神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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プーアール茶講習会#1

2011-07-31 | 黒茶(中国茶)
茶壺天堂」の菜津子さんが今月から毎月一回、全六回で開いてくださるという
プーアール茶講習会に参加することにしました。
昨日はその第一回、‘黒茶2つの流れ’でした。

黒茶の歴史をわかりやすい資料で説明していただき、
黒茶の種類についても実物を見せてもらいながら学習。

ここまでは独学でも何とかわかる範囲ですが、
この講習会の魅力は何といっても実際にお茶を味わいながら学べることでしょう。
井上さんご夫妻の旅の経験に基づくお話もとても興味深いです。

今日のポイントは、黒茶の大切な工程の一つである晒青緑茶に関すること。
烘青緑茶を原料に作られたと思われる黒茶も飲ませていただき、
その味の違いを実感しました。

烘青緑茶は130℃以上の熱で乾燥させて仕上げたもの。
晒青緑茶は日光に当て、天日干しで乾燥させます。
烘青緑茶では酵素が死滅し、経年変化はなく、ただ古くなっていくだけです。
晒青緑茶は手間がかかるため、烘青緑茶から作った黒茶も出回っているとのこと。
そういう黒茶を家で何年置いても陳年黒茶の味にはなってくれません。

もう一つ、今日飲んで面白かったのは浙江省産の茯磚茶(トップ写真)。
どんな原料茶を使っているのだろう?味はいまいち・・・(苦笑)。



軽食もついて、何とオトクな講習会。
人気で満席状態ですが、要望が多ければ別日設定もあるかもしれないので、
興味ある方は直接問い合わせてみてください!
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LOTUS YOKOHAMA!

2011-07-24 | 茶にまつわる文化・芸術
猛暑の谷間のような比較的涼しくて過ごしやすいお天気の昨日、
横浜の三渓園で開催された「LOTUS YOKOHAMA 伝統文化の持つ力」へ
うらりんさんに誘っていただき、行ってきました。

折りしも三渓園ではハスが咲き誇っておりまして、
一眼レフを持ってくればよかったね、とうらりんさんとお互い後悔しきり。



会場は園内の鶴翔閣という原三渓の旧邸宅。
近年復旧整備された美しく広々とした日本家屋で、会議やパーティ、茶会などに貸し出されています。



今回のイベントは東日本大震災の復興支援チャリティーとして開かれました。
被災地のがれき撤去ボランティアの運営資金となるそうです。
茶道、華道、書道、能、舞踊、陶芸、和菓子作りなど日本の伝統文化に加え
ヨガ、台湾茶道(ペルーさんが講師です♪)のワークショップが開かれ、
入場者は自由に選択して参加することができます。

せっかく遠出していくのだから、希望のワークショップを制覇しよう!と
うらりんさんとバーゲン突撃体制で早め、早めの行動を心がけた結果、
予定スケジュールをほぼクリアし、充実した一日を過ごしました。

まずは金剛流の能楽師、種田道一師の「能の楽しみ方」を拝聴。
能面も触らせていただき、結婚式の祝言でもおなじみの「高砂」の謡い指導も受けて、貴重な体験でした!

次は早めに並んでしっかり席をゲットしたwagashi asobiさんの「親子で和菓子作り体験」。
うらりんさんと私は親子じゃないけど、いいよね?ってことで(ほとんど親子はいませんでしたけど)



作ったお菓子は「なでしこ」。
写真上の材料があらかじめ用意され、これを自分で練っていきます。
下の写真は私の出来上がり。
形が何となくなでしこと言うよりは梅になっちゃいましたけど
練り切り作り、楽しかったー。美味しかったし!
大福やカステラや羊羹は作ったことがあるんだけど、
練り切りは自分で作れるとは思ってなかったので、
また家で頑張って試してみようかな?

お昼を庭園の木陰でゆったり過ごした後は
これも競争率の高かった書道の「美しい名前の書き方」講座へ。
イケメン講師と噂の高い?根本知先生。
根本先生はペルーさんたちと「文房清玩」の活動もしていらっしゃいます。
筆ペンで書く名前のお手本をいただき、コツも教えていただいて、有意義な1時間でした!

最後は武者小路千家の茶道サロンれんぴかを主催する傳田京子先生のお茶席。
テーマは「星に願いを」ということで、惑星にちなんだ茶碗を参加者が自由に一つずつ選んでお茶を点てていただきます。



お菓子はゆり屋さんの青楓(写真左下)。
私が選んだお茶碗は水星(写真右下)。
茶道の茶会と言うと、格式があって敷居が高いイメージですが、
このワークショップではどの茶道席もカジュアルで初めての方でも気軽に参加できるようになっています。
傳田さんの気さくなお人柄もあって、終始笑顔の絶えない楽しい茶会でした。

茶会の後はおまけの紋切り遊び教室も。
江戸時代の遊びの一つで、和紙を折りたたみ図案を写し切ることで紋の形を作る切り紙です。
今回のテーマはもちろん「星」!



