神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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千葉県松戸市にて中国茶教室「Salon de Leecha 麗茶」を主宰しています

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新コース開設と体験茶会のお知らせ

2016-02-20 | 自宅サロン
お茶の力ってすごいなあ、と今更ながらに思います。

私にとってお茶は喉の渇きを潤す液体というだけではありません。
疲れた体をそっと癒してくれる薬であり、
時にドラマチックな感動を与えてくれる贈り物であり、
人と人をつないでくれるコミュニケーションツールでもあります。
そして、大げさに言えばひとつの修行の場を形作る存在でもあるのです。

誰かと美味しいお茶を分かち合いたいと思い、
そのために学び始めてかれこれ15年になります。

まだまだ未熟で無学な自分ではありますが、
同じようにお茶を通して人とつながりたいと思う方々に
少しでも道しるべになれればとサロンに新コースを開設することにいたしました。

茶席を作ることや茶会を開くことを目的とした「茶席コース」の参加者を募集いたします。
麗茶のHP記事「茶席コース新規開設と体験茶会開催のお知らせ」もご参照ください。


また、このたびサロンを体験したいという方を対象とした茶会を開催することといたしました。
ベーシックコース、マンスリーコース、新設の茶席コースについてご興味ある方は是非ご参加ください。


日時:3月10日(木) 13:00~15:00

場所 : Salon de Leecha 麗茶
(JR常磐線松戸駅より徒歩10分)

会費 : 3,500円

募集人数 : 7名(残2席)

体験茶会のお申込み、中国茶教室へのお問い合わせはchosi☆goo.jp(☆を@に変換してください)までメールでのご連絡をお願いいたします。

皆様のご参加をお待ち申し上げております。
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麗香茶課 二月の講座

2016-02-19 | 麗香茶課
麗香茶課では今月は2つの講座を開催いたしました。



まずは2月3日。
台湾茶ドットネットの大倉健太さんを講師に、
台湾茶セミナー「台湾のお茶屋さんへ行こう!~現地で台湾茶を買うための鑑定眼&コミュニケーション術~」を開催いたしました。

昨年のセミナーでは茶葉の鑑定の仕方を教えていただきましたが、
今回はお茶屋さんの見分け方、お茶屋さんでの買い方についてより具体的にレクチャーしていただきました。

試飲の際のお茶の判断の仕方もサンプルを実際に淹れていただきました(写真上)。
台湾茶の値段の目安などの提示もあり、これから台湾でお茶を買おうという方には役立つ情報が多かったと思います。





2月13日は、日本茶インストラクター・リーダーの早川博子先生を講師にお迎えして
「日本の発酵茶」セミナーを開催いたしました。

日本で作られている酵素発酵のお茶、微生物発酵のお茶について、パワーポイントで写真やグラフを見せていただきながら、
とてもわかりやすく解説していただきました。

早川先生厳選の6種類の発酵茶もそれぞれ個性があり、興味深く味わいました。
新しい試みに挑戦する作り手、伝統を守る作り手、それぞれの作り手の方々の心意気も感じて、
日本のお茶を再発見するいい機会となったのではないかと思います。


両先生、実践的な講座をありがとうございました。
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季節のあれこれ~春節茶会

2016-02-19 | お茶会
若いころは礼儀作法を学ぶためとしか思っていなかった茶道。
それがこんなに広がりと奥深さがあり、気負いなく楽しめるものと知ったのは本当にここ数年のこと。

そのきっかけを作ってくださったのが、森下典子先生の著書『日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ (新潮文庫)』でした。

森下先生には昨夏「麗香茶課」で茶道の愉しみを体験する講座をご担当いただき
今年の秋にも続編をお願いしていますが、
ご縁をつないでくださったのは「麗香茶課」で薬膳講座を担当していただいている青柳敬子先生です。
青柳先生と森下先生は中高一貫校の同級生でいらっしゃいます。


2月7日、中国の嘉興から来日されている青柳先生のご友人が
日本の茶道を学ばれたいということで、森下先生に季節の茶会を開いていただくことになりました。
青柳先生に声をかけていただいて、私も御相伴に預かる機会を得ました。

普段はシノワな雰囲気の横浜の「香流」が和の茶室の趣に。
写真を撮り切れなかったのが残念ですが、掛け軸、お花、茶道具、お菓子、すべて森下先生が心を込めて選んでくださったもの。

森下先生の点ててくださったお濃茶はとても甘く旨みが感じられて美味しかったです。
先生のお話には中国のお客様のみならず、集まった中国茶仲間も頷きながら聞き入っていました。
先生の茶の湯への愛をしみじみと感じました。

中国のお客様の一人、陸さんは中国禅茶文化協会に所属し、杭州の霊隠寺のご住職からお茶を学んだ方。
返礼として、祁門紅茶のお点前を披露してくださいました。
優雅なお点前とお茶の甘い余韻に酔いしれました。

お茶を通しての日中交流の午後。
素晴らしい除夕のひと時でした。ありがとうございました。
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プーアール茶.com勉強会

2016-02-04 | お茶会
プーアール茶.comのふじもとさんのお茶を飲む会が先週末に品川「HOI」で開かれました。
上海、京都に続く東京での開催。

主催の上海小町さんからの依頼で、私もお手伝いに入りました。

拠点を上海から西双版納に移してお茶づくりに取り組んでいるふじもとさんのお話を伺いながら
プーアール茶.comオリジナルのお茶を飲み比べることができるという贅沢な時間。
ご参加の皆さんは静かにじっくりとふじもとさん自らが淹れてくださったお茶を味わっていらっしゃいました。

お茶の味にその樹が育った環境が映し出されること。
作っている人たちの民族性もお茶に反映されること。

目をつぶってゆっくりと口に含むと森の中に佇んでいるような感覚を覚えるお茶もありました。

途中、白茶果工作室のヒロエさんによるランチプレートの軽食を挟んで、
いただいたお茶は何と17種類。
約6時間の長丁場でした。

初めてのふじもとさんのお茶会のお手伝いでしたので、私も不慣れな面がありましたが、
今回でふじもとさんのお茶作りが志すところが少しわかった気がします。

雲南省のお茶は江南の緑茶や福建省・台湾の烏龍茶とは違う魅力がありますね。
西双版納への思いがますますつのります。

今年の秋、上海小町さんが雲南省への旅を企画してくださる予定です。
興味ある方、ご一緒にプーアール茶が作られている自然を体感しませんか?
(詳細については上海小町さんのブログをご覧ください→



■茶譜■

「自然へのアプローチ」

品種と旬

『易武古樹青餅2010年』と『易武古樹青餅2010年・試作品』

農地と森

『漫撒古樹青餅2013年・黄印』と『漫撒古樹青餅2013年・緑印』

土質と水質

『ラオス瑶族の散茶2013年』と『漫撒山一扇磨の散茶2013年2』

茶樹の個性

『弯弓単樹A2015年』と『弯弓単樹B2015年』

天候と暦

『漫撒陰涼紅餅2015年』と『漫撒一水紅餅2015年』

『章朗古樹秋天散茶2014年』と『章朗古樹秋天散茶2015年』

植物の生態

『一扇磨陰涼散茶2015年』と『漫撒風道青餅2015年』

人工の味

『巴達古樹紅餅2010年紅茶』と『巴達古樹紅餅2010年紅茶 烘干(機械乾燥)』

おまけ

『早期紅印春尖散茶 1950年代』
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