神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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白瑞香@2006

2006-09-29 | 烏龍茶(中国茶)
武夷を訪れたお友だちのお土産に何種類かの今年の岩茶をいただきました。
少し秋も深まってきて、そろそろ岩茶が飲みたくなってきたので、その中のひとつの封を切りました。
火入れも落ち着いてきた頃かな、と。

岩茶の中でもお気に入りの白瑞香。
包装を開けると、フワーッと花のような華やかな香りが立ちます。
淹れてみると角のない、まろやかな味。

岩茶専用で使っているのは周其坤さんの倣古壷。
形は何となくほっぺたをプーッと膨らませたようなコケティッシュさを感じるんだけど、
びっくりしたのはものすごく育つのが早いこと。
数回使っただけで茶壷にお茶の香りがホンノリ移り、
すぐに艶も出てきていました。

その育ち方を見るのが楽しみで、この茶壷を買ってから、
以前よりも岩茶を飲むことが増えました。
でも、ホントのところ、白瑞香のような香りの高いタイプの岩茶は蓋碗で淹れたほうがより美味しいかも、と思ってます。
次回は蓋碗で淹れてみよう。
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一茶一坐 渋谷ロフト店

2006-09-27 | 茶館・レストラン・専門店
渋谷のLOFT2階にオープンしたばかりの「一茶一坐」で今日はひとりランチしてみました。

ランチメニューは1000円前後。
BAO[保の下に火の字]と呼ばれる一人用の鍋料理、麺類、定食類などから一品と、
ライス(麺の場合は杏仁豆腐とライスのどちらかがチョイスできる)、
中華風漬物2種に中国茶がついて来ます。
私は白胡麻担担麺に杏仁豆腐のセットをいただきました。
これで900円ナリ。


本日のお茶はラプサンスーチョン。お湯のお代わりは頼めばOK。
コッテリ系の料理のあとってラプサンは美味しいんですよね。
このグラスマグ、なかなか可愛いのでいくらかな?と帰りに茶器売り場を見てみたら置いていませんでした。残念。

担担麺のお味のほうですが、まあまあと言うところでしょうか。
私は結構担担麺にはウルサイほうで、
マズイとちゃぶ台返しをすることがあるのですが(嘘です)
それはありませんでしたから「還可以」でしょう。
杏仁豆腐はとろーりして美味しいです。
シロップがちょっと変わっていて、金木犀が入っていました。

ひとりご飯するにはなかなかいい場所だと思います。天井が高くて気持ちいいし、
ひとり用の座席が窓に向かって広くとってあります。
アジア系映画の単館上映が多い渋谷で、ひとりで映画を観ることの多い私にはちょうどいいお店です。

それにしてもメニューに「功夫茶 各種」とあって、
梨山烏龍6000円その他のお茶も2500~4500円となっていますが、
これは数人で飲むためのセットなのかなあ?謎です。
今度お友だちと一緒に行ったときに聞いてみようかなあと思います。
(でも6000円じゃあちょっと頼まないですよね・・・
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縁起物

2006-09-21 | 茶道具
縁あって、我が家にやってきた白磁の建水。
初代三浦竹泉のもの・・らしい。

「雙魚大吉祥」の銘があるので、
お正月用になるだろうけれど
他のどんな茶器と併せようか考え中。

耳は象になっていて、遊び心がなかなかニクイ。
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黄印7542七子餅茶

2006-09-11 | 黒茶(中国茶)
プーアール茶.comから届いた9月のお試し茶を飲んでみました。
黄印7542七子餅茶。
1989~1993年の間に製造されたものだそうです。

まだ15年前後の熟成ですが、今でも既に飲み頃になっています。
これから年を重ねると更にまろやかになって行くのでしょう。
蓋碗でも茶壷で淹れても美味しくいただけました。

抽出時間を少なめにして薄めで淹れるとスゥーッと爽やかな後味ですし、
濃いめで淹れるとしっかりとした風味が楽しめます。
水色は明るく透明で見た目は薄く感じますが、味も香りも個性をちゃんと主張しています。

このところ7542と名のつく餅茶を数種類いただく機会に恵まれましたが、
保存状態も良かったのか、どの年代もあまりハズレがなく美味しかったです。
さすがにロングセラーで今も作り続けられているプロトタイプの餅茶ですね。

70年代以前の普洱餅茶が値段の高騰だけでなく、実際に数が少なくなって手に入りにくくなっている今、
80年代以降の7542タイプの生茶はあと10年もしたら“珍貴的陳年普洱茶”としてもてはやされているかもしれません
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ヴィンテージ

2006-09-07 | 黒茶(中国茶)
世田谷にある茶壷天堂にちるさんとお邪魔してきました。

店主の井上さんにプーアル茶や蔵茶についてお話を伺いながら、
何種類かのお茶をいただきました。
飲んでいるうちに体がポカポカとしてきて、血行がよくなるのを感じます。
四川の雅安や広州の話も面白く、時間があっという間に過ぎて行きました。


試飲させていただいたプーアルの中に1993年モノの7542青餅がありました。
それがとても美味しく、おまけに1993年は息子の生まれ年ヴィンテージ。
お値段は少し張りましたが、プーアルは出会ったときに買わないと後悔するからと思い切って購入。

ワインマニアの旦那は息子が20歳になったら開けようと何本か93年のヴィンテージをキープしているので、
その時になったら二日酔いを和らげるためにもこのプーアルを飲ませてやろうかな、と
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お茶を飲み続けると言うこと

2006-09-06 | 茶にまつわる文化・芸術

中国茶を飲んでこうやってブログに記録する。
そんな風にしてかれこれ2年になる。
最近は書きたくなった時にだけUPしているので週1くらいのペースだが、
毎日更新している方も多いので、本当に頭が下がる。

2年なんて、人生のスパンを考えた場合、
それはわずかな時間でしかないけれど、
お茶だけを追う時間と思えばそれも少しは違った意味合いを持つのだろうか。

考えてみれば「お茶を飲む」ためだけにサロンに通い始めてそろそろ5年目に入ろうとしている。
傍から見ればそれも特異なことかもしれない。

お茶は日常的に家でも飲むものだし、お茶屋さんに行けばすぐに買えるものでもある。
何故、私はわざわざブログをつけて、サロンに通ってお茶を飲んでいるのだろう?

もちろん未熟ながらも私なりにその答えはある。
ことさらそのことをここで説明しようとは思わない。
と言うより、私などがそれを書いても面白くもないし、何の説得力もないだろう。


ここに、そのヒントがちりばめられた一冊の本がある。

 『日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』  
    森下 典子 著  
    出版社: 飛鳥新社 (2002/01)

碧眼猫さんのブログで紹介されていて(碧眼猫さんも他のブロガーさんから紹介されたそう)、興味をそそられて買って読んでみた。
(ご紹介ありがとうございました<碧眼猫さん)

日本の茶道について書かれたものなので、中国茶を飲むこととは趣が異なるけれど、根っこのところは似ていると思う。
作者の森下氏は25年茶道を習い続けて、一区切りとしてこの本を書いている。
そう思えば私なんてわからないことだらけなのも当然かもしれない。

あることを続けていて、「あれ、このままでいいの?」と迷った時にオススメの本。
それとは別に、お茶に興味のある人ならハッとさせられる表現が必ずあるはず。

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