神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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団塊スタイル

2015-09-26 | 茶にまつわる文化・芸術
セブンカルチャークラブ亀有で担当している中国茶講座の一日体験講習会が昨日終わりました。
新規の体験希望の方が3名お越しくださり、4種類の中国茶・台湾茶を楽しんでいただきました。

皆さんに中国茶に興味を持ったきっかけを伺ったところ、
お一人の方がNHKのEテレで毎週金曜日夜8時から放映している番組『団塊スタイル』で
風吹ジュンさんが番組の終わりに紹介する「本日のお茶」のコーナーを見ていて美味しそうだと思ったから、
と答えてくださいました。

この番組は以前観たことはありましたが、
風吹ジュンさんのお茶紹介がレギュラーコーナーになっているとは知らず。
そういえば、最近このブログのアクセス検索でも「風吹ジュン」でヒットしてお越しいただく方が増えていました。

『団塊スタイル』の公式ホームページに飛んでみると、
『お茶ギャラリー』では、なかなかマニアックなお茶が紹介されています。
さすが山奥の中国茶産地まで足を運んでいる風吹ジュンさんのチョイスです。

私自身も中国茶の学びは中高年の方にぴったりだわ、と常々思っています。
美味しいというだけでなく、歴史、手仕事、旅、と楽しみは広がります。
お茶会も自由度が高く、椅子に座っていただくことができるのも魅力。

風吹ジュンさんにはこれからも(中高年の?)お茶のカリスマとして頑張っていただきたいですね!
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「広がる『茶の世界』を味わう」

2015-09-20 | 茶にまつわる文化・芸術
先日、「日本国際交流センター」主催のセミナーに行ってきました。

「だから“日中韓”―絆の再発見」と題する連続セミナーの第5回、
テーマは「広がる『茶の世界』を味わう」でした。

第1部は日中韓の講師の方の講演、
第2部は講師3名にモデレーターの石川好氏が加わってパネルディスカッションを行いました。

中国からは張建立氏(中国社会科学院 日本研究所文化研究室室長、教授)、
韓国からはキム・ソクチャン氏(MBCメディア事業本部副局長、仁川・高陽地域局長)、
日本からは茶友の今野純子さん(中国&台湾茶教室 Tea Salon Xingfu 主宰)がスピーカーとして招聘されています。

面白いのは、張氏は日本で学んだ裏千家茶道についてレクチャ-し、
今野さんは毎年中国の茶農家さんを訪れて茶作りをしているというお話をされていたこと。
張氏は中国で日本の文化を教え、
今野さんは日本で中国茶を広めている。
お互いがお互いの国の文化や歴史を学び、
どのような思いを持っているかと言うお話を聞けたのは良かったと思います。

キム氏は何故朝鮮半島で作られた井戸茶碗が日本で国宝になり得たのか、
その井戸茶碗(マクサバル)の魅力についてを取材した韓国のテレビ番組を携えてきてくれました。

大井戸茶碗の名作であり唯一の国宝、黄左衞門井戸は根津美術館の展示で見たことがあります。
井戸茶碗という名前はそれまで何度も聞いてきましたし、写真も見ましたが、
実物を目の前にしたのはそれが初めてだったかもしれません。
その力強さと何者にも媚びない佇まいは印象深いものでした。

井戸茶碗のふるさとの人たちにとっては日常雑器であるマクサバル。
その骨太さの秘密を垣間見たような気がしました。


この日本国際交流センターの連続セミナーは今回はたまたまお茶に関するテーマでしたが、
毎回テーマを替えて日中韓の絆を探っていくようです。
次回の第6回は「テレビドラマ」をテーマに12月1日に開催予定とのことです。




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水辺の茶事「小曼×乃月 中国茶会」

2015-09-18 | 麗香茶課
9月12日(土)13日(日)の二日間、
浅草橋のルーサイドギャラリーの二階をお借りして
<小曼×乃月 中国茶会>「茶事遍路 ~広東省鳳凰単ソウの旅路」を開催いたしました。

