神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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千葉県松戸市にて中国茶教室「Salon de Leecha 麗茶」を主宰しています

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2008-01-27 | 茶館・レストラン・専門店
ずっと行きたいと思っていた今古茶籍さんにお邪魔する機会を得た。

駒場東大の裏手、山手通りに面してこじんまりとある、お店。
でも、お店に一歩入ると、そこはまるでおもちゃ箱をひっくり返したような世界。
まあ、お茶好きにとってはおもちゃ=中国茶ってことなんですけどね。

今回の訪問をセッティングしてくれた友人が名付けたテーマは
「今古茶籍さんの倉庫に眠るお茶をいただく会」。
オーナー、簡さんにお願いしてあらかじめ倉庫からお茶を出してきていただき、
新茶と飲み比べてみる、というもの。

白葉単欉2(2002年と2007年)、黄山毛峰(2005年と2007年)、
梅家塢龍井~老茶樹(2003年と2007年)、岩茶水仙(2004年と2007年)。

さすがに緑茶はやはり新茶のほうが美味しいと感じたが、
経年したものも単体として飲めば十分美味しい。
特に黄山毛峰の2005年は青味が抜けて、茶の本来の旨味が感じられて良かった。

青茶になると事情はちょっと違ってくる。
好みもあると思うが、今回お邪魔した5名、全員が
経年したものの味のほうが飲みやすくて気に入ったと発言。

白葉単欉の2007年のものはフルーティな香りが立ち、
華やかさがあってもちろん美味しいのだが、
2002年のほうもまだまだ生き生きとして、違った美味しさがあった。
香りこそ立たないが、煎が進むにつれて、奥にある本来の味、香りが顔を出す。
さながら5年の月日の間に無駄に派手なコートや上着を脱ぎ捨てて、
本人の本質を映し出すシンプルな服装になったようなイメージである。
この良さは5、6煎飲み進まないとわからないかも。

岩茶水仙は、今古茶籍さんの新茶がかなり強いこともあり、
2004年のほうが飲みやすく、岩茶特有の酸味や甘みがいい具合に感じられた。

このほか、2002年の永春佛手と1998年の岩茶大紅袍をいただいたが、
どちらも「古くなった」という感じは全くなく、
いい具合に落ち着いて、その茶葉本来の味わいが出てきていた。
特に永春佛手は柑橘系の回香が出ていて美味しく、全員お持ち帰りしたほど。

このところ、自分自身、新茶至上主義に囚われていた、と感じる。
必ずしも新しいことだけがその茶葉にとって全てではない、
ということがおぼろげながら見えたように思う。
華やかな表面の香りだけに引きずられて、
そのお茶の内に秘めた味わいや香りに目が行かないことも多い。
古い=陳年化、という図式だけではとうてい計れない、茶葉の力。
これだから、お茶は面白い。
今回はとってもいい勉強になったなあ

とは言え、家にある古いお茶が美味しくなる、とは限らないんだけどね


この場を借りて・・・・・
いろいろ準備をして、お茶をたくさん淹れてくださった簡さん、ありがとうございました
日曜なのにお店を陣取ってしまい、ゆっくりくつろげなかったお客様の皆さん、失礼いたしました
セッティングをしてくれた友人たちにも感謝です
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冬の定番

2008-01-25 | 烏龍茶(台湾茶)
冬になると楽しみに待っているお茶がある。

Formosa Tea Connection
福壽山烏龍茶と文山包種茶。

どちらも冬茶は寒さに備えしっかりと養分を蓄え、葉が肉厚で、滋味がある。
回香も素晴らしい。

去年から、定番に加わったのが、写真の凍頂山野生茶。
今年の凍頂山野生茶は春茶だけれど、秋に発売されたもの。
これがまた寒い季節にも合うんだな。
独特の香味と深い味わい。
煎もきいて、こたつでチビチビやるのにちょうどいい。