まるで大人の文化祭のような一日、満喫いたしました
こんなイベント、また開いて欲しいですね!
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8月のイベント@春風秋月のお知らせ

2011-07-19 | お茶会
暑中お見舞い申し上げます。

こんなに毎日暑いとお茶と言う気分にならないかもしれませんが、
冷たいものばかり飲んでいては夏バテの原因になってしまいますから気をつけましょうね!
こんな時こそ、一杯の温かいお茶が夏の疲れを癒してくれます

グランドプリンスホテル新高輪1Fにある中国茶倶楽部『春風秋月』では
8月28日(日)にワンコインお茶席が開催されます。
テーマは「中国茶で夏の対策!」、夏に飲みたい白茶各種、黄茶、茉莉花茶のラインナップです。

私、ちょしもお茶席でのお茶入れを担当させていただきます。
まだどのお席になるかは決まっていませんが、
お茶席4席とも面白そうな内容ですよ♪
お時間のある方、お近くにいらっしゃる方は是非お寄りください。

お席は出来る限りご予約されることをオススメいたします。
よろしくお願いいたします!

詳細並びにご予約はコチラまで→

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茶は毒にも薬にもなる?

2011-07-18 | 茶にまつわる文化・芸術
中国国際茶文化研究会認定「中国茶指導・老師」事務局(ct-ai)主催のセミナー、
岩間真知子先生の「『本草綱目』と『本草綱目拾遺』の茶」を聴講してきました。

岩間先生とは『中国茶事典』の執筆者の打ち上げで初めてお会いしました。
とってもチャーミングな方でして、以来、密かにそのキャラのファンなのであります。

著書『茶の医薬史―中国と日本』も発刊後すぐに買ったのですが、
スミマセン、何だか難しそうなイメージがあって、まだ読んでいませんでした。。。

今回のセミナーでは『本草綱目』と『本草綱目拾遺』に記載されている茶について、
資料をまとめてわかりやすく講義してくださいました。

いやはや、『本草綱目』って面白いんですね。
一般的に茶の効能を謳う場合、そのいい面だけを強調しがちですが、
『本草綱目』ではその害についてもバッサリ切っています。
中年以上の婦人の飲用についても注意を喚起しています(苦笑)。

そういえばイギリスでお茶が普及し始めた頃、その功罪について激論があったと記憶しています。
お茶を扱う人たちはその功の面だけに目を向けがちですが、
何事にも裏表はあります。

漢方では陰陽五行説に基づいて功罪を解き、バランスを重視します。
そういう角度から改めてお茶を考えてみるのも面白いかもしれません。
岩間先生の『茶の医薬史』、読まなくっちゃ!

「中国茶指導・老師」事務局では、今後もお茶に関するセミナーや講座などを企画する予定で、
一般の方も参加できるようにしたいとのことです。
期日と内容が決まりましたら、こちらのブログでもご紹介していきますのでよろしくお願いいたします。
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茶室のある暮らし

2011-07-14 | お茶会
憧れの「茶室」のあるうらりんさん宅に上海小町さんとお邪魔してきました。

一応コラボ茶会の反省会という名目ですが、
主たる目的は、まだお披露目してもらってなかったお茶室でまったりお茶をいただきたいなーと。

うらりんさんが準備してくれたランチをいただいた後、茶室へ移動。

まずは先日の「地球にやさしい中国茶交流会」で席につきそびれ、飲めなかった
マツコ・デラックスこと、松湖高冷茶をいただきます。



うらりんさんの茶室はうらりんさんの作る茶席と同じように、
手作りのぬくもりと自然の風合いを大切に、そこに風雅の香りを感じさせるものでした。

アンティークの調度品もさりげなく溶け込んで。



東方美人、貴妃茶、そして小町さんのお土産の宜興紅茶と磚茶をいただくうちに、
話題はすっかり放送禁止領域に(笑)。
多分普通のリビングルームだったらこんな話はしていない。
これも茶室と言う特別な空間のせいでしょうか?

今、願い事は何か、と聞かれたら、
家族のことは別として、自分のためにと言うことでは、
やはり「茶室を持ちたい」って答えるでしょうね。
ああ、少なくとも今ある四畳半の和室をお茶席として使えるように改造したいな。
テレビとコタツが置いてあるのが致命的ですけどね

うらりんさん、楽しいひと時と美味しいお茶をありがとうございました!
小町さんもお土産多謝♪
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水の中の龍神

2011-07-13 | 自己紹介など
先日、ラ・アンジェ南青山開運画家・加藤和氏をお招きして
ライブペインティングと参加者の光の肖像を描いていただくイベントがありました。

和さんは目には見えない世界を目に見えるように表現する画家。
西武百貨店のポスターなどが有名ですが、
ライフワークとして、ずっと観音様と龍を描き続けていらっしゃるそうです。