台湾からは台北の茶館「小慢」の謝小曼先生、
神戸からは茶教室「月乃音」の渡邊乃月先生をお迎えし、
お二人が2014年春に訪れた鳳凰山・潮州で出会ったお茶・茶器を携えて素敵な茶空間を造ってくださいました。


ウェルカムティーは潮州から持ち帰った山蜜草茶の冷茶を隅田川に面したテラスにて。

前席は香り高い鳳凰単ソウ鴨尿香を。
連席にてお二人同時のお点前を静かに鑑賞していただきました。

その後待ち時間として、再度テラスにて宋種単ソウの冷茶を飲んでいただきます。

後席は窓辺の丸テーブルに移動し、単ソウ紅茶を味わっていただきました。
潮州から持ち帰ったアンティークの丸茶盤とショットグラスのしつらえが清々しく目に映ります。

前席の静寂な雰囲気と後席の和気藹々とした雰囲気のメリハリが効いていたと思います。
さながら茶会全体が陰と陽で構成されたかのような感じでした。
五感を刺激された方も多かったのではないでしょうか。


この企画は麗香茶課を立ち上げた当初から構想を練ってきたもので、
私にとっては本当に夢のイベントでした。
一年を経て形になり感動しています。


茶会の実現にあたってはルーサイトギャラリーの米山オーナーさま、
個展の時期にご一緒にとお誘いくださった陶芸家の二階堂明弘氏にはたいへんお世話になりました。
二階堂さんには花器、飲杯、茶則などもお借りし、
両先生のわびた美しい佇まいのアンティーク茶器に寄り添うような彩りを添えていただきました。

また、茶侶を担当してくださったマリコさん、マサコさんがいらっしゃらなければ、この茶会は完成しなかったと思います。

小曼先生、乃月先生、米山さま、二階堂さん、マリコさん、マサコさん、
そして相方のカトリーヌさん、
ご参加の皆さま、
あの素晴らしい空間をご一緒した全ての皆さまに深く感謝申し上げます。



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白茶果的下午茶

2015-09-01 | 麗香茶課
ヒロエさんとマリコさんによるユニット、白茶果工作室。
中国茶・台湾茶に合うお菓子作りに定評があり、
三〇物語や麗茶の茶会でもお茶請けをお願いしています。

茶会ではお茶が主役ですが、
白茶果のお菓子を存分に味わいたい、という方々の声と
お菓子もお茶も主役の会を開いてみたい、という白茶果工作室の思いが呼応して
「麗香茶課」の講座としてチャイニーズアフタヌーンティー企画が実現しました。

8月最後の日曜日、横浜中華街の「中国茶文化空間・香流」にて10名さまずつ2回の下午茶を開催しました。

この日のために試作、試食を繰り返し、お茶とのマリアージュも丹念に吟味。
しつらえにも随所にこだわりが見られ、特注した器類も!

当日は早朝から準備にかかり、できたての美味しさを皆さんに堪能していただきました。
現場はまさに「アイアンシェフ」のような臨場感でした。

メニューはしょっぱいもの、甘いものをバランスよく配置し、どれもとびきりの美味しさ。
この企画がかなり以前からこつこつと準備されているのを見てきただけに、
この日それが全て形となったことに感慨深い思いです。

最後の30分はメニューの中の鳳梨巻(パイナップルロール)のデモンストレーション。
レシピを持ち帰っていただきました。
パイナップルジャムをご購入いただいた皆さま、お家でも是非作ってみてくださいね。




ご参加の皆さま、ありがとうございました。

今回抽選にはずれてご参加できなかった皆さまにはお詫び申し上げます。
次の機会に是非。


白茶果工作室のヒロエさん、マリコさん、当日お手伝いに駆けつけてくれたCさん、
素敵なひとときをありがとうございました!


■茶課譜■

台湾好圓
玉荷包蛋糕
鳳梨卷
椰絲撻
家常牛肉卷
白蘿蔔糕
鮮蝦雲吞
糯米雞
楊枝甘露
芒果糯米卷

冷茶 梅家塢龍井
東方美人
白牡丹
鳳凰単ソウ 玉蘭香
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