こたつに、ラ・メゾン・デュ・ショコラのトリュフに、DVD(今は『24 シーズン6』鑑賞中)に、台湾冬茶。
私の冬のささやかな贅沢。
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芯から温まるお茶

2008-01-18 | 黒茶(中国茶)
くぅ~寒い!
冬生まれのくせに、私は冬にからきし弱い。
ほとんど冬眠状態になってしまう。
北国の方々からすれば、甘い!と言われそうだが、
この季節はマジでハワイに移住したいと思ってしまう。

でも、今年は強い味方を見つけた!
鉄瓶&しゃおしゃん焙茶工房さんの「千年古茶青プーアール2002年秋冬」。

鉄瓶の蒸気で部屋が暖まり、
青プーアールで身体の中から温まる。
あとはお風呂に浸かって寝るだけ♪
コメント (12)
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It's my blend♪

2008-01-11 | 茶道具
プーアル茶の固形茶を崩した時に散らばる茶末。
安渓鉄観音や台湾烏龍茶を飲み終ったパッケージの底に貯まるくずれ葉。
岩茶や単欉の折れてしまった葉。
紅茶の中途半端な残りもの。

なるべく無駄にはしたくない、というわけで、
市販のお茶パックを利用している。
黒茶の熟茶用、生茶用に分け、青茶は種類別に、紅茶は適当、かな。

ある程度貯まると、大きめのポットや茶壷に放り込んでグビグビ飲む。
密かに“Chosi's original blend tea bags’と呼んでいる。
意外と美味しい。
時々、不思議なお味のものもあるけどね。
コメント (4)
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元日の風景

2008-01-06 | 自己紹介など
元日はちょっとかしこまってお茶をいただこう、と
茶器をセッティングして写真を撮ったところ・・・
左下にヘンなものが写りこんでいる・・・

拡大してみると


我が家の愛ガメ、トトだった。
結構ブキミだ・・・。

うちではこんな風にカメと一緒に茶を飲んでいます。
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新年初茶館@迎茶

2008-01-04 | 茶館・レストラン・専門店
初詣もした、初映画も観た。
さーて、家人も出払って暇なお正月三日目、どうしよう?
やっぱり初茶館だよね、とネットで検索♪
三が日はお休みが多いところ、
奥沢の迎茶さんがやっている。
自由が丘のルピシア本店も開いているみたい。
同じく暇です!と名乗りを上げてくれたともっっちさんをお誘いして行くことに。

まずは自由が丘のルピシア本店にてランチを。
(こちらの様子はともっっちさんがブログにUPしてくださっています)
窓際の席から通りを眺め、
犬連れのジモティや新春セール品の紙袋をたくさんぶら下げたマダムたちを横目に
おかわり自由のお茶をいただきつつおしゃべりに花が咲く。
(やっぱり自由が丘はオシャレだわい、と千葉県民その1がつぶやいたのはオフレコ)
ルピシアでは何故かお茶も福袋も買わずにパンやらお茶請けを購入し(茶梅が美味!)奥沢方面へ。

しばらく歩いて目的地の迎茶さんに到着。
店頭に景徳鎮小雅窯の茶器が並び、その優美さに目を奪われる。

ここでどうしても飲んでみたかったのが緑茶「極品小雅崖玉」(写真左)。
茶葉販売はしていないので、お店でのみ飲むことができる。
江西省景徳鎮の近くで作られ、聞けば江沢民氏の息がかかった畑で作られたと言う。
江西省と言えば廬山雲霧茶や得雨活茶など銘茶も多い。
極品小雅崖玉は優しく繊細でとても美味しいお茶だった。

ともっっちさんは「野生緑茶」をチョイス(写真右)。
安徽省六安で採れた野生の茶葉を昔ながらの製法で作ったもの。
六安瓜片と形状は同じで、香り高く滋味のあるお茶。

これから販売を開始すると言う「柚子香単欉」も試飲させていただいた。
甘いフルーツ香が心地よい、とても飲みやすい美味しい単欉だった。
こちらは岩茶も単欉も美味しいのでお奨め。

