神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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早期7572七子餅プーアール茶

2006-01-26 | 黒茶(中国茶)
プーアール茶.com主催の2005年度毎月お試しプーアール茶会員、
最終回のお茶は「早期7572七子餅」でした。

入荷量が少ないとの事で、一般販売はしておらず、お試し会員だけが味わえた貴重なお茶。
従って値段はHPに載っていませんが、かなりいい値なのではないかと推測されます。

市場に出回っている7572七子餅は熟茶なんだそうですが、
初期の1975~1983年に生産された7572七子餅は「7572青餅」と呼ばれる生茶とのこと。
今回はその中でもごく初期に生産されたものだそうです。

10g送られてきた茶葉を3回に分けて飲みました。
最初は蓋碗、2回目は紫砂茶壷、3回目はピューターポットで。

結論から言うと、ちょっと渋みが重く感じられ、とがった印象でした。
ガツンとしたタイプは好きなんですが、甘さがもう少し前に出てこないと飲みずらいかな。

体調や淹れ方にも関係するかもしれませんが、
茶壷で淹れた時が一番引っ掛かりがありました。
意外と蓋碗が一番美味しかった気がします。
さらっと手早く淹れたからかもしれません。

奇しくも最終回が12回のうちで一番苦手なタイプのお茶ということになりましたが、
プーアル茶にもいろいろな味がある、ということを知ったのは大きな収穫です。
今年度もお試し会員続行とのことなので楽しみです。
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梨山烏龍茶はお好き?

2006-01-18 | 烏龍茶(台湾茶)
台湾の高山茶はお好きですか?
どの高山茶が好き?と聞かれたら、何と答えますか?

私は台湾のお茶では特に青心烏龍種が大好きなんですが、
その中でもまず最初に挙げるのが梨山なんですよね。
梨山が好き、という方はきっととても多いだろうと思うんです。

でもひとくちに梨山と言っても、畑や作り手によってかなり違いがあるのも確かです。
今、我が家には梨山は3種類ほどありますが、
それぞれ味わいが全く違います。
発酵度も違えば焙煎の仕方も違う、もちろんグレードの差もあるのですが、
高いからいいというわけでもない。

昨日は新年初の「XiangLe中国茶サロン」に行ってきたのですが、
今回は梨山を二種飲み比べました。

最初の梨山は軽焙煎で華やかな印象のお茶。
あと味もすっきりとしています。
葉が開くのが遅いせいか、三煎目くらいにふわっと香りが変わりました。
それまで青みが少し強かったのが、甘い花の香りになったんです。
ここまで派手な梨山に出会ったのは珍しいかも。
工藤先生がおっしゃるには「台湾人の好む味だね」と。

次の梨山は生茶で発酵が浅く、あくまでも清らかで優しいお茶。
でも茶葉の持っているパワーはかなりなもの。
香りも強くないし、味もまろやかだけれど、
人をだまらせてしまうような力のあるお茶。
サロンではわりによく飲むタイプの梨山です。
でも、外ではそうそう買えない、多分。

私は最近軽焙煎のタイプが好みなので、どちらが好きかと言われると
前者と答えるのだけれど(やっぱり台湾人の好みと似ている!?)、
同席していた方は後者が好き、と答えていらっしゃいました。

この二種、どちらもかなり上質で美味しいのですが、
ここまで顔が違うと梨山の特徴って一体何?とわからなくなります。

今、自宅で「自然の味」の梨山を飲んでいますが、
これも全然印象が違うんですよね。
フルーティな中にさわやかさがあり、凛とした仕上がりです。
焙煎は丁寧にかけられているようですが、主張していません。

ブランド力があり、比較的高価で、フルーティな甘さを持つ清らか系のお茶・・・
梨山にはそんなイメージがありましたが、
本来現場では作り手による差別化が当たり前なのかもしれません。
これからは○○の梨山が好み・・なんて形容詞や固有名詞をつけた説明が必要かも?
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鳳凰単〔木叢〕雪片玉蘭香@バンブー茶館

