神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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千葉県松戸市にて中国茶教室「Salon de Leecha 麗茶」を主宰しています

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真夏の茶会

2009-07-29 | 自宅サロン
自宅サロンでの「台湾茶会」が無事終了。

今回は飛び飛びで三回開催だったので、
この一週間は自分の中でずっと茶会モードに入っていた。
今日はようやくゆっくりと茶器を片付けながら反省点を考えたり
写真を整理してブログの文章を推敲したりしている。

香港から帰ってきてすぐに第一回のスケジュールを入れてしまったため
私自身は興奮冷めやらぬうちに突入した感があるが、
茶葉のほうは台湾から持ち帰って一ヶ月余り経ち、
じっくり寝かせて落ち着いた頃合いとなった。

今回台北から持ち帰った春茶はコンテスト茶のような華やかな物はなかったし、
ともすればちょっと大人し過ぎる印象であったが、
夏の茶会に相応しく、爽やかに優しくすっきり感のあるイメージで行くことにした。

工夫したのは、淹れ方と茶器。
茶葉を多目にして、手早く抽出し、滋味をしっかり出しながら、後味はすっきりと。
茶器は白い磁器を中心にあしらい、
お客様の手元にはガラス素材を多く使い、涼しげな雰囲気を演出した。

茶譜はまずウェルカムティーとして凍頂山野生茶の水出し冷茶を。
このお茶だけは去年のもので、FTCさんにて購入。
続いて阿里山包種茶、翠峰烏龍茶、木柵鉄観音、東方美人というラインナップ。
全て今年6月に台湾で買ってきた春茶である。
木柵鉄観音を除くと、三種とも産地が正統派とは違うものとなっている。

自家製デザートはハチミツ入りオレンジシャーベット。
ハチミツはタスマニア産でリアルフードさんから購入したもの。



お茶請けはアフタヌーンティースタイルでサービス。
上段は香港から持ち帰ったお菓子で、ジンジャークッキー、ピーナツヌガー、
今香港で人気の「Jenny Bakery」のパイナップルロール。
(28日は賞味期限の都合により、「泰昌餅家」のエッグロール、「奇華餅家」のパイナップルケーキをお出しした。)

下段はラ・パティスリエの新作ケーキ、ウィークエンド・ア・ラ・パティスリエ。



三回ともお客様同志のお話がはずんで
私は黙々とお茶淹れに徹することができたように思う。

皆さんに美味しく楽しく過ごしていただき、
この茶会がくつろぎとリフレッシュの場になるとしたら、
これ以上嬉しいことはない。

さてさて、次の茶会はどんなテーマにしよう?

※今回台湾茶会に参加してくださった方がブログに記事をUPしてくださっていますので、ご紹介させていただきます。
 (今後も随時ご紹介記事を追加する予定です。)

 おうち茶館
  中国茶に対する視線がいつも優しく柔らかで素敵な荷花さん。
  楚々とした外見からは想像がつかないアウトドア派でもあります

 Cha-No-Yu China 中国茶と和の粋
  中国茶席のコーディネートを任せたら現在右に出る人はいないであろううらりんさん。
  憧れのEOS 5Dを携えて遊びに来てくださいました

 素敵に暮らそう
  予約のなかなか取れないテーブルコーディネートサロン、「bouquet of y」主宰のyuri先生。
  今回は参加者の方の中に偶然yuri先生のブログのファンの方が♪楽しい出会いもありました

 上海小町のまったり中国茶日記
  恵比寿にて中国茶サロンを主宰する上海小町さん。
  上海在住10年の経験に基づくお話は時間を忘れる面白さです


ありがとうございました
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香港で白茶

2009-07-24 | 白茶(中国茶)
先週末、4年ぶりの香港へ。

若かりし頃は香港と言えばショッピング!が第一目的で、
化粧品を買い貯めたり、ブランド物を眺め歩いたものだが、
ここ10年くらいは黎明演唱会のために行っている。
迷友たち(黎明ファン友達)と会えるのも楽しみの一つ。

以前、従姉妹がジャッキー・チェンに会うために香港に行くと聞き、
へぇ~そこまでするんだ~と感心したことがあるが、
今では私のほうが感心されている、というか、あきれられている

