神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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千葉県松戸市にて中国茶教室「Salon de Leecha 麗茶」を主宰しています

教室内容、お問い合わせはHPをご参照ください

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茶楽房スタート

2007-03-31 | 自宅サロン
去年の春から本格的に中国茶の資格取得の勉強を開始し、慌しい一年間を一気に駆け抜けてきましたが、それも皆この日のためでありました。

2007年4月から「Chinese Tea Salon 茶楽房Matsudo」をスタートさせます

相棒はこのブログでも御馴染みのちるさんです。
彼女のサロンは横浜、私のサロンは松戸になります。
彼女とは5年前に中国茶教室でご一緒し、それ以来の付き合いが続いています。
マイペースで楽しくやりたい、と言うコンセプトが共通していて、じゃあお互いに独立しながらも随所で協力できたらいいね、と言うノリでここまで来ました。

まだほとんど宣伝をしていないので、実質的なスタートはこれからまだ先になりますが、まずはHPをUPすることが第一段階。
どのようにしたら地域の皆さんにこのサロンを知っていただけるか、というのが今後の課題です。

基本的には「中国茶を一緒に飲む、学ぶ、楽しむ」サロンなので茶葉や茶器の販売は考えていません。
ローカルな場所にあるので、このブログを読んでいただいている皆さんに来ていただくのも難しいとは思いますが、
一回のみの体験コースやお茶会コースを設けましたので、お時間のある時に遊びにいらしていただけると嬉しいです。

開催は平日火~木曜10:00~15:00まで。
お問い合わせはchalefang@yahoo.co.jp(@を半角に直してお使いください)までメールにてお願いいたします。

「『神融心酔』を見た」、とメールに書いて体験コースに申し込みをしてくださった方には、4~5月の間は特別に茶葉のお土産をお付けしちゃいます!
コメント (14)
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三月のミニ茶会@anoma

2007-03-27 | お茶会
冬の間は家でコタツにはいってチョビチョビお茶を飲んでいた私も、
春になると冬眠から這い出て皆とワイワイやりたくなる。
そんな時にanomaさんからグッドタイミングな春のミニ茶会のお知らせが届く。

当日はあいにくの曇り空。
でも、心はすっかり春気分。

席には既に春の前菜とも言うべきお皿が並べられていて(写真右)期待が高まる。
星川さんの作るお料理はもはやお茶請けとは呼ばない。
春の訪れを意識したメニューが
お茶と絶妙なタイミングでサーブされる。
今回もお手製ベーコンや春の二色リゾット他、
彩りを考えひと手間かけた美味しいお料理の数々を堪能した。

茶譜は

 雪片 黄枝香
 烏東単欉 韵味香
 開化龍頂(2007年新茶)
 烏東単欉 芝蘭香
 烏東単欉 蜜蘭香
 石古坪烏龍

今回は同席した友人にずっと淹れていただいたので
ただただ飲んで好きなことをしゃべって
楽チンさせてもらってしまった。

どのお茶もいつもの通り素晴らしかったけれど、
特に韵味香と石古坪が良かった。

久しぶりのお茶会は、やっぱりとても美味しくて、楽しかった
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坐一坐!

2007-03-23 | 茶旅
杭州では茶葉市場も行ってみた。
解放路にある浙二医院の南側に位置している。

道沿いにズラリとお茶屋さんが並び、建物の中にもたくさん店が入っていて、
さながらアメ横のような感じ。
まあ、アメ横よりは明るく整然としておりますが。

外に面した茶屋では届いたばかりの荒茶をふるいにかけ、その場で炒っている。
龍井の香ばしい香りが嬉しい。

建物の中に入り、それほど広くない通路を歩いていると、
お店の人たちが「座って飲んで行って」と声をかけてくる。
いったん腰を落ち着けたら、買わないわけにも行かなくなりそうだし、
とりあえずグルッと一回りしてめぼしいお店にあたりをつけることにする。

奥へ進むとお菓子の卸の店が続いている。


一箇所、龍井茶以外にも開化龍頂、千島玉葉、雪水雲緑の新茶が出ているお店を見つけ、入ってみた。

新茶の値段は龍井>>開化龍頂>雪水雲緑>千島玉葉と言う感じ。
龍井は何種類かグレードがあった。
茶葉を見て判断。
頼めば試飲もさせてくれる。
(プラスティックのコップに淹れるので、ちょっと香りがいまいちだったけど)


