神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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続・常滑の急須(画像アリ)

2012-02-18 | 茶道具
昨日の記事の続きです。

買ってきた急須の写真がないー!という声がありましたので(笑)、
今日は自然光の下、写真を撮ってみました。

写真を撮っていて改めて感じたのですが、
この急須、本当に光線の具合によって表情が変わります。

昨日の夜、キッチンの蛍光灯の下で携帯で撮った写真はこれ。



実際より暗めに写ってます。

そして、今日昼間に太陽光モードでCANON EOS50Dで撮った写真。



どちらもこの急須の持つ景色ですが、
私の印象としては上の二枚の写真の中間の色合いという感じです。
写真ではなかなか表現しにくい色ですね。

使っていくとまた変化していきそうで、楽しみでもあります。

本日いただいたお茶は急須と一緒に購入した
「アッサム系 静岡茶 花かおり」(日本茶専門店 錦園石部商店
高い温度で入れて、華やかな香りを引き立たせます。

茶農さん情報で鳳凰単ソウにも合うとのことでしたので、単ソウも淹れてみました。
蓋碗で淹れるよりも淡い優しい感じになり、これもまた嬉しい発見です。
近いうちに中国茶会でも登場させるかもしれません!



常滑焼 穴窯焼成 自然釉 磯部輝之氏作
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常滑の急須

2012-02-17 | 茶道具
日本茶専門店 錦園石部商店」の石部さんが日本橋三越にて
「常滑焼 大きなポットと小さな急須展」で常滑の急須をたくさん展示されるとのことで、行ってきました。

常滑の急須は7年ほど前に石部さんが取り扱っている常滑の急須作家磯部輝之さんの職人急須宝生庵の鉄色を買いました。
軽いし手になじんで使いやすく、日本茶はほとんどこの急須で淹れますが、
今度は常滑の工芸品らしい雰囲気の急須がほしいなと思っていました。

三越に行く前に、今ちょうど出光美術館で開催されている「三代 山田常山」展へ。
山田常山氏(1924~2005)は愛知県常滑市に生まれた陶芸家で、急須作家として国宝に認定された方です。
朱泥、紫泥、烏泥、白泥、藻がけ、彩泥、自然釉の急須、煎茶道具、酒器、花入れ、食器などが180点余り展示され、圧巻でした。
その旺盛な制作活動と、伝統や先人たちに真摯に学ぶ姿勢が伝わってくる素晴らしい展示でした。



この鑑賞で特に藻がけと自然釉に魅せられた私は、その勢いで三越の催事へ向かったので、
すっかりどちらかを買う気満々になっていました(笑)。
輝之窯・磯部輝之さんの穴窯焼成の自然釉急須と焼〆急須、甚秋窯・伊藤成二さんのポットのどれにするか散々迷ったあげく、
自然釉急須を連れて帰ることに。
(予算オーバーだけど、テーブルウェアフェスティバルでお金を使わなかった分上乗せしたと思おう・・・。)

精緻でありながら遊び心も感じられ、実用的でありながら芸術的。
急須の写真はまた、そのうち・・・(と、勿体付けてみる。)


三越の催事は2月21日(火)まで(20日は定休日)、
出光美術館の常山展は2月19日〈日)までとなっています。
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新春茶会2012@ラ・アンジェ南青山

2012-02-15 | お茶会
まだまだ寒い日が続いています。
今年最初の麗茶の茶会をラ・アンジェ南青山にて開催しました。

この日のお水屋はいつも助けてくださるラ・アンジェスタッフの恵理さんと
もう一人kemiちゃんがお手伝いしてくれました。感謝♪
常連のお客さまが多い中、初めての方々もご参加くださって、新鮮な空気が流れます。

この後3月1日/13日とまだ自宅サロンでの茶会が残っているので、
茶譜とお茶請けのレポは終了まで保留ということで。
最終日まであと一ヶ月近くあるので、茶譜も茶葉の状態を見て変更もあるかもしれません。

とりあえず今回限定のフラワーアレンジメントの写真を。
いつものように、アトリエオルタンシアの落合邦子さんにお願いしました。



ランナーは友人のCさんから譲り受けたちょっと中国趣味の柄の反物を。
刺繍の色に合わせてアレンジメントはオレンジを基調としていただきました。
(肝心の刺繍があまりちゃんと写っていませんので、また次回のレポの時にでも。)

ご参加の皆様、ありがとうございました。

※ラ・アンジェ南青山のブログでもご紹介いただきました。ありがとうございました。
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テーブルウェアフェスティバル2012

2012-02-10 | 茶にまつわる文化・芸術
毎年この時期恒例の「テーブルウェアフェスティバル2012」行ってきました。

あまり人混みに紛れたくなかったので、雨の日を狙っていったのですが、それでもすごい人、人、人・・・。
考えてみれば雨の日だからこそ、こういう屋内イベントはいいんですよね

まずは目の保養、特別企画コーナーとテーブルウェア大賞のブースを回りました。
モナコ公国の食卓、モナコと言えばグレース・ケリー(トップ写真)。
各国のロイヤルブランドの食器でセッティングされたテーブル展示も圧巻でした。

著名人によるテーブルセッティングも毎年楽しみですが、
今年はこれ!というのがなかったかなあ。
黒柳徹子さんのテーブルは名前を見なくてもすぐわかりますね♪



ここ数年はレイノーのブースがステキなので注目しています。
今年は「食と器」をテーマに3人の和食、中華、フレンチの一流料理人と
3人のコーディネーターがコラボレーションしています。
これはシノワテイストの入った山本侑貴子さんの食卓。



テーブルウェア大賞のコーディネート部門の展示は年々パワーアップしていますね。
何せ大賞は賞金100万円ですから!
でも、それに匹敵するくらい投資している方もいるのでは?


