神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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ルハンの部屋de年末茶会

2014-12-29 | お茶会
今年最後の週末、ルハンさんに招かれて「ルハンの部屋de年末茶会」にお邪魔してきました。

ルハンさんは台湾からの留学生。
堪能な日本語を生かして、大学院で茶を学んでいます。
ふとしたご縁で麗茶のレッスンにも通ってきてくださっています。

好奇心旺盛で行動力があるルハンさん、
来年はご自身のお茶活動にも力を入れる宣言!
年末茶会はその幕開けかな?

一日二回セッティングした茶会はすぐに満席、一回増やして午前・午後・夕方とフル回転でした。
お疲れさまでした!

今回のテーマは「ウンカの力」。
ルハンさんが台湾里帰りしたときに現地を訪れて入手した貴重な茶葉たちを飲み比べ。

時間ぎりぎりまでお茶淹れしてくださったので、
感想をゆっくり話せませんでしたが、
どれもとても美味しかった!
私は特に蜜香紅茶に癒やされました。
花蓮に行きたくなりましたよー。

茶器も茶請けも吟味されていて、お茶とのマッチングもよかったと思います。
茶会の成功は「ウンカの力」プラス「ルハンの力」ですね!

ルハンさん、美味しくて楽しい茶会をありがとうございました。
ご一緒した皆さまもありがとうございました。

★茶譜★
東方美人 2014 許時穏 苗栗コンテスト茶二梅
東方美人 2014 国権 苗栗コンテスト茶三梅
梨山伝統 2012 臻味茶苑(台北) 
竹山冬片 2012 建福茶荘(嘉義)
蜜香紅茶 2014 嘉茗茶園(花蓮)花蓮県蜜香紅茶コンテスト茶
焙煎蜜香紅茶 2013 吉林茶園(花蓮)


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2014年の更新はこれが最後になります。

今年もご訪問ありがとうございました。
よいお年をお迎えください。

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茶壺との対話 9

2014-12-27 | 茶話
先日、書道の老師にいただいた言葉。

「筆をコントロールしようとするのではなく、筆にまかせる。
 戦うのではなく、流れに従うことである。」

太極拳の師範でもある老師の書を見ていると、筆がしなやかに老師の手を先導しているように見える。

筆を無理に走らせたり回したり止めたりするのではなく、筆の行きたいようにさせているように見えるのだが、
できあがった作品には緊張感と厳しさを兼ね備えた風格がある。


私たちはとかく思い通りに行かないことに対してそれに抗おうとしてしまう。
しかし戦う姿勢からはいい結果が生まれることは少ない。


それはお茶を入れることにも通じていて、
茶葉や道具や湯水をコントロールする、という姿勢よりも
それぞれの声を聞き、それに従い、寄り添い、信頼してこそ入る茶水というものがある。

まずは自分の軸をしっかりと持つこと。
呼吸と姿勢を整えること。
茶とじっくり向き合うこと。
そして流れにまかせる。
そこからその人ならではのお茶というものが見えてくるような気がする。


※トップ写真は加藤財さんの後手急須。
 余分な気遣いは必要なく美味しいお茶が入る優等生。



★お知らせ★
2015年2月からセブンカルチャー亀有にて、中国茶の新講座「はじめての中国茶」が開講されます。
一日体験講習会は1月23日(金)13:00~15:00です。
詳しくはHPのInformaionをご参照ください。



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ブログ10周年記念茶会

2014-12-21 | 自宅サロン
「神融心酔」10周年記念茶会を自宅サロンにて開催しました。
昨日、全ての日程を終え、ホッと一息ついています。


今年は教室のクラスが増えたこと、麗香茶課を発足したこと、旅行が多かったことなどから
自宅サロンでの茶会は2月/3月の新春茶会以来、開催していませんでした。

でも11月はこのブログの10周年。
年末で慌ただしいとは言え、何とか記念茶会を開きたいと思い、
専属(?)パティシエの白茶果工作室ヒロエさんに相談して
12月の第3週に3日間の茶会日を設けることにしました。
(少ない日程のためメーリングリストのみの募集となりました。
お申し込みいただいたのに満席でご参加いただけなかった皆さま、
また次回ご案内いたします。ごめんなさい!)