龍井は西湖ではまだ摘み始めたばかりの頃だったので、
市場に出ている茶葉は大佛龍井も多かったようだ。

それにしても普珥茶のブームはすごい。
ほとんどのお店の一角には餅茶が並んでいたし、普珥茶専門店も数軒あった。
健康ブームに乗っているという感じなのか。
これでは普珥茶の価格が高騰しているのも仕方ないかなと実感した。

緑茶を並べているお店の人たちは白衣を来た女性が多くて清潔な感じがしたが、
普珥茶や鉄観音を専門にしているお店は奥のほうに位置してゆっくり試飲するスペースがあるせいか、
タバコをふかす男性店員(お客も?)が目に付いた。
棚に積まれている餅茶もきっとスモーキーなんだろうなあと他人事ながら気になってしまった。
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茶為国飲,杭為茶都

2007-03-20 | 茶旅
杭州に来たらはずせない場所のひとつ、中国茶葉博物館。

お茶を専門に展示する博物館としては中国で唯一というのだから
やはり中国茶の中心は杭州(=杭為茶都)なんだなーと実感します。

陸羽茶聖も実に美味しそうにお茶を飲んでいらっしゃいますなあ。



中国国際茶文化研究会もこの中にあります。
-私も栄誉会員の末席を汚しております


博物館内は写真OK。
お茶が「茶」の字に落ち着くまではいろいろな漢字が使われていました。


粉彩の蓋碗。
茶具関係の本には必ず写真が載っているもの。
実物を見ることができてウレシイ。


ちるさんからここの売店はお茶関係の本が充実している、と聞いていたのでしっかりチェック。
前から欲しかった『中国茶葉大辞典』を購入。
他にも買いたい本はいろいろありましたが、この一冊があまりに重いので諦めました。
皆さんは『茶経』を買ってらしたようです。

敷地内の庭園は整備されているので散策するのも楽しいかも。
博物館の近くには茶屋もたくさんあるので昼食も心配なし。
杭州料理と龍井茶をオープンテラスで楽しみました。
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歓聚一堂

2007-03-18 | 茶旅
噂に聞いてはいたけれど、杭州は茶館が多い。
コンビニを捜すよりも茶館を見つけるほうが簡単かもしれない。

ひとくちに茶館と言っても雰囲気やシステム、客層などは場所によって様々。
今回私が行った茶館はガイドブックに載っているところがほとんどだったので、
もしかしたら捜せばもっとローカル御用達やマニアックな場所もあるのかも。

土地柄観光客が多いのはもちろんだけれど、
現地在住の人たちが大人数で来ているのも良く見かける。
中国の人たちの茶館の使い方は
家族やグループが集まって茶請けをいただきながらワイワイ楽しむ、
というのがデフォルトのような気がした。


陶陶居茶楼(鳳起西路619号)
会議室サイズの個室も完備、軽食とお茶請けがビュッフェ形式で自由に取ることができる。


青藤茶館(南山路278号)
ここもビュッフェ形式の食べ放題。
ロケーションも雰囲気も味もよいので大人気。
ものすごく広いけれど、土日はすぐに満席になる。


湖畔居(聖塘景区1号)
西湖湖畔にたたずむ美しい茶楼。
値段もよいけれど景色も抜群。杭州へ来たことを実感できる。


国際茶人邨(南山路87-1号)
街の喧騒から離れ、木立の中にひっそりと建つ、和み系の茶館。
文化人がよく集っているらしい。


太極茶道水茶坊(河坊街184号)
蓋碗の中のお湯が少なくなると、若い茶道師?のお兄さんがやってきて、
長い注ぎ口を持つ急須でお湯をいれるパフォーマンスを披露してくれる。
私たちはこのパフォーマンスが見たいがためにお茶を飲みすぎて帰りはガボガボだった。。。
とにかく一見の価値あり。特に女性にはオススメ(何故?)
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欲把西湖比西子,従来佳茗似佳人