展示を回った後はぼちぼちと販売コーナーのブースへ。
今年は特に目的を持っていかなかったので、買い物は控えめに。

安かったテーブルクロス、アタのテーブルセンター、
それからはさみ焼のブースで福峰陶苑の注器を買いました。
茶海がわりに使おうと思います。



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「はじめての台湾茶」出版記念茶会@殿ヶ谷戸公園

2012-02-05 | お茶会
暦の上では立春を過ぎましたが、まだまだ寒いですね。
この季節、焙煎の効いたお茶や紅茶に手が伸びがちですが、
やはり台湾の冬茶も恋しくなります。

昨日は殿ヶ谷戸公園の紅葉亭で開かれた
山道帰一氏の「はじめての台湾茶」出版記念茶会に
うらりんさんをお誘いして参加してきました。




はじめての台湾茶」山道帰一著(ACCESS)

写真が豊富で読みやすく、台湾茶入門にぴったりの内容です。


山道帰一氏は東京広尾の烏龍茶専門店「清品茶房 茶通」のオーナーであり、風水師でもあります。

三菱財閥の別邸時代に作られた茶室、紅葉亭での午後のひととき、
山道氏、写真家の神林環氏(本の写真は全て神林氏によるもの)、
「茶通」の店長田島氏のお三方が丁寧に淹れてくださった台湾茶を味わいました。
山道氏のお話がとても面白くて、笑顔の絶えない楽しい茶会でした。

いただいたお茶は高山冬茶を中心に6種。
お茶請けも4種出していただいて、本にサインもいただいて、お得感タップリの茶会でした。


今回の茶会を知るきっかけとなったのは、
運営に携わるHさんとのFacebookのメッセージでのやりとりでした。

Facebookにちゃんと取り組むようになって一年あまり、
それまでリアルではなかなか交流する機会のなかったお茶関係の方々とも
知り合えて、嬉しい限りです。

最近は台湾に住む茶人の方々ともつながって、
いろいろな情報が入ってくるようになりました。

今年はそんな新しい交流の輪がさらに広がっていきそうな気がしています。
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五ヶ瀬の紅茶

2012-02-02 | 紅茶(中国以外の地域)
またまた和紅茶の話題をひとつ。

先日の記事に書いたように、
和紅茶は宜興の紫砂壺と合わないと言う印象を持っていました。
が、その固定観念を覆す面白い出会いがありました。

茶農さんがブログ「続・茶的空間」の記事で紹介していた
五ヶ瀬緑製茶」興梠洋一さんの紅茶、「ゆうかげ(リーフティー)」。
興梠洋一さんは宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町で釜炒り茶を作っていらっしゃる、その世界ではたいへん有名な方です。
茶農さんが去年一番印象に残った日本茶が、興梠さんの紅茶だったという記事を読んで、
すぐにお願いして少量譲っていただき、飲んでみました。

茶農さんからはお薦めの入れ方を伺っていたのですが、
最初はその入れ方ではなく、敢えて普通に磁器のポットで一回出ししてみました。
ふくよかな香りと和紅茶特有の甘みのある美味しい紅茶でした。
でも、他の和紅茶に比べて特に変わった印象はありません。

本領発揮はそれからでした。
茶農さんに薦められた、紫砂壺で入れるという方法で試してみると・・・・
おおっ!これは確かにびっくりの美味しさです。

すぐに茶農さんにメールしました。
「こんなに紫砂壺とがっつり渡り合える和紅茶は初めてです」、と。

中国の工夫紅茶を入れる時には紫砂壺もよく使うのですが、
今まで飲んだことのある和紅茶は
紫砂壺で入れると旨味や香りのどこかの部分がそがれてしまうような気がして
合うと思ったことはありませんでした。

興梠さんの紅茶が何故こんなにも紫砂壺と合うのか、
私にはその理由はまだはっきりとはわかりません。
茶葉が育つ環境や、製茶技術がもちろん大きいのでしょうが、
無農薬有機栽培であること、在来種メインであること、
このあたりにもポイントがあるような気がします。
興梠さんの紅茶は、茶農さんの言葉を借りれば
中国紅茶に通じる「野趣」がある美味しさなのです。


興梠洋一さんのこの紅茶、HPの商品紹介には載っていませんが、
まだ少量手元にあるそうです。
興味のある方は直接問い合わせてみてくださいね。





コメント (2)
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