神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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7562磚茶プーアール茶

2006-03-30 | 黒茶(中国茶)
プーアール茶.comのお試しプーアール茶、3月は「7562磚茶プーアール茶」でした。
既に個別販売では売り切れになっているらしいです・・・。

7562の75は1975年製造、6は茶葉の等級、
2は雲南孟海茶廠を表すそうですが、
実際は下関茶廠が作ったものだそうです。
(OEMのようなもの?)
下関茶廠らしく、とてもしっかりと固められています。
磚茶で買った場合、崩すのがとても大変そう。

でもその分、煎が効いて味の変化も楽しめます。
それほどクセがなく、飲みやすいタイプです。
ガツン系が好きな私は濃い目に出すのがいい感じでした。

かなり高価なプーアルですが、
名品となるとすぐに売れちゃうんですね。
時海著『普洱茶』の茶譜編42番にこの7562は載っています。
磚茶で載っているのは文革磚茶、73厚磚茶とこの7562磚茶のみ。
そういえばこの3種類は全てお試し茶で飲ませてもらっているんですよね。
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緑茶の季節、到来!

2006-03-29 | 緑茶(中国茶)
今年は桜が前倒しで開花して、息子の入学式の時には散ってしまっていそうだけれど、
春茶も早いものはもう市場に出回り始めている。
いよいよ緑茶の季節が来る。何だかワクワクする。

これは遊茶さんの特級烏牛早。
3年前に頒布会で飲んで以来注目しているお茶。

去年は生産量が少なく、すぐに売り切れて購入しそびれてしまったけれど
今年は十分入荷しているとのこと。

製法は龍井茶とほとんど同じらしい。
優しい甘みがある、とても飲みやすいお茶。
90℃くらいでふんわり淹れるのが私は好みかな。
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故人を偲んで・・・

2006-03-28 | 烏龍茶(台湾茶)
ちょうど去年の今頃でした。
台湾を訪れ、憧れの張約旦老師にお会いしたのは

足は弱っておられましたが、握った手が厚く力強かったのを今でも覚えています。

その張老師が今月初めに亡くなられたそうです。
享年98歳(数え年かもしれません)。

今日はXiangLe中国茶サロン冬のクール最終日。
茶譜は張老師を偲んで特別にアレンジされたものでした。

 文山包種茶 2005年冬茶(写真)
 木柵鉄観音 1993年
 木柵鉄観音 2005年 橘子
 木柵鉄観音 2005年 冬茶

木柵鉄観音2005年冬茶は昨年12月にできたもので、
張老師最後のお茶となりました。
ほのかな甘みと酸味のきいた、パワーのある張老師らしい鉄観音でした。

橘子鉄観音は現在作っている茶農家がないので、
もしかしたら本当の意味で最後のお茶となってしまうかもしれません。

個人的には木柵鉄観音よりも文山包種茶のほうが好きなのですが、
張老師の文山がもう飲めないのは本当に哀しく思います。
私がサロンに通い始めて一番最初に感動したお茶がこの張老師の文山包種茶でした。

巨星逝く。
張老師のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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白山茶

2006-03-23 | その他のお茶
先日、韓国旅行に行った時、板門店(JSA)の売店で買ってきた北朝鮮産のお茶。
パッケージは韓国みたいだし、韓国国内のお茶屋さんでも買えるようなので、
北朝鮮の原材料を韓国で加工したものかも。

白頭山で自生するつつじ科の常緑灌木で、幼い葉を乾燥させてお茶とし、
古くから祭事にも使われた伝統茶とのこと。

独特の香りがするハーブティーという感じ。
特に美味しいとは思わないけれど、いろいろ効能があるらしいので
健康のために飲んでみるのもいいかな。

ティーバッグ25包入りで4,000ウォン。
缶入りも売っていました。
コメント (11)
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久々の茶藝

2006-03-12 | 烏龍茶(台湾茶)
XiangLe中国茶サロンの振り替えでお邪魔したクラスで久々にお茶を淹れました。
心の準備がなかったので(言い訳)、どうも浮き足立ってしまった感があります。
(そんな私の淹れたお茶を飲んでくださった皆様、ありがとう!)

淹れたお茶は阿里山の冬茶。
今期、サロンでは全部で4種類の阿里山を飲ませていただきましたが、
その中でも白眉と言えるお茶。
香りやボディーの強い華やかなタイプの高山茶ではなく、
あくまでも静かで優しい、ともすれば物足りないくらいの楚々とした姿。
それが、飲み続けていくとフッと回香(戻り香)が口に広がるのです。

・・と、そんなスゴイお茶だったんですが、
前回先生が淹れてくださった時はもう少し旨味がちゃんと出ていました。
修行が足りんなあー、と強く反省。

でも、今回久々にサロンでお茶を淹れてみて思ったことは、
お茶を淹れて皆さんに飲んでいただくのって、
ドキドキするけどやっぱり楽しい!
問題は私の淹れたお茶がまだまだだ、ということ。
修行の道はキビシイです
コメント (4)
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福壽山 冬茶

2006-03-10 | 烏龍茶(台湾茶)
毎年この時期になるとXiangLe中国茶サロンではこのお茶をいただきます。

私自身はかれこれ3年目でしょうか。
3回目ともなると新たな感動はないけれど、やっぱり美味しい。
上品な甘さがふんわりとつつみこんでくれるようです。

現在は大禹嶺と並んで人気があり高価な茶区のお茶。
なかなかいいものは手に入らないので、私はサロンで飲むもので我慢(笑)。
とは言え、このお茶はサロンで一番美味しいお茶、というわけでもないのですが。
(一番美味しいお茶はその年によって違いますし、
もちろん各人の好みにもよりますが
意外と平凡な茶区のお茶がベストだったりします。)
コメント (2)
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