神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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荷香老散茶60年代プーアル茶

2006-02-26 | 黒茶(中国茶)
今年もプーアール茶.comの毎月お試しプーアール茶会員を申し込みました。

2005年度の12回分が一巡した後で、また新たなお試し茶をプランニングすると言うのは大変だと思います。
私などは届いたお茶に「美味しい♪」「好き」「あまりタイプじゃない」などの素人感覚の感想しか書けませんが、
他のお試し茶会員さんの中にはよく味を知っている通の方も多いはず。
店長のふじもとさんがそういった方々の評価にプレッシャーを感じながらも
この企画を続けてくださると言うことは
ご自身もプーアル茶発掘に深く魅せられていらっしゃるんだろうなと想像しています。
今年もいろいろなタイプのプーアル茶の登場が期待できそうです。

2006年度第一回は荷香老散茶60年代というお茶。

蓋碗、ピューター、紫砂茶壷といれ方を変えて飲みましたが、
今回はピューターが一番美味しかった。
ほどよく陳化していて、バランスもよいので、
高い温度でストレートに出すのが美味しく感じられました。

飲んでいるうちに体がぽかぽかと温まってきます。
葉底を見た感じではいろいろな等級の葉が混ざっているようで、
もしかして多少ブレンドされているのかな?なんて思いましたが、どうなんでしょう。
茎が多いせいか、優しい甘さも感じられ、とても飲みやすいプーアル茶でした
コメント (6)
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阿里山 冬茶

2006-02-26 | 烏龍茶(台湾茶)
先週のXiangLe中国茶サロンでは阿里山茶の飲み比べをしました。

いつもの飲み比べなら2種、特徴の違うものが出てくるのですが、
今回は3種。

最初に飲んだものは茶葉が小さく、
甘さも何となく変わっていてあれ?と思ったのですが、
後で種明かしをしていただいたら、金萱種でした。
とは言っても金萱の特徴とされているミルキーな感じはなく、
意外と落ち着いた印象。
手を加えずに育てた金萱は本来こういう味なんだそう。
乳香の強いタイプに比べるとインパクトはないけれど
飽きが来なくていいかも。

2種目はオーソドックスな高山烏龍茶のイメージそのままのタイプ。
発酵が浅く、最初にふわっと青みのある香りが立ち、優しい甘さと爽やかな後味が美味しい。

3種目は2種目よりも若干発酵度が高く、花の香りが淡く芳しい。
優しい印象だけれど、ボディーは強く、人によっては茶酔いするかも?

上の写真は3種目のものですが、茎の切断面を見てください。
手摘み、それもカッターを使わない手摘みです。
労力と手間がかかるお茶なんですね!
煎じたあとの葉底を観察するのもなかなか面白いものです。
コメント (2)
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早秋のダージリン

2006-02-20 | 紅茶(中国以外の地域)
紅茶に関しては詳しくないし、マニアでもないけれど、
無性に飲みたくなるときがあるので
常備しておくようにはしている。

やはりダージリンが好きで、
新茶のシーズンになると「ああ、買わなくっちゃ」と思う。

あまり農園やらブランドにはこだわらず
その時に縁があった銘柄を買っている。

今回買ったオータムナルは
マリアージュ・フレールのマーガレット・ホープ。

リーフル・ダージリン・ハウスセレクト・ショップで買うことも。
最近はマリアージュ・フレールのお店の雰囲気が好きでたまに銀座に用事があると寄ってみたりしている。

ファースト・フラッシュの香り立ちや、セカンド・フラッシュのフルーティな甘さもいいけれど
オータムナルにはオータムナルの落ち着きと言うか、紅茶らしさがあるんだよね。
小さい頃からの紅茶のイメージに一番近い味というか。

いろいろな淹れ方で試しているけど、
オーソドックスな「ポットで3分」が一番らしくはいるかな。
ピューターもマル。
コメント (2)
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文山包種茶は清らかな香り

2006-02-09 | 烏龍茶(台湾茶)

今期のXiangLe中国茶サロンの飲むコースでは
いつもと違う試みとして同種のお茶の飲み比べというのをやっています。
毎回4~5種飲むうち、2種は同種のお茶をいただきます。

今回の飲み比べは文山包種茶。
写真左が坪林に近い台北市で作られたもの。
写真右はサロンではおなじみ、張老師のお茶。
台北市木柵に畑があります。

茶葉と葉底を見ると、左のほうがきれいな一芯二葉で
張老師のお茶は葉が一枚、というものも多く、
パッと見では左のほうが上質な感じがします。

でも飲んでみると、左のお茶は淡すぎてちょっと物足りない感じ。
飲み続けていくと日本茶のような味わいで旨味はありますが
文山特有の清涼感がもうひとつという気がします。

張老師の文山は「ああ、これだ」と思う期待を裏切らない味でした。
今年は98歳?になられたのでしょうか。
現在はどの程度までご自身がお茶作りに関わっていらっしゃるのかわかりませんが、
昨年3月に張老師のもとを訪れた際、
ご自身で書かれた細かい時間配分などのメモが壁に貼ってあったのが思い出されます。
素直に「美味しい」と思います。さすがです。

最近は茶摘みの人手が足りず、
昔ながらの一芯二葉で作ることが難しくなっているのだそうです。
それでもこれだけの味を出せると言うことは、
文山の特徴である香り立ちや清らかさは
茶葉の成長の見極め方や茶摘みの時の天候や萎凋のタイミングがより重要なのでしょう。

限りなく緑茶に近く、それでいてしっかりと烏龍茶の特徴を持つ文山包種茶。
このお茶を飲むたびに清廉な風の香りを感じます。
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