3泊4日のうち、3晩続けて紅磡の香港コロシアムに通い蛍光棒を振る旅程。
それでもせっかくの香港、お茶も楽しまなくてはね。

到着日は「インターコンチネンタルホテル」のラウンジでアフタヌーンティー。
こちらでサーブされる紅茶はマリアージュ・フレールのもの。
私はマルコ・ポーロをチョイス。
ケーキもスコーンもそこそこという感じだったが、
マンゴープリンが旬だったせいか、感動的に美味しかった。

翌朝は北京道1號10階にある「潮楼」で飲茶三昧。
ここでは何も言わなかったらジャスミン茶が出てきてしまったので、
寿眉(ソウメイ)をオーダーし直す。
少し発酵が進んだタイプで紅茶のような甘い香り。
やっぱり夏は白茶デス。

その日はコンサートの時間までお茶屋巡り。
迷友と中環から上環まで歩き、「楽茶軒」と「林奇苑茶行」に入る。
「林奇苑茶行」では迷友のリクエストで龍井と私のお目当ての白牡丹を試飲する。
ここは白牡丹の品揃えが豊富。
リーズナブルなものから高級なものまで
いろいろなグレードが揃っている。

お目当ての買い物を済ませ、迷友とMTRで別れ、私はそのまま銅鑼湾へ。
「三思堂」で友人からの頼まれ物を買い、
自分用には茶器を買おうと思っていたのだが、
店主さんに薦められて10年もののプーアル餅茶を買ってしまった。
試飲したらなかなか美味しかったし、
ものすごくリーズナブルだったので、迷うことなく購入。
実は香港のお茶屋さんの店頭で餅茶を買うのは初めてだったりする

その後タイムズスクエアそばの「新星茶荘」へ。
プーアルを買ったばかりだったので、ちょっとテンション落ち気味。
今回の気分は白茶だからなあ。
店内をぐるりと拝見して喫茶はせずに出る。
高層階にあるこのお店は明るく、ゆったりした雰囲気で
餅茶の種類もものすごく豊富。
プーアルモードの時にまたゆっくり訪れたいと思う。

そのままMTRで金鐘へ向かい、香港公園へ。
この空間は何だかとても落ち着く。
あるガイドブックによれば香港三大パワースポットの一つとか!?

小腹が空いたので、公園内の「楽茶軒」で白牡丹と軽食をいただいた。
ここの白牡丹も柔らかく甘くて美味しい。
お値段はちょっと高めだけど・・。

そうこうしているうちにもう夕方。
コンサートの時間も近づいていて、お茶屋巡りもタイムアウト。
ホテルに荷物を置き、いそいそと紅磡へ向かう。

この日の夜は台風が直撃して、夜中にはシグナル9が発令された。
翌朝、ホテルの窓際が水びだしになっているのには驚いた。
そんなハプニングも楽しい香港。

香港の夏は暑い。
でも、香港の街歩きは楽しい。
ちょっと疲れたらふらりとお茶屋や茶餐廳でのどを潤す。
マンゴーが旬の今なら「許留山」もいいね!

返還前とは雰囲気も少し変わったけれど、
相変わらず香港は楽しくて刺激的。
コメント (10)
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龍神水で禅茶

2009-07-16 | 烏龍茶(台湾茶)
先日箱根神社に行った時に
龍神水を汲んで持ち帰って来たので、
それでお茶を淹れてみることにしました。

龍神水は九頭龍神社の新宮で汲むことができます。
箱根神社の社務所では龍シール付き(笑)のペットボトルも購入できます。



何のお茶を淹れようかと考えて、
ちょうど一回分残っていた鄭添福氏の禅茶を選びました。
名前からして、何だか霊験あらたかな感じじゃないですか?

