神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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千葉県松戸市にて中国茶教室「Salon de Leecha 麗茶」を主宰しています

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凍頂春茶2020

2020-06-13 | 烏龍茶(台湾茶)
来週からの教室再開に向けて少しずつ準備をしています。

中国緑茶の新茶に続いて、台湾茶の春茶も届きました。

本当なら今頃台北でマンゴーかき氷に舌鼓を打ち、
行きつけの茶荘で新茶の試飲をしていたはずなのですが、
今年は知り合いに数種類送っていただきました。

今飲んでいるのは凍頂の重鎮による定番。
凍頂烏龍茶 2020年春

軽発酵、極軽焙煎の飽きの来ない、普段使いとしても優秀なお茶。
マグカップでガブ飲みもよし、
冷やして夏の外出のお供にもよし。
和菓子ともよく合います。


先日、情報サイト「エイルナビ」にインタビュー記事を載せていただきました。
40代から50代をターゲットにした大人女性のライフスタイル発信サイトです。
私が中国茶教室を始めるに至った経緯、これからの展望などを僭越ながら語らせていただきました。
よろしければご訪問ください。

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北埔の老烏龍

2020-05-12 | 烏龍茶(台湾茶)
自粛生活も3か月目に入ると、体調管理も必要になってきますね。
私はもともと春先に体のバランスが崩れやすく、
この数年いつもギックリ腰をやっているので、かなり気を配っています。
精神的にもイライラしやすくなっている気がするので、ティーブレイクは大切。

北埔 老烏龍  1979年

去年の5月に台北を訪れた際に購入した老茶です。
甘さと酸味がバランスよく折り重なっています。
ちょっとモカコーヒーにも似て、温度を下げて濃く淹れると酸味が際立ち、
高温でさらりと淹れるとすっきりとした甘さを感じます。

1979年。私がちょうど二十歳の年。
まだ台湾茶と出会っていない頃に作られたお茶。
北埔の名産、東方美人とも違う。
その頃一世を風靡していた凍頂烏龍茶とも違う。
出来立てのころはどんな表情をしていたのでしょう。
ヴィンテージになる運命と知っていたのでしょうか。




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定石野茶 定美

2020-04-16 | 烏龍茶(台湾茶)
春の天気は行ったり来たり。
風も冷たかったり、暖かかったり。

この季節、庭の掃除や雑草取りがひと苦労なのですが
天気のいい日はカメたちと一緒に外に出て、いそいそと庭の手入れをしています。
今年はずっと家にいるので、かえって例年よりも日焼けしてしまうかもしれません。

草花に触れていると、台湾のとある茶人を思い出します。
石碇で生態茶園を営む高定石氏。
完全無農薬有機栽培でブランド茶の定美(白毫烏龍茶)、紅玟(紅茶)、萬秀(包種茶)などを作っていらっしゃいます。

2009年に茶園を見学させていただいてからのお付き合い。
最近は私の手の届かない価格になってしまったので、
アポイントを取ってお会いする機会はほとんどなくなってしまいました。
去年の秋、京都で高さんの茶会があるというので、行く予定にしていましたが、
あいにくの台風直撃で断念せざるを得ませんでした。

家の茶棚を探っていたら、少しだけ残っていた高さんのお茶を発見。

定石野茶 定美 2013年冬

2013年12月に台北に行ったときに購入したもの。
(ブログ記事はこちら→

高さんのお茶は優しい。
口に含むと自然の恵みを感じる。
7年を経て、甘い美味しい水のよう。

もう、多分、高さんのお茶は手に入れることはできないけれど、
目を閉じれば、石碇の山の上の、樹々と草と虫が共存する茶畑で深呼吸をしたあの日の風景が蘇ってきます。
高さんのお茶を最初にいただいた時の感動も昨日のことのように覚えています。
美味しい記憶は一生の宝物ですね。
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文山包種茶 

2020-04-13 | 烏龍茶(台湾茶)
最近の投稿はすべて一人飲みでしたが、今日は違います!
去年の6月にダージリンツアーにご一緒した方々とLINE電話でのおしゃべり茶会。
インドー京都ー東京ー千葉と離れていても、一緒にお茶を楽しむことができました。

今日飲んだお茶は

文山包種茶 2004年11月摘み(冬茶)
生産者 張約旦(故人)

