているようですが
噂によると翻訳が固くていまひとつ、らしいです。
原文はすごく素敵なのに・・。
半生縁―上海の恋
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顧渚紫笋@叙友茶荘

2006-11-12 | 茶旅
今回の上海旅行は2泊3日と短いこともあって、
茶葉市場に行けなかったのが少々心残りではありますが、
街場のお茶屋さんは二軒だけ行くことができました。

一軒目はガイドブックなどでも御馴染みの「叙友茶荘」。
1951年創業の「上海黄山茶葉有限公司」がチェーン展開してる老舗です。
淮海中路605号にある本店に行ってみました。

店構えはなかなか綺麗。
店は手前に茶器が並び、カウンターには何種類もの茶葉が並べられています。
奥には試飲コーナーもあるようです。

日本ではなかなか買えない珍しい緑茶が欲しいと思ったのですが、
並べられている茶葉はやはりポピュラーなものがほとんどで、
特に黄山毛峰、龍井茶、碧螺春、安渓鉄観音、茉莉花茶などはグレードによって何種類も置かれていました。

変わったところでは「叙友」ブランドの茶葉が各種ありました。
叙友香茗、叙友毛峰、叙友龍頂などの名前がついています。
いろいろ興味はひかれましたが、あまり時間もなかったので、
今年はまだ飲んでいない「紫笋茶」を選びました。

最低単位は50g。
透明の袋に入れてくれます。

今日、早速飲んでみました。
茶葉はとても美しく、丁寧に作られています。
豆系の香りがして、後味の甘い美味しいお茶です。

紫笋茶は蒙頂茶(四川省)、陽羨茶(江蘇省)と並ぶ三大茶として唐代から既に有名でした。
ただし、この頃の紫笋茶は固形茶で、散茶の形態となったのは明代です。
現在の顧渚紫笋は1970年代に復興したものだそうです。

「叙友茶荘」、お茶はそれほど安くはありませんが、品質はいいのでは。
次回はゆっくり試飲をさせてもらって買いたいなーと思います。
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上海博物館

2006-11-10 | 茶旅
今回の旅行で楽しみにしていたのが上海博物館を訪れること。
中国茶器でおなじみの青花や紛彩のルーツが堪能できるとあって、
一度は行ってみたいと思っていました。

上海博物館の素晴らしさは年代別にわかりやすく展示されていて、
中国陶磁器の歴史的変遷がグルッと一周すれば理解できるようになっているところです。

駆け足旅行のわずかな時間を利用したので、
今回はこの博物館の最も売りとされている青銅器展示はすっ飛ばして(次回のお楽しみ~♪)
まず2階の陶瓷館へ直行。

原始青磁、唐三彩、青花、紛彩、などなど
紀元前4000年前から清代までの陶磁器の歴史が目の当たりにできます。


ここは写真もOK。太っ腹です(笑)。
定番の桃柄、龍紋など、景徳鎮ファンは必見でしょう。
茶壷も数点あり、トップの写真右は“曼生”壷です。

陶瓷館を堪能した後は書や絵画も廻りましたが、
実は一番気に入ったのは印璽館。
印鑑がこんなに芸術的だったとは!

カメは定番なのね。カメ好きにはたまりません!
篆刻の素晴らしさにも目覚めそうです(^^)。

1階にあるミュージアム・ショップでは図録、習字道具、ノートなどの小物類がオススメ。
蓋碗や茶器のレプリカは綺麗で作りも悪くないのですが、結構高いです。

全館じっくり見て回ろうと思ったら半日ではとても足りません。
1日腰を据えるか、ピンポイントで短時間で回るか、あらかじめ決めてから行ったほうがいいかも。
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莫干黄芽@湖心亭

2006-11-09 | 茶旅
さてさて、湖心亭で頼んだお茶は「莫干黄芽」。

浙江省杭州市の西北に位置する徳清県に莫干山があり、
晋の時代から茶の栽培が始まったとされています。
浙江省の名茶として、近年はいろいろな賞を取っているようです。

このお茶をオーダーしたのは
お値段が低価格帯だったと言うのが一番の理由ですが、
黄茶はなかなか飲む機会もないし、
このブログでも黄茶のカテゴリーは初めてですしね

ところがです。
この莫干黄芽、ネットで検索してみると、
黄茶ではなく、緑茶として売られているものも多く、
カラー新書 中国茶図鑑』のリストにも緑茶で載っています。
もしかして、実は緑茶?


でも、湖心亭のメニューにはご丁寧に「黄茶」と明記してあるし、
『中国茶文化大辞典』でも「黄茶」に分類されています。

飲んだのだからわかるだろうって?
う~ん、写真の通り、見た目は緑茶と変わりません。
一口飲んだ時も「黄茶」だとわかるような特徴は感じられませんでした。
微妙・・・。

ただ、他の方がオーダーした「開化龍頂」をいただいて比べると、その差は歴然でした。
「開化龍頂」が特別キレのある緑茶で渋味が強いと言うこともありますが、
飲み比べてみると「莫干黄芽」は渋味がなく、後味もすっきりとした甘さで、のど越しがすべらかだったのです。
淹れる前の乾燥茶葉を見ていないのではっきりとは言えませんが、
多少は後発酵プロセスを踏んでいるのかな、と。

黄茶の代表格である「君山銀針」も最近は悶黄(黄茶に欠かせない独特の製造工程)をしていない、
“緑茶”の「君山銀針」が多く売られていると聞きます。
近い将来、黄茶は分類から消えるのではないかという話も聞いたことがあります。
この「莫干黄芽」も黄茶と緑茶の両方が存在するのかもしれません。
(もう既に緑茶のほうが主流なのかも?)
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湖心亭

2006-11-08 | 茶旅
こちらは打って変わってどのガイドブックにも載っている老舗茶館。
豫園の緑波池にかかる九曲橋の中央に建つ楼閣。

今回、豫園の中を廻る時間はなかったのですが、湖心亭でしばしチャイナな気分を味わいました。
二階の窓際の席からは豫園商場が見渡せて、
人々の賑わいを少し遠目に眺めながらお茶を楽しむことができます。

朝8時過ぎから一階では常連のお客さんがゆっくりお茶を飲みながら会話を楽しんでいます。
昔はもっと地元のお客さんが多かったそうですが、
最近の開発で豫園の周辺に住んでいた人たちの多くが引っ越してしまったとか。

お茶は結構お値段が張る!
最低でも50元(現在、一元は約15円)。
龍井は98元もします。
はす向かいのスタバのほうがお安い?

ただし、お茶を頼むともちろんお湯はお代わりし放題、
お茶請けにあん入り餅、オリーブの実、ウズラの茶玉子、小方干(干し豆腐のような菓子)が出てきます。
朝食にはならないけれど、おやつの時間にゆったりするのも悪くないものです。

特にウズラの茶玉子は美味でした。

※飲んだお茶については別途レポートします♪
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