今回は記念茶会ということもあり、
親しい友人や生徒さんからお祝いのお花をいただき、
サロンがとても華やかになりました。
本当にありがたく思います。




今回はブログタイトルを[神融心酔」に決めた理由、
そしてその文字への思いを最初にお話することに決めていました。

タイトル文字も自分で筆でしたためようと思っていたのですが、
ずるをして書道の先生にお願いして書いていただいたお手本を皆さまにお見せしました。
(だって、隷書体、苦手なんだもの・・・


茶譜のトップバッターは新春恒例の福寿山の冬茶、
いつもは旧正月頃の茶会でお出しするものを前倒しで。
先月の台北旅行で購入したものですが、今回は農場のものではなく周辺の茶畑のものです。
高山気の素晴らしいお茶で、一番人気でした。
使用した加藤財さんの白い急須は高山茶との相性もぴったりで、雰囲気を盛り上げてくれました。


二番目のお茶は記念茶会のために選んだ六山収蔵老茶餅。
1999年に製茶した革登山の茶葉を2004年に餅茶に成形したもの。
2004年にこだわって、このお茶を選びましたが、
まだ比較的若い10年前後の生茶の中ではかなり美味しいお茶だと思います。
ほのかにスモーキーで茶水は雑味がまったくなく、すっきりとしています。



このお茶に合わせてヒロエちゃんが作ってくれたデザートは
桃のピュレに湯圓をいれ、桂花をトッピングした見た目もかわいい餡入り白玉in桃汁。
このデザートは記念茶会にちなんで「神融心酔」と参加者の方に命名していただきました。


三番目のお茶は、実はデザートありきで、そのデザートに合わせて選んだものです。
武夷岩茶の半天腰、2007年。
ちょっと陳年化していますが、奥に桃のようなフルーティな香りが潜み、通好みの岩茶です。



そしてこれが絶品デザート、白茶果モンブラン。
茨城産和栗のクリームと甘くない生クリーム、そしてメレンゲ。
シンプルな構造に、これがベストと思える配合で、見事なハーモニーを奏でています。
このモンブランを食べたら、市販のものは食べられない!
どんな有名パティシエのお店でもこのレベルのものはそうそう出せないでしょう。
栗好きの私のために特別に提供していただきました。


最後のお茶は高定石氏の今年の紅茶を。
今年の春の気候の影響か、例年に比べると味がちょっと薄いのですが、
前の3種のお茶がそれぞれパンチがあったので、最後にゆっくり暖まってもらいました。
景徳鎮小雅窯のポットと茶杯で贅沢気分に。


外は寒かったけれど、皆さまとの楽しいおしゃべりとお茶とお菓子で
サロンの中は身体も心も温まる空間だったと思います。


ご参加の皆さま、ありがとうございました。

白茶果工作室のヒロエさん、まり子さん、お疲れさまでした&ご協力ありがとうございました。


★茶譜★
福壽山烏龍茶 2014冬
六山収蔵老茶餅 2004
武夷岩茶 半天腰 2007
定石野茶 紅玫 2014

★お茶請け★
神融心酔(湯圓in桃汁) BY 白茶果工作室
白茶果モンブラン BY 白茶果工作室
無二餅(しいたけチップ) 吉品養生
花生酥 吉品養生
黒胡麻とうふだいず まめ屋川越店


※ 茶会にいらしてくださったお客様が記事をブログにUPしてくださいましたので、
  ご紹介させていただきます。
  謝謝!

