神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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茶会「歳晩玄冬」

2012-12-30 | お茶会
台湾旅行記に手間取っていたので
記事を上げるのが遅くなりましたが
クリスマス前に参加したとても素敵な茶会のことを。

きっかけはFBでいただいた招待状。
そこには
「(一年を)振り返り、新たな年を迎える為のお茶会です」
「陶芸家 二階堂明弘のうつわを用い、
 台湾茶人 Peru(珮如)がお茶を点てる。
 若き美の表現者たちが皆様をお迎え致します。
 主催 二階堂明弘」
と書かれていました。

二階堂さんの器はお茶仲間に人気なのは知っていましたが
まだ手に取ったことはなく、
会場のルーサイドギャラリーも素敵だと聞いていたので
予約開始時刻をPCの前で待ち受けてメールでエントリー。
とっても楽しみにしておりました。

そして当日。
ルーサイドギャラリーは昭和の流行歌手市丸姐さんの隅田川沿いの屋敷を改装したものだそうです。



二階からは隅田川を臨み、スカイツリーも見えます。
ギャラリーオープン時間にはカフェ営業もしているそうです。



茶会開始のご挨拶タイム。
皆さんのチームワークの良さを感じる雰囲気です。



まずはお食事から。
器はもちろん全て二階堂明弘氏の作品。
薬膳料理はPeruさんの手作り。
野菜中心の身体に優しい食材とPeruさんの心のこもった深みのある味。
プーアル茶粥の意外な美味しさと、
漢方食材の何首烏(ツルドクダミ)を使ったスープの滋味が感動的。



食事の後は場所を茶室に移してお茶をいただきます。
この日の設えはシンプルですが、
二階堂さんの茶器と鈴木猛利氏の書が凛とした空気を作っています。



上の写真はフラッシュ撮りしているので明るいのですが、
実際はキャンドルの灯りだけで静寂で厳粛なムードのお茶会でした。

入れ手はPeruさん。
Peruさんの選んだお茶は身体が温まるように、と15年もののプーアル茶。

プーアル茶は何煎も何煎も煎を重ねると
黒茶がやがて緑茶に戻り、最後にはただただ美味しい水となっていきます。
そんな時の流れを感じながら各自一年を振り返りました。

年末に相応しい素敵な茶会でした。
主催の皆さま、ご一緒した皆さま、素晴らしいひとときをありがとうございました!


廊下に展示された二階堂さんの茶器の一部。
この中に我が家に連れ帰った器が一つだけ、あります♪





今年もブログ「神融心酔」にご訪問ありがとうございました。
皆さま、どうぞよいお年をお迎えくださいませ。

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機上へ

2012-12-28 | 茶旅
さて、いよいよ最終日。

ここでやり残していたことが一つだけ!
そう、朝食を外で食べていなかった!
大好きな鹹豆漿を食べないことには旅は終わらない。
お気に入りは復興南路二段のお店だけど
有名店に行く時間はないので、ホテルの斜め前にあった「永和豆漿大王」へ。



やっぱりまいう~~。
もうちょっと干しエビ味が強い方がいいけど。

天水路あたりでちょっと捜し物があったのだけれど、手に入らず今回は諦めて
ちょっと足を伸ばして永楽市場2Fの布問屋街まで。



買いました、客家の花布!
茶席用に少し地味目で。

急いでホテルに戻ってチェックアウト。
でもこれだけでは終わりません。

飛行機は午後便なのでWさんのご厚意でギリギリまでいろいろ回っていただきました。

バタバタとスーツケースを買ったりお土産を買ったり。

そうそう、ここも外せません。
台北でパイナップルケーキと言えば今や飛ぶ鳥落とす勢いの「微熱山丘」。
後日、北京出身の書道の先生宅にお土産に持って行ったら
奥さんが「今まで食べたパイナップルケーキの中で一番美味しい」と喜んでくれました。



東京の表参道に進出する噂があるけれど、
買い物客に必ず出してくれる試食は東京ではあるのでしょうか!?