2006-01-14 | 烏龍茶(中国茶)
大陸のお茶で一番好きなお茶は?と聞かれたら
鳳凰単そうと答えるだろうと思う。

3年ほど前まで「中国茶はやっぱり絶対に台湾」と思っていた私の考えを
見事に立ち止まらせてくれたのがこのお茶だった。
その華やかな香りと凛とした後味に魅了された。

とは言え、私が日頃飲むお茶の中で鳳凰単そうの占める頻度はかなり少ない。
その理由はなかなか美味しい単そうに出会えないからと言うこともある。
(通販などで試飲をせずに購入して何度か失敗を経験。。。)

私にとって単そうはどちらかと言えばハレの日に飲むお茶。
多少値段が高くてもとびきり美味しい単そうを飲みたい。

XiangLe中国茶サロンに通うのも、ANOMAさんのお茶会に出るのも
美味しい単そうを飲みたいというのが目的のひとつ。

サロンのお茶は入手できないけれど、ANOMAさんで飲んだお茶は
バンブー茶館のかめきちさんにメールを出せばリストを送ってもらえる!
そういえば最近単そうはかめきちさんのところからしか買っていないなあ。

今日はこの冬に買ったばかりの烏東雪片玉蘭香単欉を開けてみた。
新茶茶会で既に飲んでいるので美味しいことは確認済み。

今回もかめきちさんにいただいた小ぶりの評茶用蓋碗でいただく。
(この蓋碗、非売品だろうからあまり強調できないけど、すごく使いやすいんだよね。
一人か二人で飲むにはぴったり。)

以前、かめきちさんに
単そうのグレードは味や香りの元となる成分が増えていくことで上がる
と教えていただいた。
今回の新茶茶会で飲んだお茶で言えばこの玉蘭香は割合と単純でわかりやすいタイプ。
蘭花系の華やかな香りが特出していて、その中に単そう特有の渋さと甘さが存在する。
それが例えばグレードのかなり高い通天香になると
フルーティさが加わりより深い甘さもプラスされて
渋さは奥に引っ込んでいたりする。

グレードの違いがあると言ってもかめきちさんの単そうは
一番安価なものでもかなり上質なので
この玉蘭香も単そうの味を楽しむには十分。
むしろわかりやすい分、とっつきやすいとも言える。

何故茶葉だけで作るのに、こんなに複雑ですごい香りが出るのだろう?
単そうを飲むたびに思い、中国茶の神秘を実感するのである。
コメント (2)
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白牡丹王@顔香圃興記茶荘を常滑蓋碗で

2006-01-08 | 白茶(中国茶)
何となくお正月はバタバタしていてじっくりとお茶を味わう時間が取れませんでした。
とは言え、お昼過ぎにはグラスで緑茶(今のお気に入りは『雪青』)をいただき、
夜にはマグカップで台湾の烏龍茶(今消費中なのは『四季春』)をガブガブ飲んでいるので、
中国茶を飲んでいないわけではないのですが。

今日は午後、家族が出払ったので一人でゆったりとしました。
こんな時は普段あまり使っていない茶器を出してみようかな。
去年の秋頃購入してまだ使っていなかった常滑蓋碗を試すことにしました。

何のお茶を淹れようか迷った結果、10月に香港に行ったときに買ってきた白牡丹を淹れてみることに。
色彩的には常滑蓋碗には緑茶がきれいだろうな、と思うのですが、
高温でも扱いやすく、磁器よりも味がまろやかになりそうなので、
熱く淹れて甘さも楽しめる白牡丹を選んでみました。

顔香圃興記茶荘の白牡丹王はわりに発酵が進んだタイプで、
味わいは紅茶に似ています。
柔らかい口あたりと爽やかな香りが魅力。

常滑蓋碗は、茶壷代わりとして考えると、
保温性がよく、持つ時に磁器ほど熱くならないので、
高温で淹れるお茶が淹れやすいですね。
磁器よりも味がとがらないので、甘さを楽しむお茶に適していそうです。
白牡丹にもOKでした!
コメント (6)
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謹賀新年 2006

2006-01-01 | 烏龍茶(中国茶)
2006年最初のお茶は武夷岩茶。
お屠蘇の酔いを和らげるよう、ピューターですっきりと淹れました。

今年もたくさん素敵なお茶との出会いがありますように。
そして、お茶を通じて素敵な方々との出会いがありますように。

ブログのほうもぼちぼちと更新していきますのでご指導ご鞭撻のほどを。

皆様にとって素晴らしい年となりますよう、お祈り申し上げます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

2006年元旦 ちょし
コメント (8)
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