神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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千葉県松戸市にて中国茶教室「Salon de Leecha 麗茶」を主宰しています

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ホーム&アウェイ

2009-10-28 | 自宅サロン
先日、自宅サロンでの「ベーシックコース」第一回目、
明大前のサロン「ラ・アンジェ」にて「はじめての中国茶講座」、
と続けてビギナー向けの講座を持たせていただきました。

ビギナー向けの中国茶講座と一口に言っても、
場所、対象者、所要時間などで内容は変ってきます。
自宅サロンをホームとすれば、ラ・アンジェはアウェイ?

お道具ひとつ取ってみても対応を変えざるを得ません。
ホームでは自宅にあるお道具を自由自在に使えます。
今回のお客様はテーブルコーディネートの先生とその生徒さん方でしたので、
お茶に関してはある程度経験則があり、茶器についてもかなり知識をお持ちでした。
そこで敢えて第一回目は欧州製の洋食器を使ってシノワズリな雰囲気を出してみました。
第二回、第三回目はまた違う趣向をこらしていこうかと思っています。

一方、アウェイでは、まずは茶器を搬送しなくてはなりません。
車に積んでいくにはある程度の限界があります。
必要最小限で皆さんの興味を惹く茶器ということを考えると、
ここはまず「可愛くて中国的」がキーワードかなと思いました。

竹茶盤、宜興茶壷、白磁蓋碗、おそろいの茶杯と聞香杯。
シンプルだけれど機能的、そして統一感のある雰囲気で。

集まっていただいた皆さんは、エンジェルカードリーディング講座の常連さんです。
今回の中国茶講座はコラボレッスンということで、
エンジェルカードを受講してくださっている皆さんに
サロン「ラ・アンジェ」での一日をより楽しんでいただくというのも目的のひとつ。

一回の講座で十分に中国茶を堪能していただくため、
比較的わかりやすい台湾茶を選び、
皆さん二人一組になっていただき、実際に蓋碗と茶壷を使って
お茶を入れてもらう、というプログラムにしました。



台湾を訪れたことがある、と言う方も多かったので
話も弾み、和やかなムードで進行できました。
帰宅してから早速家にあった中国茶を教わったいれ方で飲んでみました、
と言う嬉しい報告も。


今年に入ってアウェイでお茶を入れたり講座を持ったりする機会も徐々に増えて、
貴重な経験をさせていただいています。
時にはホームのやりやすさも実感しますが、
もともとはいろいろな場所で中国茶をお伝えすることができたら、と言うのが夢でした。
自分の肩書きは「サロネーゼ」(笑)ではなく、
あくまでも「中国茶インストラクター」でありたいので
これからもホーム&アウェイを取り混ぜて活動できたらと思っています。


※今回の講座に参加してくださった方々がブログに記事をUPしてくださっていますので、ご紹介させていただきます。
 
 素敵に暮らそう
  千葉県我孫子市でテーブルコーディネートサロンを主宰するyuri先生のブログ。
  お教室の生徒さんたちと一緒に「ベーシックコース」を受講してくださいました。

 Dream Writer
  音声・映像文書化サービスのライター、今村ちほこさんのブログ。
  「はじめての中国茶講座」を臨場感あふれるレポートで再現してくださっています。 
コメント (6)
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だから黒茶は面白い

2009-10-21 | 黒茶(中国茶)
XiangLe中国茶サロンの今年の特別企画
「プライベィト・コレクション/普洱茶70種を飲む」
に参加しています。
工藤先生秘蔵のプーアル茶を一回6~7種類いただくと言う企画です。

古いものから新しいものまで、形状も餅茶、沱茶、磚茶、散茶と様々です。
美味しいものもあれば不味いものもある(不味いものはほんのわずかですが)。
プーアル茶と一口に言っても、保存状態によって個体差もあるので、
実際に飲んでみるまで評価できないというのが難しいところでもあり、
魅力的なところでもあります。