そろそろ買い物の訪問先もラストです。
松山空港にもほど近い「漢聲巷門市」。



ここでは茶服で今や大人気の鄭惠中さんの服を買うことができるのです。
今回は鄭さんのアトリエまで行く時間がなかったので、こちらで購入。
またもやうらりんさんにカラーコーディネートを手伝ってもらって買い物終了。
しつこく買い物を続ける私たちにWさんはヤキモキしていたと思うなあ。不好意思。。

何とか飛行機の時間にも間に合って、Wさんともお別れ。
本当に今回はたくさんの方にお世話になりました。
感謝、感謝の旅でした。

チェックインを終え、免税店をブラブラしていたら
可愛くて日本語ペラペラの小姐が阿里山烏龍茶を入れてます。
うらりんさんと飲ませてもらおうかーと座ってお話をしていたら、
少し後の便で帰国予定のYさんと再会。
お互いの台北話を少しして、盛り上がりました。

ほどなくして私たちの搭乗時刻になり、Yさんと別れを告げて飛行機に乗り込みました。

次はいつ来れるだろう。
私にとって、台湾はやはり第二の故郷、一番リラックスできる海外であります。

2年間の留学の後、いろいろ事情もあって20年近く再訪していなかった台湾。
お茶に携わるようになってからは毎年訪れています。

表面的にはかなり変わったけれど、人々の内面は変わらない。
人の温かさも、お茶の温かさも本当になつかしい。
来年もまたきっと来るからね!
再見、台湾。
感謝、台湾。

(台湾旅行記、やっと終わります。お付き合いいただきありがとうございました



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紫藤へ

2012-12-28 | 茶旅
うらりんさんと友人Sさん、そして私の友人C小姐と4人で向かったのは「人澹如菊 別茶院」、
以前永康街に面していた店舗は潮州街に移転しています。
ここの茶器は素敵なんですが、最近はあまり商売っ気がないというか・・
行くときにはお店が開いているかどうか確かめた方がいいようです。

そうそう、ここの斜め前に今月末から面白そうな茶館がオープンします。
カラスミで有名な「伍中行」の若旦那がオーナーのお店。
気前よくカラスミをたくさんご馳走してくれました!



カラスミは皮付きのままバーナーで焦げ色になるまで焼くのが美味しい。
我が家もそのスタイルです。

次に向かったのはSさんのお友だちがオープンしたという茶器のお店「拾歳小玩」。
シンプルだけれど使いやすそうな粉彩、白磁、青磁などの茶器が並んでいます。
隣はご主人の営む骨董店。
大陸から持ち帰ってきたばかりの永春佛手をご馳走になりました。
ラストに近くなると、買い物にも熱が入ります。



夕食は用事があるというSさんが抜けて、
C小姐と3人で「紫藤廬」まで歩いて行きました。

以前からC小姐に「紫藤廬」の食事は美味しいから一度食べてみて、
と言われていたのがやっと実現しました。



バランスを考え、ボリュームもあるセット。
食べながらC小姐が安溪鉄観音を入れてくれました(トップ写真)。
C小姐が入れてくれるお茶を飲むのは久しぶりかも。

彼女はこの道20年以上のプロ。
今台湾で主流になっている茶藝のスタイルに対しても一家言あります。
最近は北京や上海でもお茶を教えているので、そちらの情報も伺いました。

途中からSさんが合流することになっていたのですが
訪問先を抜け出すことができず、代わりにすーさん登場。
Sさんのためにオーダーしたセットを平らげてくれました。
前の日の夜、別れ際にしっかりお礼と挨拶をしたのに、また会っちゃったー。

その後はまた永康街方面に戻ってすーさんのお友だちの骨董屋さんでお茶をしながらSさんを待ちます。
佛手の老茶をいただきました。



Sさんと合流してからはC小姐のお友だちのお店へ。、
茶縁はどんどん広がっていき、
気がついたら時計は12時を回っておりました。


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竹君へ

2012-12-26 | 茶旅
台北第5日目、丸一日遊べるのはこの日限りとなりました。

うらりんさんと私がそれぞれ台北に来たら外せない場所を
この日に何とか押し込もう、ということでこの日もてんこ盛り。


まずはうらりんさんご推薦の茶器のお店、「竹君茶器」に向かいます。
ホテルの最寄りのMRTの駅でSさんと待ち合わせてMRT海山駅へ。
駅までスタッフの男性が迎えに来てくれて、お店は私たちの貸し切り状態。
うらりんさん曰く“いつもより品数が少ない状況”だったので、
さらりと買い物を終え、また台北に戻ります。