ライブペインティングでは目の前で、即興で音楽に合わせて絵を描いてくださいます。
何が描かれるかはその時に降りてきたイメージによるので、出来てからのお楽しみ。



最初は色を重ねているだけに見えたのですが、
あれよあれよ、という間に女神様が現れました。



テーマは「再生」だそうです。
下の古い殻を破って上へ飛び発つ女神様です。

その後、希望者が個別に「光の肖像」を描いていただきました。
一人一人、和先生と個別に対面して、その人のイメージの絵を描いていただきます。

私の前の方たちは皆さん女神様を描いてもらっていましたので、
私もどんな女神様かなーとワクワク待っていました。

私の番になって部屋に入って和先生の前に座ると、
先生がふと、「龍、ですよね?」と言われ、
「はい、龍は好きですが・・・」
「何だか龍のような気がするんだ」と描いていただいたのがトップ写真。

清流に藻が漂い、その中をラベンダー色の龍が泳いでいるそうです。
中国茶のイメージに重ね合わせてくださったのでしょうか。

この日は10人ほど描いていただきましたが、龍は私だけだったような・・?
私が皆さんが待つ部屋に戻って描いていただいた絵を見せると、
皆さんが「龍、出ました!」と祝福?してくれました(笑)。
龍はどちらかと言えば仕事運みたいです。
眺めていると心が洗われるような気がします。
家宝にします!!
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セミナーのお知らせ

2011-07-05 | 茶にまつわる文化・芸術
中国国際茶文化研究会認定「中国茶指導・老師」事務局(ct-ai)主催のセミナーが
下記の通り開催されます。

講師は『茶の医薬史―中国と日本』の著者である岩間真知子先生です。
テーマは「『本草綱目』と『本草綱目拾遺』の茶について」。
『本草綱目』は明代の医師・李時珍が著した本草書であり、
本草書とは漢方医学で扱う植物・鉱物・動物の薬物事典的なものです。
その中の茶の記述についてお話いただきます。
この機会に是非ご聴講ください!

(以下、ct-aiのHPからのコピペです。
お申し込みは直接ct-ai事務局へお願いいたします。)

**********************

日時:7月17日(日曜日)午前11時30分~3時
受付:11時〜

『ミニサロン:11時30分〜12時45分(随時)』

せっかくの機会ですから、ほんの気持ちに中国茶を
ふるまわせて頂きます。
ゆっくりほっとしてから、先生のお話をお聞きくださいね。
お時間のない方は、参加されなくても大丈夫です。

講演:午後1時〜3時
講師:岩間真知子先生

元東京国立博物館特別研究員
美術史家・茶学術研究会会員
著書:『茶の医薬史 中国と日本』(思文閣出版)

講演内容:『本草綱目』と『本草綱目拾遺』の茶について


<岩間先生よりメッセージ>

「茶は薬であった」と岡倉天心が『茶の本』の冒頭に書いたように、
お茶はもともと薬とみられ、中日の医薬書には茶の記事があります。
今回は、医薬書のうち最もよく知られた明の『本草綱目』と清の『本草綱目拾遺』の茶についてお話しします。
現代の中国茶に連なる茶の記事に、きっと驚かれると思います。


<重要注意事項>

会場:アットビジネスセンター東京駅八重洲口
東京都中央区八重洲2-10-10ムラキビル3F
http://abc-kaigishitsu.com/tokyo_yaesu/access.html

参加費(当日お支払い下さい):
登録研修機関及び資格認定者 2,000円
一般参加者 3,000円


予定人数:30名(事前予約が必要です)
注:登録研修機関及び資格認定者が優先されます。
一般の方については6月25日より受付を開始いたします。下記メールアドレスにお申し込み下さい。

お問い合わせ先:
中国茶指導・老師 日本事務局 
Tel 03-3827-8060
e-mail: info@ct-ai.jp
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お茶する?

2011-07-04 | 茶館・レストラン・専門店
女性は、そりゃぁ「お茶する?」が好きである。
「甘いもの」も大好きである。
待ち合わせ、買い物帰り、ちょっとした集まりの後、やはり選ぶ場所は「お茶する」ところである。

昨今の日本茶カフェブーム、カジュアルタイプから、高級日本茶カフェまでいろいろ出揃ってきた。
中心となって支えているのは20代~40代の購買力旺盛な女性たちだろうと思うけれど、
その上の年齢層にもかなりファンがいる。

先日訪れた「一保堂茶舗 東京丸の内店」の喫茶室「嘉木」も
平日の午後と言うのに、買い物帰りや観劇前と思われる女性たちで一杯だった。

一保堂は何といってもあのパッケージが上手い。
そしてそのセンスの良さは喫茶室の内装にも共通していて、
落ち着いた木のぬくもりが心地よい。

照明などはかなり考えられて設置されているが、
絵や書などの装飾が一切ないことも逆に内装に高級感を与えている。
カウンターもあるので、一人でも入りやすい感じ。

メニューはお菓子付きの抹茶、玉露、煎茶、番茶のみ。
出てくるお茶は一保堂のお茶オンリーであるから、日本茶通にとっては物足りなさもあると思うが、
普通に「お茶する」にはまずまずの演出で出してくれる。

国際フォーラムでのコンサート前の待ち合わせなんかにはぴったりだわね。
日比谷界隈での映画鑑賞後にも。
ね、また、「お茶する?」
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