  茶語花香
  市川市南行徳にてKYM中国語教室を主宰していらっしゃるゆいさんのブログ。

  おうち茶館
  お茶友、荷花さんのブログ。

  

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茶壺との対話 8

2014-12-17 | 茶話
「使いにくい器も重要です」

先日ある作家さんから言われた言葉にはっとした。
その作家さんに「使いやすい道具を作って」ほしいとメールしたあとにいただいたお返事の最後に添えられていた言葉である。

日頃、茶器を選ぶとき、使いやすさをまず考える。
自分の手にしっくりと収まり、水漏れもなく、いつもの所作でお茶が難なく入るものをついつい手に取ってしまう。

しかし、利便性だけを重視した世界から離れたところに茶の世界はあるのではないだろうか。

古いもの。
はかないもの。
無骨だけれどぬくもりを感じるもの。
そして作家さんがこだわりを持って作ったもの。
それらは使いやすいとは限らない。

それを使いこなすことは茶入れ人としてのクリエイティビティを問われることでもある。
そういった新しい挑戦から意外な美しさや美味しさが生まれるかもしれない。

そんな大事なことを忘れいていた自分に気付き、反省。
と同時に体温が上がるのを感じた。



トップ写真は茶壺ならぬ茶入。
先日川越のうつわノートさんで購入。
冬の光がよく似合う。

■目片千恵 ガラス展 冬の光
  
2014/12/13(土)~27(土) (12/19(金)は休み)
11:00~18:00
於:川越 ギャラリーうつわノート




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大倉さんの台湾茶セミナー

2014-12-11 | 麗香茶課
先週の金曜日、「台湾茶ドットネット」店主大倉氏による台湾茶セミナ-を横浜の茶文化空間・香流にて開催しました。
麗香茶課主催による講座、記念すべき第一回目です。

テーマは「“日本人茶商の目利き”~お茶選びのプロの着目点とは?~」。

今回の茶課セミナーに先立ち、10月に台北日本人会にて同様のテーマでセミナーを開催したところ、大好評だったとのこと。
茶課では私たちが台湾に出かけたときにどのような観点からお茶選びをするべきなのか、
視点を日本サイドに移し換えて、講座を開講してくださいました。

クイズ形式で進んだセミナー、最後には驚きの種あかしが待っていました。

平日の開催でしたが、26名の参加者が熱心にメモを取り、話に耳を傾けました。
大倉さんには講座を午前・午後・夜と三回開催していただき、
少人数でのゆったりとしたテイスティングができたのではないかと思います。

大倉さん、Hさん、充実した講座をありがとうございました。

ご参加の皆さま、ありがとうございました。
次の麗香茶課の講座は来年1月を予定しています。



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パナマ・ゲイシャ

2014-12-05 | その他のお茶
今回は珈琲の話題。

12月はクリスマスプレゼントと称して自分へのご褒美がちょっと増えてしまいます。
先日丸山珈琲の広尾店に行った時、ちょうど事前予約期間だったこともあり、
パナマ・ゲイシャ・ソルキンセット(コーヒー豆2種)を申し込んでしまいました。

今年の9月だったか、スターバックスで250g10,000円のコーヒー豆が販売されたことをご存じでしょうか?
希少な高級豆、「パナマ アウロマール ゲイシャ」。
一部の店頭では一杯2,000円で飲むこともできたようです。

残念ながらニュースを知ったときにはコーヒー豆の通販は完売、
販売店舗も限られていたため、断念しましたが、パナマ産のゲイシャ種はかなり興味ありました。

ゲイシャ種は豊かな香りが特徴の希少品種。
普通に飲んでいるブルボン種に比べて栽培が難しいそうです。

以前、「ハニービーンズ」さん主催のコーヒーセミナーでマラウィのゲイシャ種を飲んだことがありました。
その後、コスタリカのゲイシャ種を丸山珈琲の広尾店でいただきました。
香りも味も奥行きがあり、それでいて柔らかさがある。
お茶に通じるような印象でした。
マラウィもコスタリカもパナマ産ほど高価ではないものの、コスパが悪いので豆は買ったことがありません。

今回はとんでもない値段なのに、もうすぐクリスマスだし・・・というノリで買ってしまいました。
12月1日に焙煎したばかりパナマ産ゲイシャ。
引き立ての豆をフレンチプレスで丁寧に入れています。
気分はほとんど高級茶を入れるときと一緒ですね。
たぶん、もう買わない(買えない)だろうから、今月は贅沢な珈琲の時間を満喫します!



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