とりあえず昼食を、ということでしばらくウロウロとお店を探した結果、
私の強力なリクエストにより「金峰魯肉飯」に入ることになりました。



定番は香魯肉飯と鼎邊銼というスープ。
煮卵と厚揚げも美味。


お腹も満たしてそこから向かったのは「九壺堂茶荘」。
やっぱり老師のお顔を見ないことには台北に来た気がしません。



私たちがお店に入ったときにはスタッフの鐘さんだけでしたが、
その後常連さんが見え、老師もいらして最終的にはお店の席はいっぱいになりました。
最近はいつもこんな感じで満席なことが多いそうです。

途中、電話を受けた鐘さんが日本人が来る、と言うので誰だろう?と思っていたら
Sさんが「ユーシカよ。Nancy(うらりん)も知っているでしょ」と。
「ユーシカ!?」うらりんさんも私も???マーク。
それってロシア人じゃないの?と思っていたら、しっかり日本の方でした。

私もうらりんさんも初対面でしたがお名前は知っていました。
食養山房」に勤める橘雄介さん。
休日には時々こちらへ来て、お茶を習っているのだそうです。
ユーシカ改めユースケさん、丁寧に凍頂の清香を入れてくださいました。
次回は「食養山房」の茶室でお茶をご馳走になりたいな。

そうこうしているうちに待ち合わせをしていたC小姐も現れ、
お茶の買い物も終え、老師に再会を約束してお店を後にしました。

次なる目的地はまたまた永康街です。



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宜靖へ

2012-12-25 | 茶旅
迪化街を後にして向かったのは行天宮の近くにあるビルの地下街。
ここにはすーさんの骨董店がありました。

地下にずらりと骨董のお店が並び、
どこもなかなか高級そうな品揃え。
その中で、すーさんのお店にはお茶に関係した品物が所狭しと置いてあります。
知り合って3年以上になるといううらりんさんもここは初めてとか。
本邦初公開!?何だかすーさんの秘密基地みたいな感じだった。

今は老眼気味でもう作れないと笑いながら
仕覆に丁寧にしまってある
20年前に作ったという茶則や茶杓を出して見せてくれました。



優しくて穏やかで面白くて女子の中に入っても違和感ないすーさん、密かにファンです(笑)。


ここですーさんとは別れてSさんと3人で永康街へ向かいます。
張宜靖工作室」に予約を入れてもらっていました。

日本人にもすっかりお馴染みの宜靖さんのサロンも私は初めて。
毎年台北に行っているのに、ポピュラーな場所に実は疎いんですよねー。

永康公園の目の前という素晴らしいロケーションのマンションの一室。
来客用の広いリビング、日本的な設えの茶室、教室用の部屋などサロンとしては垂涎の空間です。

お茶席には2人先客がいらっしゃいました。
お茶を介すると初対面でも全く違和感なく同席できてしまうのはお茶マジックでしょうか。



ちょっと品種や産地が変わった包種茶や白豪烏龍茶をいただきました。
サロンではお茶だけでなく、宜靖さんが収集している茶器も購入できます。
今回の旅行では大物よりも小物買いが多い私、
ここでもちょっとした物を衝動買いをしてしまいました
一つ一つはそんなに高価なものは買っていないのですが、
帰りに計算してみたら、ちりも積もれば何とやら、で
当初の予算をしっかりオーバーしていました(汗)。


「宜靖」をおいとまして、夕食の時間です。
すぐ近くの麗水街にある「豊盛食堂」へ。
客家布が飾られた店内は活気に溢れています。
テーブルにメニューはなく、材料を選んで注文するスタイルですが、写真もあるので大丈夫。



あっさりとした素朴な台湾料理、美味しいけれど、前日の客家料理のインパクトが強すぎた!
まあ、味付けはこのくらい上品な方が身体にはよさそうだけれど。



何故か夕飯からまたすーさんが合流。
Sさんが電話で呼んだんだけど、ご飯は人数が多い方がいいから!?
まさかアッシーorメッシ―!?(死語)