ここでのもう一つの目的は、小雅窯製の茶杯のアウトレットを見ること。
1年ちょっと前にこちらで購入した茶杯がとても気に入っていて、
普段使いに毎日使っているのだが、
当分染付けの茶杯は新しいものは生産されないと聞いたので、
もう一つ買っておきたいなと思ったのである。


小雅窯の茶器は写真で見るより実物のほうが遥かに素晴らしい。
そして、お茶を飲むとその良さがよりはっきり分かってくるから面白い。

距離的に迎茶さんにはなかなか足を運ぶことはできないけれど、
一人でふらりと行っても気兼ねすることなくお茶が飲める数少ない隠れ家的茶館の一つである。
もう少し近くにあれば、と思いますなあ。
コメント (2)
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福袋報告第二弾

2008-01-04 | 烏龍茶(中国茶)
このお正月の福袋は紅茶のリーフルの他にもう一つ、
バンブー茶館のものを購入しました。

★★★ネタバレ注意報★★★
バンブー茶館さんの福袋がまだ届いていない方はご覧にならないことをお奨めします。

  ↓
   
  ↓

  ↓



かめきちさんのお茶はものすごく美味しい!
・・・・でも・・・高い・・・と言うのがそうそう買えない辛いところ。
それが、去年の終わりごろにリニューアルした通販サイトで
今年は福袋を出すというではないですか!
これは買わない手はない、と元旦に早速ポチッとしてみました。

10,000円と20,000円の2タイプありましたが、
茶壷の入っていない10,000円のものを購入。

中身は
 特級蜜蘭香単欉 15g 
 宋種東方紅 15g 
 貢香 10g 
 老茶 水仙10年 15g 
 鉄観音茶王級 10g 
 明前官思茶 10g 
 70年代英敏号餅茶 10g 
 90年代小沱茶 生茶 3個 

合計するとおよそ25,000円で、かなりお得。
お茶が美味しいのは保証付きだし。

でも・・私にとってはちょっとショック。
鳳凰単欉は、去年の夏の感謝セールで送ってもらったものとほとんど一緒。
雪片が一種類でも入っていたらなあ。

まあ、福袋は当たるも八卦、当たらぬも八卦、の世界ですからね。
今年の福袋は気持ち的には一勝一分けでございました。 
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福袋報告第一弾

2008-01-02 | 紅茶(中国以外の地域)
このところ福袋にはあまり興味がなかったんだけれど、
今日は銀座に行く用事ができたので、
せっかくならとリーフルダージリンハウスに寄って買ってきました。

税込みで5,250円。
内容は私のものは↓でした。

2007ダージリンファーストフラッシュ ノースタクバルDJ-1 50g (3,150円)
2007ダージリンセカンドフラッシュ ナムリンアッパーEX-270 50g (2,625円)
2007ダージリンセカンドフラッシュ リシーハットDJ-169 50g (2,625円)
2007ダージリンアーリーオータムナル オカイティDJ-346 50g(2,625円)
2007アッサムアーリーオータムナル C.T.Cタイプ ボルサポリ 150g(2,500円くらい?)
フレーバーティー アールグレイクラシック 50g (1,470円)

合計すると15,000円くらいになるし、
買ったことのないものばかりだったので、結構うれしい内容かも。
アッサムはチャイにも合いそうだし、アールグレイも来夏のアイスで活躍できそう。
リーフルの福袋は初めての購入でしたが、
ダージリンのクオリティシーズンティーがこれだけ入っているのはオトクですね。
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恭賀新春 2008

2008-01-01 | 自己紹介など
新しい年になりました

ブログを始めて4回目のお正月。

今年も美味しいお茶と素敵な人たちとの出会いがたくさんあるといいなと思います。

皆さまにとっても素晴らしい一年でありますように

本年もどうぞよろしくお願いいたします 
  
コメント (10)
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