2007-03-17 | 茶旅
江南の土地は本当に豊かである。
産業的にも、経済的にも、そして自然の恵みに於いても。
 
昔、飛行機の窓から下を見て、北京から入った時は大地が全体的に黄色っぽく見えたのに対して、
上海の時は一面美しい緑が目に入り、感動したことがあった。
以前に比べて緑の占める割合はずい分減ったけれど、それでも水と緑に恵まれた江南は豊穣である。
今回、杭州空港から車に乗り、立派な高速道路の両脇に立ち並ぶ瀟洒な住宅群を見て、改めて杭州の経済的な豊かさを実感した。
 
街の中心地に入ってからまたびっくり。
上海までとはいかないまでも、高層ビルが建ち並び、かなり都会化した様相。
さすがに25年ぶりだし、急激な近代化で去年の秋に17年ぶりで訪れた上海に続き
「杭州よ、お前もか」的な衝撃を受けるだろうと覚悟をしていたが、幸いにもそれは杞憂に終った。
 
空港は杭州市の東に位置しており、市内へと向かう時はまず市の東側から入っていく。
杭州市内は西湖を中心として見ると、東側と北側が比較的平地で整備されビルが立ち並んでいるため都会的な感じがするが、
西側と南側は茶畑と名所旧跡が点在する山々に囲まれ、まだまだ自然が残っている。


西湖の西側に続く山の道を進んでいくと、眼前にお茶畑が広がる。
新芽の息吹く季節である。
これから清明節にかけてが茶摘の一つのピークとなるだろう。


季節的にはまだ早いので、茶摘の小姐たちも人数はまだ少ない。
ほとんどの小姐は隣の安徽省から茶摘のためにやってくるということだ。

 
梅家塢は今や一大ブランドで、茶畑の区域もどんどん拡がっているらしい。
観光客も多く、300軒の茶農家のうち、
茶屋(お茶を飲ませてくれて、即売もする。食事が出来るところも多い)を併設していないのはたった2軒であるとのこと。

年にたった一回のクオリティシーズン。
街では「新茶上市」の看板が目に付く。
しかし、この時期の龍井には注意が必要。
杭州市よりも南に位置する温州や富陽、
はたまた四川省あたりから来る茶葉もあるそうだ。
美味しければどの産地でもいいとは思うが、
無駄にボラれるのは避けたいもの。
やはり杭州まで来たからには、茶農家まで足を運んで買うほうが楽しめる。
どの農家を訪れたらいいのか迷ってしまうけどね。
コメント (2)
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新茶上市

2007-03-16 | 茶旅
実に25年ぶりに杭州に行ってきました。

今はまさに新茶の茶摘みが始まったところ。
出来たての龍井をいただきました。

写真は梅家塢にて。
大きくて分厚い魔法の手です。
コメント (8)
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ダージリン オータムナル

2007-03-04 | 紅茶(中国以外の地域)
久しぶりに出かけたリーフルでダージリンのオータムナルを試飲しました。
キャッスルトンのムーンライトやマーガレッツホープのホワイトシャイニーデライトなどのスペシャルティーは完売していましたが、
入荷したばかりの物も数種類あって、8種類ほどいただきました。

ダージリンとひと口に言っても、農園ごとにかなり特徴が違うんですよね。
で、毎回何故か買ってしまうのがタルボ農園とオカイティ農園。
タルボの力強さとオカイティの清々しさが、対照的ではあるけれどどちらも好き。

今回購入したのは

タルボ農園 DJ-635
 これはリーフルさんからサンプルが送られてきて、家で飲んでいて、
 来る前から購入は決めていました。
 
オカイティ農園 DJ-471
 上の写真がこれ。
 オータムナルらしい、穏やかな美味しさです。

マーガレッツホープ農園 ホワイトティー DJ-285
 しっかりとした渋味もあるけれど、優しい印象。
 香りが戻ってくる感じ。

アッサム タウコック農園 オータムナル
 ちるさんのお奨め。
 かなーり美味しいです、コストパフォーマンス最高!

でも、もう間もなく2007ファーストフラッシュが出てくるらしい。
今年は特に早そう。
クオリティシーズンが年3回あるって結構忙しいですよね
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