夕食を終えてから、すーさんにわがままを聞いてもらって
車で師大路近くにある「小雨的兒子」に連れて行ってもらいました。
ちょうどセール中というのをネットでチェックしていたので、時間があれば行きたいと思っていて。
期待していた茶服はセール品にはなっていませんでしたが、
6割から7割引になっている服もあって、
女子3人(笑)は夢中になって試着。
(その間すーさんは外で待ちぼうけ。對不起~~

あーだ、こーだとお互いに指摘し合いながら
最終的にはそれぞれ2着くらい購入。
最初は全く行くことに興味がなさそうだったSさん、一番張り切ってた(笑)。
やっぱり女子はセールに弱いのよね。



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林家へ

2012-12-24 | 茶旅
旅も4日目、残すところ2日半。

朝はホテルから歩いてすぐの迪化街でドライフルーツとカラスミを散策。
カラスミは7年ほど前に工藤先生にご紹介いただいて以来
毎年訪れていたお店がどうしても分からず
(帰国後「力樹」というお店と判明)
適当なお店に入って買ってみたものの、若干不安があったので(笑)
ホテルのコンシェルジュのお兄さんご紹介のお店でも買ってみました。

お昼からはうらりんさんの友人Sさんとすーさんが迎えに来てくれて
やはり迪化街の永楽市場前にあるオープンカフェならぬオープン屋台にてランチ。



ランチ時にはいつも満席。
今回も席がいっぱいだったので、
一人で来ていたオジサマと合い席させていただいたら、
英語で僕はここに50年も通っているよ、と。

Sさんとすーさん、どうやら「台南土[魚屯]魚[火庚]」と「民樂旗魚米粉湯」どちらの店からも頼んだような、
スープビーフンと土[魚屯]魚の麺入りスープ、麺がかぶっているし、揚げ物がずらり。多すぎ(笑)。



さて、お腹も満たして、次に向かったのは
迪化街沿いにある「林家祖厝」。

ここは1851年に建てられた迪化街で最も古い建造物で、
店の部分を借りて「臻味茶苑」の支店が開店しました。



清代の閩南式住居をベースに素敵な雰囲気を醸し出しています。
参観した後は美味しいお茶をいただけます。



呂先生にはまたまたいろいろなお茶をご馳走になりました。
心なしか、先生のコスチュームが台北シティー仕様になっている気がします。
先生は「売れない色をくれるんだよ」と冗談をおっしゃってましたが。

初日に鶯歌のお店を訪れたときに私はある高山冬茶を購入したのですが、
呂先生ったらSさんとすーさんに、
「去年のが特別美味しいんだよ。彼女は今年のを買ったけどね(ニヤリ)」と
前年度のお茶に少し焙煎をかけたものを出してくれました。
「えー、全然別物。先生、なんであの時教えてくださらなかったんですか-」と抗議する私に
「これは珍しいからあんまり売りたくないんだよね、ははは」。
茶目っ気たっぷりだけど、ちょっと悔しい(笑)。

でも、このお茶かなり強かったようで、
これを境に若干お茶飲み耐久レースがペースダウンしてきた気もする私・・・。



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夜遊へ

2012-12-22 | 茶旅
茶會が終わったこの日の夜は
珍しく台北での夜をお茶抜きで満喫した気がします。


YさんとYさんのお仕事仲間のKさん、うらりんさんと私の4人で夕飯へ。
ガイドブックのお仕事もされているお二人に付いていけば間違いない。
中国語も堪能でいらっしゃるのですぐに席を予約してお店も即決。
頼もしいわ~。

向かったのは客家料理「你家我家客家菜」。
韻を踏んでいてなかなかイケてるお店の名前。
「にーじあうぉーじあくーじあつぁい!」って感じかな。

Kさんがコレは絶対頼まないと!とまずオーダーしてくれた紅燒蹄膀は本当に美味でした(トップ写真左上)。
これがあればご飯は軽くどんぶり一杯いけそう。
他のおかずもみんな美味しかったのでご飯ばかりそんなに食べませんでしたが
中華料理はやっぱり人数が揃うと楽しいですね!