先日のサロンでいただいた中に甲級雲南沱茶(2002年熟茶)と言うのがあって、
甲があるなら乙も丙もあるんだろうという話になりました。
確か我が家にもあったはず、と戸棚を探ったら、ありました、ありました。乙級。
しっかりブログでも書いているじゃないですか<自分→下関乙沱茶



下関茶廠の沱茶に関するサイトも見つけました。
それによると中茶牌※の乙級沱茶は1988年から作られ始め、
1991年と1992年は一旦ストップしますが1993年に生産再開、
ただし中茶牌は松鶴牌※に変更され、乙級の名は一級に改められたそうです。
やっぱり乙は甲より劣るような響きがあるもんね。
でも、この頃の沱茶に関しては乙級のほうが評価が高いようですよ。

 ※中茶牌・・中央の「茶」の文字を囲んで八つの「中」の字でデザインされた八中茶の商標。
       雲南省の国営の貿易会社「中国土産畜産進出口公司」のマークで、
       餅茶や沱茶の包み紙などに使われています。
 ※松鶴牌・・2004年に下関茶廠は国営から民営になります。
       それと同時に、商標も変更され、包み紙のマークも
       中茶牌からオリジナルの松鶴牌が使用されるようになりました。
       中央に鶴、その周りに松が描かれています。

と言うわけで、私がプーアール茶.comさんから購入したこの乙級沱茶は
1988~1990年あたりに作られたのは確かなようです。
今年で約20年経つわけですね。

久しぶりに飲んでみることにしました。
前回飲んだのは購入直後、4年半前です。
その時は香りも味もまだ若さを感じました。
今回はどうでしょうか?



トップ写真は茶壷で撮っていますが、実際には蓋碗を使って飲みました。
一煎目は捨て、二煎目から味わいます。
まだ若い香りはありますが、確実に4年半前と比べ、まろやかになっています。
三煎目からの美味しさはちょっと感動的でした。
喉越しのよさ、鼻に抜ける花のような香り、しみじみ美味しいです。
30年、40年と経つ頃には名品の一つとなっているのではないでしょうか。

中国でのプーアル茶ブームに便乗して、
私も2004年~2005年にプーアル茶をいろいろと購入しました。
4,5年経って、少しずつ変化を見せています。
この乙級沱茶のように美しく変身したものばかりではないと思いますが、
経年変化を楽しむことも黒茶の面白さの一つなんだと実感します。
今度家にあるプーアル茶で茶会を企画するのもいいなーなんて。
私の中でまたプーアル茶ブームが再燃しそうです!
コメント (2)
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ご報告とお知らせ、そして私の中の200Q

2009-10-12 | 自己紹介など
今年も残すところ3ヶ月を切りました。
日に日に秋も深まって、街の彩りも変化していきます。
紅葉の写真も撮りに行きたいし、
秋らしいお茶会にも参加したい・・・
と、いろいろやりたいことはあれど、
9月後半からこちら、いろいろなことが重なって
そうそう自由には動けない日々が続いています。

思えば今年は始まりからいろいろな出来事がありました。
この秋、と言うよりは、年回りなのかもしれません。
大きな節目になると予感した2009年は、
私に対して多くの疑問符と警告を投げかける年になりそうです。

それと同時に、自分にとって何が大切であり、
どう進んでいけばいいのかを明示してくれる年でもありました。
年齢的にも一度立ち止まり
改めて自問自答すべき200Q年と言えるかもしれません。

**********

9月初めに新しいHPを立ち上げて、
その記念茶会をと張り切って企画した「麗茶茶会」でしたが
身内の急な入院と手術でやむを得ず延期とさせていただきました。
参加申し込みをしてくださった皆様には
ご理解と励ましのお返事をいただき、感謝に耐えません。
この場を借りて今一度御礼申し上げます。

お陰様で昨日無事退院し(予定よりも4日ほど早い退院です)
自宅での療養に入っています。
しばらくは抜糸やリハビリで病院への送り迎えが必要なため、
今週の茶会は延期して正解だったと胸をなでおろしています。

