神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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台湾茶旅2018 茶縁その2 

2018-06-19 | 茶旅
今回の台湾では幸いお天気に恵まれ、傘を使うことはほとんどありませんでした。
予定していた製茶体験も希望通り三日目に現地入りすることになりました。

今回の製茶体験は東方美人。場所は桃園。
こちらの茶廠では通常は製茶体験は受け付けていないようですが、
茶友のKさん、Iさん、カトリーヌの強力なコネに便乗させていただきました。

茶廠のLさんには全工程を見せていただき、とても充実した体験をさせていただきました。
現地でアテンドしてくださったWさん(日本で烏龍茶の製品化を進めていらっしゃいます!)にも本当にお世話になりました。

まずは茶摘み!



この可愛い籠に摘んだ茶葉をいれていくのですが・・・
2時間摘んでも全然一杯になりません。



それもそのはず、この大きさで摘むのですから、なかなか貯まらない。
おまけに腰痛持ちの私は休み休みだったので、皆の半分も摘めませんでした(ゴメンなさい)。

でも、それはもちろん想定内。
主力はLさんがあらかじめ頼んでくださったプロの茶摘みおばさん達です。

摘んだ茶葉はすぐにカレキに振り分け、室内萎凋に入ります。



萎凋は水分を飛ばすための大切な工程。
時間や場所などその日の茶葉の状態や天候を見ながら判断していきます。
ちょっとしたミスも出来上がりに影響してくるので、気が抜けません。

美人を作るには繊細な気配りが必要ですね・・・。
(その3へつづく)
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台湾茶旅2018 茶縁その1

2018-06-17 | 茶旅
今年も恒例、台湾へ。

今回は一緒に行こうと言っていた友人が行けなくなったり、
同じ日に合流するはずだった友人が用事で一日遅れで入ることになったり、
マイレージのキャンセル待ちが全然取れなかったりと当初から波乱気味。

その上、お天気頼みの製茶体験予定を入れていたので、
なかなか旅のスケジュールが確定せず。

一番の問題は私自身が5月初めにギックリ腰をやってしまい、
ずっと調子が戻らず、ギリギリまで製茶体験に行くかどうかを考えあぐねていたこと。
結局決心がついたのが出発4日前でした。

そんなこんなで今回は予定をしっかりと立てていませんでしたが、それでもやっぱり台湾の旅は最高です。
行ってしまえば茶縁を辿って旧交を深めたり新しい出会いがあったり。
こんなに楽しい旅ができるのも、お茶をやっているお蔭ですね!

第一日目は単独行動だったので、10年来の茶友のC小姐に連絡し、永康街で待ち合わせ。
C小姐の旦那さまと紫藤盧の元同僚Eくんと先輩Gさんも合流して『呂桑』で宜蘭料理をいただきました。

その後C小姐の家に場所を移し、試飲会。

前日に開催された台北書院の茶会でもお茶淹れをされたというG先輩が
茶海を使わない双杯品茗式で淹れてくださいました。
やはり最近は茶海を使わない茶人が増えているのかな。

5種類ほど飲ませてもらいましたが、
こだわりのC小姐のチョイスはさすがにどれも美味。

特に坪林雪山の包種茶が美味しかった。
この茶園は比較的新しく、去年から飲ませてもらっているのだけれど、
10年ほど前によく買っていた高山包種茶を初めて飲んだ時の感動が甦る感じ。

最近は発酵度高めの烏龍茶や蜜香タイプが流行っているので、
こういうクリアで爽やかな喉越しのお茶は逆に新鮮です。

教室で使える分をいただいてきたので、日本ではどんな風に入るのか楽しみです!
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岩間眞知子先生の講演会「陸羽と『茶経』」のお知らせ

2018-06-09 | 麗香茶課
麗香茶課より公開講座のお知らせです。

岩間眞知子先生講演会
〜陸羽と『茶経』~

中国の、そして世界の茶文化発展において大きな業績を挙げた「陸羽」。
その著書「茶経」は茶文化の源流として、今なお大きな影響力を持ち続けています。
今回は、お茶の研究者であり、様々なご講演や著述で幅広くご活躍の岩間眞知子先生に、「陸羽と茶経」につきまして、沢山の最新情報を、現地や資料の写真と共に、お話頂きます。
ご講義後には、先生とご一緒にお茶を頂く時間も取らせて頂きます。
より多くの皆様と、この貴重な場を共有させて頂きたく、ご参加をお待ちしております。

★開催日時:7月5日(木)10:30~12:30

★参加費:3500円

★募集人数:60名

★会場:
神奈川近代文学館 中会議室 http://www.kanabun.or.jp/
(みなとみらい線 元町・中華街駅下車徒歩10分)
横浜港を一望出来る緑豊かな「港の見える丘公園」の一画、横浜ベイブリッジを見下ろす高台に建つ「神奈川近代文学館」が会場となります。

◆講師:岩間 眞知子氏
【略歴】東京都生まれ。1978年早稲田大学文学研究科(美術史)修士課程修了。
同年より81年9月まで東京国立博物館科学研究費特別研究員。『日展史』編纂委員。
2015年11月~現在 人間文化研究機構の「アジアにおける「エコヘルス」研究の新展開」の共同研究員。
2017年6月~現在 日本医史学会代議員。
2017年度 世界緑茶協会 O-CHAパイオニア賞文化・芸術部門受賞。
【ご著書】『茶の医薬史―中国と日本』思文閣出版 2009年、『栄西と「喫茶養生記」』静岡県茶業会議所 2013年、『喫茶の歴史 茶薬同源をさぐる』大修館書店2015年など。

★内容(岩間先生よりご紹介文をお送り頂きました)
【テーマ】 陸羽と『茶経』について
【概要】最古にして最高の茶書といわれる『茶経』、その著者・陸羽は自伝『陸文学自伝』も書き残しました。
それは心情を活写した自伝文学としても優れた内容ですが、自伝は29歳(別説もあり)で終わるため、後半の伝記は分からないことが多いのです。
近年、陸羽最晩年について発表された論文と、陸羽の没年を記す資料(中国では失われ、日本に残るもの)が見つかりましたので、現地や資料の写真と共にご紹介したく思います。
また最古といわれる陸羽像、最古の単行本『茶経』についても、少し触れたく思います。
最新情報をたくさんお知らせしたく思っていますので、どうかお楽しみに。

★お申し込み方法
lixiangchake@gmail.com宛メールにてお申し込みください。
先着順にて受け付けます。定員に達し次第締め切らせていただきます。
確認のメールは6月16日より順次送らせていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

麗香茶課
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