大満足で食事を終え、YさんとKさんとはここでお別れ。
私たちは「誠品書店信義店」へ。
ここは朝10時から夜0時までやっているしMRT市政府站からも地下道が続いているので便利。
ちょっとオシャレなお土産も揃っています。
何より書店としては広々としていてきれいで心地よく本を選べます。

お茶に関する本は2006年の開店当時に来たときよりも品揃えが少なくなったような。
その代わり珈琲に関するコーナーがかなりスペースを占めていました。
これも時代の趨勢なんでしょうか。

新刊本も含め、茶席の写真が豊富な3冊を購入。
「清香流動」は清香齋の解致璋氏によるもの。2008年11月初版。
「茶味的麁相」は人澹如菊の李曙韻氏の著作。2011年10月初版。
「茶21席」は北埔工作室の古武南氏編著、人澹如菊茶書院メンバー21名による共著。2012年10月初版。




さて、その後はずっと楽しみにしていた「古早味豆花」へ。
何せ今回のホテルから徒歩圏。
烏龍茶職人の浦山さんからも強く薦められていた(笑)。
毎晩行くぞ、と張り切っていたのに毎日お茶飲んでお腹がふくれてたどり着けませんでした。

この日はお茶の量も控えめだったので食べられそう、ということで
寧夏夜市を経由してお店へ向かいます。

カウンターで基本のメニューをオーダーし、好きなトッピングを頼むというシステムですが
どんぶり一杯の量に少したじろぎ、うらりんさんとシェアすることに。



紅豆(あずき)も芋頭も粉圓(タピオカ)も美味しい!
一人一杯いけたかな~~と思いつつ、次は仙草ゼリー入りを食べたいねーと話してました。
結局この後も夜は茶腹でデザートの入る余地はなく、この日限りとなりました。ぐすん


まだまだ夜は長い!ということでホテル近くの足裏&全身マッサージへ。
肩と背中は相当こりがひどかったらしく、
お姉さんは肘を使ってぐいぐい押してくれました。
足はかなりラクになったけど肩のほうは
効果はいまひとつのよう・・。
基隆の気功の先生にお願いしたかった(笑)。



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茶會へ

2012-12-20 | 茶旅
この日は楽しみにしていた台北書院四季茶会の日。
台北書院では四季折々、年に四回茶会が開催されるといいます。

冬季茶会「茶與樂的對話:冬暮叙茗」がちょうど訪台時にあるというのを
うらりんさんつながりでYさんから伺い、
事前に予約していただきました。

Yさんとも初対面!
台北で日本人のお茶友が増えるって言うのも嬉しいですね。

会場に着くと中山堂光復廳の中は既に満席に近いほど人でいっぱいでした。
舞台を前に茶席がいくつも作られています。
各茶席に客が5~8人座ります。
設えはお茶入れを担当する茶人の方々が各自自由に作りますが、
お茶とお菓子は全席同じもの。



さて、いよいよ茶会の始まりです。
主催の林谷芳氏の挨拶から。
台北書院山長、禅者、音楽家、文化評論人、佛光大学芸術学所所長などなど肩書きがすごい。
(司会進行も林氏が務められましたが、ちと話が長いのが玉に瑕かも・・

琴や琵琶や笛や二胡の演奏、舞踊、京劇の一幕などの演目が続きます。
なるほど副題が「茶與樂的對話」というだけあって、
この茶席は人と人との対話ではなく、お茶と音楽の対話なんだと次第にわかってきました。
言うなれば音楽鑑賞しながらお茶をいただく音楽茶会と言ったところ。

これはこれで中国的な茶会の一つの形だと思います。
そういえば北京には昔から舞台鑑賞しながらお茶を飲む場所があったっけと思い当たり、
こんなところにも大陸の風は吹いてきているのかな、なんて思ったりもしました。