張老師についてはこのブログでも何度か書いていますが・・記事はこちら→

このお茶は張老師がまだご存命の時に日本のネットショップで購入したもの。
去年、自宅サロンで開いた華甲茶會の時に開封し、皆さんと飲みました。
15年たっているとは思えない清涼感と旨味に、驚き感動したのがついこの間の事のようです。

それが一回分だけ残っていたので、飲んでしまうことにしました。
開封して一年たっているし、崩れ葉が多く、さすがに去年飲んだ時のような感動はありませんが、
やはりいいお茶と言うのは何年置いても美味しいのだと再確認しました。

いつもは教室で飲むお茶を選ぶことが最優先なので、
中途半端に残っているようなお茶はお茶箱の隅に追いやられていたりするのですが、
この機会に発掘しようと思います。
結構、いいお茶が残っていたりするんですよね。ふふふ。
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炭焙凍頂烏龍茶

2020-04-03 | 烏龍茶(台湾茶)
うちの地域の宅配業者から感染者が出たそうです。
新型コロナウィルスがひたひたと忍び寄ってきている感が半端ありません。
いつ感染してもおかしくないし、もう既に感染しているかも!?
こうなったら、よく食べよく寝て体力をつけ、自分の免疫力を信じるしかないですね。
うつらないようにする、そして、人に決してうつさない。
家にいよう!Stay Home!待在家!

今日のお茶は炭焙凍頂烏龍茶2018年。

作り手は鹿谷郷農会の重鎮。
去年の秋、麗茶のツアーで訪問する予定でしたが、
前日にご家族のご不幸があり、急遽ご親戚の工場見学に変更となりました。

同じ作り手の電気焙煎の烏龍茶も手元にあるのですが、
やはり炭焙煎の方が深みがあり、煎もきくような気がします。
電気焙煎のお茶も十分美味しいのですけれどね。

凍頂烏龍茶は私にとって原点となるお茶。
気が付けば、ここへ戻ってきているんですよね。
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凍頂に立ち返る

2017-06-24 | 烏龍茶(台湾茶)
久しぶりにとても美味しい凍頂烏龍茶に出会った。

先月の台北旅行でのこと。
茶友Mr.Rのご紹介で台北郊外に住むM氏のサロンを訪れた。

飲ませていただいたのは6種類、
今年の春茶
去年の冬茶
去年の夏茶
14年雲林産の蜜香烏龍
15年有機凍頂烏龍
40年超の凍頂烏龍陳年茶(トップ写真)。

今年の春茶が特に素晴らしかった。
80歳超の茶農家さんが軟枝烏龍種で作る発酵高めの伝統凍頂。

他のお茶もどれも美味しかったが、とりあえずこの春茶を持ち帰った。
茶会でお出しした感想は「エネルギーが高い」。
教室でも「凍頂がこんなに美味しいとは思わなかった」と。


このブログの一番最初の記事(2004年11月1日)にもあるように、
私の中国茶・台湾茶の出会いは80年代中ごろの凍頂烏龍茶である。

それ以前にも日本の中華料理店でジャスミン茶、
旅行先の中国で龍井茶や鉄観音茶を飲んだことはあったが、
「茶」に魅了されたのは凍頂烏龍茶が初めてだった。

70~80年代の凍頂烏龍茶を知る人と会うと、
「あの頃の凍頂は本当に美味しかった」と言う話が出ることも少なくない。

その後は高山烏龍茶が登場し、標高の高さが茶の価値を決めるようになり、
凍頂烏龍茶自体の味も変化していった。

私自身も最近は有機烏龍や東方美人などに気持ちが傾き、
凍頂烏龍茶は意識の上で後列に配していたと思う。

今回M氏の凍頂を飲ませてもらって、
ああ、そうだ、凍頂は私の烏龍茶体験の原点だった、と思い起こし、
来年は凍頂山に行こうと決心した。
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紅烏龍

2014-07-10 | 烏龍茶(台湾茶)
黒烏龍があるんだから、紅烏龍があってもいい?

(いやいや、黒烏龍はありませんから!
それはサントリーさんの商品名ですから!)