20日過ぎにはほぼ正常な生活に戻ることができそうなので、
その頃にはしっかりお仕事モードに切り替えたいと思います。

10月中には新生「麗茶茶会」のお知らせをお送りします。
開催は11月中を予定しています。
前回お申し込みしてくださった皆様にはできる限りご参加いただけるよう、
フレキシブルな日程を考えていますので
どうぞよろしくお願いいたします。

**********

もう一つ、もう既にご存知とは思いますが、
第3回 地球にやさしい中国茶交流会」が
11月14日(土)恵比寿区民会館にて開催されます。
前回は私もお茶の淹れ手として参加させていただきましたが
今回は残念なことに別件が入っており、行くことができません。
(とっても楽しみにしていたのにホント、残念・・・。)

今回は「茶壷天堂」さんや「今古茶籍」さんも参加されるとのことで、
会場も内容もますますパワーアップして
たくさんのお客様に満足していただける会となるのではないでしょうか。
是非、HPをチェックしてみてくださいね♪
(ああ、ホント、飲み手としても行きたかったですよぉ・・・)
コメント (8)
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1年365日、プーアール三昧

2009-10-09 | 茶にまつわる文化・芸術
先日、「茶壷天堂」の菜津子さんから久しぶりのメールをいただきました。
嬉しいニュースでした。
亜紀書房さんからプーアール茶のガイド
1年365日、プーアール三昧―おいしくて体にいい魔法のお茶
を出版されたとのこと。

早速購入して読ませていただきました。
190頁のなかなか読み応えのある単行本ですが、
一気に読破してしまいました。

菜津子さんとプーアール茶との出会い、
「茶壷天堂」を開店した経緯、
香港の茶商さんたちとのお付き合いなどのご自身のお話から始まり、
茶馬古道のことや現代のプーアール茶事情についてまでテーマを発展させ、
たいへん興味深く、勉強になりました。

特に二章の「黒茶の源流への旅」が面白い!
以前菜津子さんのお店に遊びに行った時、
ちょうど四川省雅安からお帰りになったばかりで
いろいろお話を伺ったことを思い出しました。
その旅のエピソードが詳しく載っています。
これを読むと(もちろん本では政治的な問題には触れていませんが)
いかに中国にとってチベット政策が重要であるかが今更ながらにわかります。
菜津子さんご夫婦ならではの突撃レポートさながら、
黒茶の神秘の扉をこじ開けて垣間見たような感じです。

黒茶と言えば、日本人にとってはプーアール茶という認識ですし、
この本の題名からしてもプーアール茶ガイドとなっていますが、
雲南省以外で作られている黒茶についてもわかりやすく書かれています。
黒茶に興味のある方にとっては
幸書房の既刊「中国黒茶のすべて―微生物発酵茶
と共に本棚に揃えたい一冊になるのではと思います。
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実りの秋のティータイム♪

2009-10-03 | その他のお茶
先月のフォトスタイリング講座の宿題のお題が「晩秋・秋の実り」だったので
山梨から枝つきの栗やあけび、キーウィを送っていただき、
秋の実りを楽しみながらのティータイムをセッティングしました。

課題ではいつも中国茶を主役にしていたので、
今回はちょっと角度を変えて、ハーブティーをチョイス。
秋といえば、食欲の秋。
食べ過ぎてしまった時にはやはりデトックス効果の期待できるハーブを♪



ハーブはむくみ解消や消化促進効果のあるジュニパーベリー、
消化器系の不調を緩和する働きのあるマリーゴールド、
利尿作用のあるハイビスカスに
フルーツをブレンドしている「私の部屋」オリジナルです。

ハーブティーの場合はガラス製のポットが便利。
私が最近気に入って愛用しているのはUNITEAのもの。
開口部のサイズがSとLの二種類に揃っていて、
単品の買い足しや組み替えがしやすいのがいいですね。
写真はSサイズです。

送っていただいた実たちは部屋のディスプレイに。
虫が出てこないかが心配ではありますが

コメント (2)
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