今回のお茶は高山茶(杉林溪)と普洱茶。
幕間にお菓子が出てきます。

私たちの席の茶人は耀光名茶の黄さんでした。
演奏中は私語はできないので、幕間に少しお話ししました。

実は前日に耀光名茶で買い物をしていたのですが
その時は黄さんはお店にいらっしゃいませんでした。
私が買ったのが蔡兆慶さんの茶盤だったと話すと
黄さんは「あの茶盤は昨日入荷したばかりなの。それもすぐに1割引になってたでしょ?お得よ」
「今使っている茶海も蔡兆慶さんのものなのよ」
何だか茶海もほしくなってきてしまいましたよ(笑)。

会場では偶然茶農のGさんとも会えたし、
茶藝の先生にも紹介してもらえたし、
綺麗な琵琶奏者のOさんとも記念写真が撮れたし、
目一杯堪能しました。



彼らとも記念写真を撮ってもらえばよかったかな?



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小慢へ

2012-12-19 | 茶旅
3日目は午前中から開いているお店をピックアップして活動開始。
この日は台北市内をかなり移動しました。

まずは定番のお土産を新純香でさらっと買いました。
ここでうらりんさんに会いに来てくれたmasaさんと待ち合わせ。
私は初対面です。

masaさんのことはずいぶん前からお名前と噂を伺っていましたが
こんなにお若い方だったとは。

masaさんの前衛茶席、FBで見ることが出来るんですが、
ものすごーく格好いいです → 
生で拝見したいですね-。

少しゆっくり話せる場所へ行きましょう、ということで「小慢」へ。

私は小慢も初めてで、今回の旅行は初対面、初訪問が多くてワクワク感満載でした。

小慢さんは友人の紹介でお電話でお話したことはあるのですが、
お会いしたことはなく、今回もお店にいらっしゃらなかったのでお目にかかれませんでした。

今やガイドブックや台湾特集のムックには必ずと言っていいほど載っているのでお馴染みですが、
お店の雰囲気は落ち着いた感じでさすがのセンスですね。
私が昔通っていた学校にほど近いので、留学時代にこんなお店があったら入り浸っていたでしょうね~。
あーでも、あの頃は貧乏学生で財力がなかったから無理か・・・。



小慢ではお茶だけ飲んで、お昼は近くの刀削麺屋さんでワンタン麺を注文。
こういう何気ないものでもハズレが少ないのが台湾のいいところ。



美味しくいただきました!



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猫空へ

2012-12-17 | 茶旅
2日目はうらりんさんの友人Wさんの協力を得て、
ちょっと遠出をしました。

向かったのは猫空。
まうぞうさんからのミッションで、
空寂雲門茶屋」というサロンを訪問してくれ、と。

ロープウェイの駅近くに建つ緑の壁に赤い屋根の瀟洒な家屋。
正装で迎えてくださったのはオーナーのMr.張。

とってもフレンドリーな張氏、
まずは入り口で銅鑼を鳴らしてお迎えしてくださいました。

サロンには骨董や茶器が並び、各部屋に設えが施され
そのポイントポイントで写真を撮りなさい、とアドバイスしてくださり、
時には自らモデルとなって撮影タイムを作ってくださいました。

自称「台湾のキムタク」というだけあって、帥哥(イケメン)であります。
私たちも負けずに「日本のチャン・ツーイー」(うらりん)とか
「日本のテレサ・テン」(私)とか言ってましたけどね(あくまで冗談ですよー)。



今年の冬の木柵鉄観音を銀瓶で、
春の鉄観音を紫砂壺で飲ませていただきました。
紫砂壺の茶入れはうらりんさんと私が交替で入れ、
張氏自らのご指導がありました!
でも張氏はとても優しくて、褒めて育てる先生のようです(ビジターだからかも?)。

後日談ですが、紫砂壺が大きくて人差し指が蓋のつまみに届かず、
私は気がついたら火傷していました。
全治2週間(笑)。


張氏のご先祖は安溪から移住してきた茶農で、
お祖父さまは有名な茶師とのこと。

ご自身も台北茶芸聯合促進会台北分会元会長という肩書きを持ち
普段は台北市内の自宅で別のお仕事をされているようですが、
予約をすれば猫空のサロンを案内してくださいます。
時間に余裕があれば畑も見せてもらえるようですよ!


夕食は台北市の夜景が一望できる「山中茶」にて。



ここの3階は絶景であります。





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