まあ、気分です、気分。
何となく癒されるような気がするわけです。

あ・・でも・・味は・・
四煎目からはいつも使っているお水で淹れたのだけれど、
そちらのほうが美味しいような・・・
いや、きっとヒーリング効果があるんです!(無理くり)

九頭龍神社は縁結びの神さまとしても人気だそうなので、
婚活中の方は是非♪
コメント (4)
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夢は、かなう

2009-07-11 | 茶話
先日、中国茶関係の友人との茶飲み話で、
中国茶に関わる将来の目標は何か、と言う話題になった。

皆さんそれぞれ具体的な夢を持っていた。
それもなかなか壮大で素敵な夢を。
私が一番ささやかと言うか、アクションさえ起こせば実現しそうな小さな夢だったような…

でも何をするにも、具体的なビジョンを持つことってすごく大事だと思う。
今、私の周りでは「こうしたい、こうありたい」としっかりした目標を口に出し、
実際にそれを実現している人たちがたくさんいる。
夢はかなうのである。

もちろんただ夢を見ているだけではかなわない。
その夢を絶えず意識して、そこへ向かって着実に進む努力が大切。
強く願い、その夢を自分に引き寄せるくらいの気持ちが結果的に運をも引き寄せる。

そんなことはポジティブで強くて実力ある人じゃないと無理じゃないかって?
いえいえ、まずは身近な小さなことでもいいから目標を設定して、
それを強く意識してみること。

私自身、すごくマイナス思考で、なかなか前に進めないタイプなのだが、
(ウソ~~という反論は受け付けません・・笑)
最近は友人たちの影響もあって、少しずつ前進するようにしている。
まず自分にできることから一歩ずつ。

多少の失敗や軌道修正は何のその。
願い続けること、夢から逃げないことが大切なんだと思う。

ちなみに私の昨日の目標は、
お教室で使う包種茶を清らかで透明感ある味わいに淹れることだった。
これがまた、意外と自己主張のない、無言のような包種茶で若干手を焼いていた。
強く念じて茶葉にお願いしながら淹れてみると、あら不思議。
茶葉が寄り添ってくれたような、優しく麗しい味わい。

そんな日常のちょっとした目標が実を結び、積み重なって行く。
その先にはちっぽけではあるけれど、
私にとっては憧れの夢の実現が待っているはず。
コメント (8)
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おいしいお茶の教科書

2009-07-03 | 茶にまつわる文化・芸術
怒涛の6月が過ぎ、
7月になって、やっと時間的にも気持ち的にも余裕ができたので
買ったまま部屋の片隅に積んであったBRUTUS (ブルータス) 2009年 7/1号 [雑誌]
を読みました。
日本茶と紅茶の特集です。
購入された方も多いはず。



表紙がかわいいですよね~。

昔、友人と居酒屋のカウンターで飲んでいたら、
隣に座っていたおじさまがまじまじと私の顔を見つめて、一言。
「きみ、スマイルマークと同じ顔してるねえ」
・・・嬉しくないんですけど・・・。

そんな私ですから、この表紙の紅茶ちゃんと日本茶くんは他人とは思えません。

てな話は置いといて。
中もじっくり読みました。

まず、写真がきれいですね。
茶葉の写真を魅力的に撮るのって難しいと思うんですが、
P30~31なんてなかなか素敵。
産地の写真もいいですね。

紅茶、日本茶のカタログとしても力が入っています。
プロのティスティングレポートが付いているだけに、
プレミア感はしっかり出ていると思います。
(私はどちらかと言えば抹茶スイーツカタログの方が気になります・・)

ワイン的にお茶を語ると言う方法は結構昔からなされていると思いますが、
P32~33のように項目別になっているとわかりやすいですね。
薀蓄好きの男性たちの教科書にもなりそうな

気になったのは、日本茶業界での「茶師」という言葉の使い方。
紅茶で言えばブレンダーやテイスターなどのお仕事をする人のことを言うのですね。
私は中国茶関係で使う場合は製茶する人、と言う意味で使っています。
日本茶のように荒茶以降の最終加工をする人、と言う意味で使うことはありません。
日本茶でも、荒茶までの製茶をする人のことも茶師と言うことはあるのではないかな?
と思うんですが、どうなんでしょうか。

もうひとつ、P24~29の四コマ漫画、
オチがお茶を吹き出すというシーンで終わっている作品が3個もあるのが気になりました。
飲食関係記事としてはあまり見た目に気分がよくないと思うんですが・・・

それにしても蒸し暑い夏のこの時期、
P74のカキ氷を食べにいきたいと思ったのは私だけではないはず♪
コメント (2)
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