プーアール茶.comのふじもとさんのお茶を飲む会が先週末に品川「
HOI」で開かれました。
上海、京都に続く東京での開催。
主催の
上海小町さんからの依頼で、私もお手伝いに入りました。
拠点を上海から西双版納に移してお茶づくりに取り組んでいるふじもとさんのお話を伺いながら
プーアール茶.comオリジナルのお茶を飲み比べることができるという贅沢な時間。
ご参加の皆さんは静かにじっくりとふじもとさん自らが淹れてくださったお茶を味わっていらっしゃいました。
お茶の味にその樹が育った環境が映し出されること。
作っている人たちの民族性もお茶に反映されること。
目をつぶってゆっくりと口に含むと森の中に佇んでいるような感覚を覚えるお茶もありました。
途中、白茶果工作室のヒロエさんによるランチプレートの軽食を挟んで、
いただいたお茶は何と17種類。
約6時間の長丁場でした。
初めてのふじもとさんのお茶会のお手伝いでしたので、私も不慣れな面がありましたが、
今回でふじもとさんのお茶作りが志すところが少しわかった気がします。
雲南省のお茶は江南の緑茶や福建省・台湾の烏龍茶とは違う魅力がありますね。
西双版納への思いがますますつのります。
今年の秋、上海小町さんが雲南省への旅を企画してくださる予定です。
興味ある方、ご一緒にプーアール茶が作られている自然を体感しませんか?
(詳細については上海小町さんのブログをご覧ください→
☆)
■茶譜■
「自然へのアプローチ」
品種と旬
『易武古樹青餅2010年』と『易武古樹青餅2010年・試作品』
農地と森
『漫撒古樹青餅2013年・黄印』と『漫撒古樹青餅2013年・緑印』
土質と水質
『ラオス瑶族の散茶2013年』と『漫撒山一扇磨の散茶2013年2』
茶樹の個性
『弯弓単樹A2015年』と『弯弓単樹B2015年』
天候と暦
『漫撒陰涼紅餅2015年』と『漫撒一水紅餅2015年』
『章朗古樹秋天散茶2014年』と『章朗古樹秋天散茶2015年』
植物の生態
『一扇磨陰涼散茶2015年』と『漫撒風道青餅2015年』
人工の味
『巴達古樹紅餅2010年紅茶』と『巴達古樹紅餅2010年紅茶 烘干(機械乾燥)』
おまけ
『早期紅印春尖散茶 1950年代』