少し前から紅烏龍という台湾茶を目にするようになった。
紅水烏龍という名前のお茶もあるので、ちょっと紛らわしい。

飲んでみるとかなり紅茶に近い味と香り。

じゃあ、烏龍紅茶とどう違うのだろう・・・?
烏龍紅茶は紅茶で、紅烏龍は青茶なんだろうな。

麗水街の素敵な女主人のいるお店で買った紅烏龍。
台東県鹿野郷で作られている。

今月の教室ではこの紅烏龍に栗菓子「レジオン ド マロン」を合わせてお出ししている。


※レジオン ド マロン・・原材料に岩間栗を70%使用したテリーヌ。絶品。
 水戸のフランス菓子「ルブラン」からのお取り寄せ。



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桃下

2014-07-04 | 烏龍茶(台湾茶)
「桃下」と名付けられたお茶に出会った。

今年の春の拉拉山自然生態茶。

桃の木の下にその茶園はあるという。

拉拉山はもともと水蜜桃が名産である。
毎年6月~8月が収穫期だが、その時期は台風シーズンでもある。
年一回のみの収穫が大打撃を受けることも多かったため、茶を育てるようになった。

たぶん、桃の木は今でもたくさんあるのだろう。
それでも敢えて「桃下」と名付けた理由はこのお茶を飲んでみると納得する。

芳醇な甘さが飲んだ後口の中に広がっていく。
初期の阿里山茶にも似た滋味と戻りを感じる。
名前の通り・・・ロマンティック。



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セミナー『台湾冬茶の最前線』

2013-12-15 | 烏龍茶(台湾茶)
先週「茶泉」さんで開かれた
TeaBridgeの浦山尚弥氏によるセミナー『2013年 台湾冬茶の最前線』に参加してきました。

浦山さんの東京でのセミナーは春に続いて二回目。
(その間「地球にやさしい中国茶交流会」でのセミナーもありましたが)
Facebookで告知するとあっという間に満席になってしまうほどの人気です。



冬茶とはどういうものか、今年の状況は、そして台湾紅茶についてもレクチャーがありました。
現場でご自身の足で得た情報をわかりやすく惜しみなくシェアしてくださるのは本当にありがたいことです。

浦山さんセレクトの今年の冬茶から三層平烏龍、そして紅韻紅茶を購入しました。
三層平はあまり聞いたことのない産地名ですがしっかりとした味わいで煎が効く美味しい冬茶でした。
紅韻は台茶21号の名でも知られる新品種の紅茶。
台湾紅茶の新しい個性をアピールする期待の星です。

サンプルでいただいた阿里山烏龍自然生態茶の冬茶(トップ写真)は深い味わいの蜜香がありました。
一日中楽しめる力強いお茶です。


海外旅行先としても大人気の台湾、
最近はTV番組でも「台湾茶藝」が取り上げられる機会が増えました。

もちろん本場でいただく台湾茶は格別ですが、
現地に行かなくても日本で美味しい台湾茶が飲めるというのは嬉しいですね。

浦山さんのお茶は「茶泉」さんで販売中。
浦山さんに直接問い合わせもOKです。




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自分のために

2013-10-27 | 烏龍茶(台湾茶)
お茶はほぼ毎日飲んでいるけれど
気がつけば
自分の飲みたいお茶を
自分のために
ゆっくりと入れることが
少なくなっていた気がする。

たまには立ち止まって
自分を労らうことも必要だ。


今年は初旬に入院した後、しばらく療養生活をした。
最初のうちは無理をしないように気をつけていたけれど
GWを過ぎて、体調が回復してきてからは
かなり精力的に動き回っている。

このところ回りからもエネルギッシュと驚かれるが、
その理由に思い当たる節がある。

8年ほど前のこと。
通っていた中国茶の教室で数名の先輩方と親しくさせていただいていた。
皆さんカルチャーセンターなどで中国茶のクラスを持つ先生だった。
新しい中国茶のお店ができれば若干遠くても出かけていき、
イベントや茶会にも顔を出して、海外にも買い付けに行っていらした。

そのアグレッシブで活動的な様子に
なんてパワフルなんだろう!とびっくりした覚えがある。

ふと気付けば自分もその先輩方の当時の年齢に達している。
先輩方と同じように、病気もした。親の介護もすぐ目の前だ。
今、できることをできるときに。
そう思うとボヤボヤしていられない。

焦っているわけではないが、そうそう時間も余裕もあるわけじゃない。
もうそろそろしがらみや義務感やお付き合いを捨てて
自分のやりたいこと、やるべきことにシフトチェンジする時期が来ている。
いや、もう既にギアは入っていて、
かなりのスピードで突っ走り始めているのかもしれない。
とりあえず、前へ。


今日のお茶は頂き物の
鳳凰単叢 老叢姜花香。
じんわりとしみわたる。


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