神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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武漢を想う

2020-05-01 | 紅茶(中国茶)
今日は八十八夜。
今年は春先が少し冷えることが多かったけれど、
♪夏も近づく八十八夜♪の歌詞の通り、だいぶ暖かくなってきました。
茶畑では新芽が綺麗に色づいていることでしょう。

日常生活ではまだまだStay Home!が解除されない様子です。
家でのひとり飲みもしばらく続きそう。
早く皆さんと楽しく語らいながら新茶をいただきたいですね。

今日選んだお茶は

宜紅工夫茶 2016年

湖北省の宜昌、恩施の山間部で採れる茶葉で作られる紅茶です。
祁門などと並び、歴史のある紅茶ですが、
戦後の混乱で生産量が落ち、その後新興の紅茶に押され、
日本でもあまり名前を聞かなくなっていました。

このお茶は2016年秋の西双版納ツアーで武漢を経由した時にガイドさんにお願いして購入してもらったものです。
武漢での宿泊は空港に近い郊外だったため、武漢市内のお茶屋さんに行くチャンスはなかったのですが、
なかなか手に入らない宜紅の高級茶を買えたのはラッキーでした。

武漢は20代後半の時に仕事で一度行ったことがあります。
その時の印象は夏だったと思いますが、とにかく暑かったこと。
夜に道を歩くと、道端に簡易ベッドを出してそこで寝ている人がたくさんいました。
家の中はまだエアコンもなかった時代でしょうし、風も通らず眠れないくらい暑かったのでしょうね。

歴史的にも文化的にも多くの名勝地があり、商工業の拠点でもありますが、
今回の新型コロナウィルスの中心地として世界中に有名になってしまった武漢。

湖北省ではこの宜紅をはじめとして、美味しい緑茶や黒茶が生産されています。
お茶どころとしても武漢の名前を憶えておきたいものです。



紅茶はやはりお菓子と一緒に。
蕪木のドラジェと自家製甘夏ピール。
最強の組み合わせ!

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紅茶の日?

2012-11-01 | 紅茶(中国茶)
11月1日が「紅茶の日」だって知ってました?
私は今朝の小梅茶荘の番頭さんのつぶやきで初めて知りましたよ。

でね、小梅茶荘さんでも今日は紅茶の日にするというので
合羽橋まで買い物に出た帰りに寄ってみました。

雲南紅茶鳳慶の水出しとか、銀駿眉とか、
キリンのパンジェンシー(写真左)とか台湾蜜香紅茶とかいただきながら
小梅さんと番頭さんとあれやこれやと語っておりましたら
あっという間に外が暗くなってしまいました。
気がつくともう日が短い季節なんですね。

最後にものすごく美味しい桐木の野生古樹の紅茶を入れていただきました。
茶葉の見た目は荒茶?と思うほど
大きいし不揃いだし枝はあるし。
でも茶水を口に含むと思わず声を出してしまうような味わい。
フラワリーで柑橘系のような酸味のある回香が心地いいんです。

こういうお茶をいただくと、
やっぱり桐木はすごいな、
さすが紅茶発祥の地と言われるだけあるな、と思います。

紅茶の日に出会えた美味しい紅茶。
ご馳走様でした!



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武夷紅茶 妃子笑

2012-04-12 | 紅茶(中国茶)
今日は日差しが暖かかったですねー。
車に乗ったら温度計が21℃の表示で、ついこの間まで5℃とか7℃だったのが嘘のようです。
ご近所さんの桜も一気に散り始め、我が家の門の前にも花びらが舞っていました。

そろそろ緑茶モードの季節なんですが、
今年の本命の緑茶便が届くのは来週になってから。
今週は紅茶をいろいろと飲んでます。

その中で美味しいなと思ったのが小梅茶荘さんで買った「武夷紅茶 妃子笑」です。

「妃子笑」というのは茘枝の品種名で、皮がグリーンなのでグリーンライチとも言われています。
グリーンと言ってもしっかり完熟です。
唐代の美女、楊貴妃が茘枝を好んだという逸話を元に、
杜牧が詠んだ七言絶句「過華清宮」の中の一節「一騎紅塵妃子笑」から来ています。

その名前から、ライチの香りをつけたライチ紅茶なのかと思いましたが、
小梅茶荘の番頭さんの説明では香り付けをしたものではないとのこと。
最初はサンプルで持ち帰ったのが、お客さんに評判が良かったので仕入れたのだそうです。

飲んでみると、確かにフレーバードティーではありません。
中国紅茶らしい甘さの中にフルーティーな香りがあり、
後味もよく、食事とも合いそうな紅茶です。
美味しいです。
なくなったら、また小梅茶荘さんに行って買わなくちゃ。


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寒の内はしょうが紅茶で温まる

2011-01-06 | 紅茶(中国茶)
ついこの間まで暑い、暑いと言っていた気がするのですが、
冬になるとやはり寒い(笑)。

1月6日の今日は小寒、寒の入りです。
小寒から大寒(今年は1月20日)をはさんで節分(2月3日)までが寒の内で、
一年のうちで最も寒い時期になります。

今年は旧正月の初一が2月3日でちょうど節分と同じ日です。
立春は2月4日。
旧暦の新年の訪れと春の訪れが前後してやってきますね。

さて、この時期女性にとって怖いのが冷え。
首にマフラー、お腹に腹巻(最近はアウターに響かないものが出ています)、
足首にレッグウォーマーなど、
外気から冷えを守るのも大切ですが、
身体の中から温めるのも効果的。

私はよくしょうが紅茶を入れて飲んでいます。

作り方は簡単。

しょうがをすりおろし、茶漉しに入れてティーカップに乗せます。
その上から少し濃い目に入れた紅茶を注ぎいれます。
ハチミツや黒砂糖を好みで加えると、美味しくなります。

茶漉しを使うのはしょうがの繊維を取り除くため。
繊維が気にならない方はそのまま入れてしまっても構いません。

もっと簡単にしたい時はチューブ入りのおろししょうがでもOKです。
紅茶もティーバッグで手軽に。
ただし、ポットやティーカップをあらかじめ温めることは忘れずに♪
しょうがの量も多すぎると飲みにくくなるので、調節して好きな量を見つけてくださいね。
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残暑お見舞い申し上げます

2010-08-14 | 紅茶(中国茶)
立秋を過ぎても相変わらず暑いですね~。
ただ、朝夕の風が少し和らいできたかな?と思うので、
秋の訪れももうあと少しかもしれません。

家にいる時はなるべくエアコンを使わないようにしているのですが、
パソコンや机に向かって作業をする場合はやはりスイッチを入れてしまいます。
そのかわり、部屋が冷えている時には
熱いお茶を飲んでなるべく汗をかくようにします。

そういう時に選ぶのは比較的味がキリッとして、
後味がスッキリするタイプのお茶。
中国紅茶や鳳凰単ソウなど。

写真のお茶は2009年の正山小種。
台湾の[木龍]翠坊で購入。
燻製香の強くない、飲みやすい正山小種です。
香港土産にいただいたJenny Bakeryのクッキーを添えて。


ネットのニュースでお茶に関係した記事を見つけましたのでオマケにどうぞ。

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身体にまつわる都市伝説
お茶で薬を飲んではいけないってホント?
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行列のできるパン屋さん

2010-01-17 | 紅茶(中国茶)
先日近くまで行く用事があったので、
松戸市小金原のZopfでパンを買ってきました。

同じ市内とは言っても、車で15分ほどかかるので、そう度々は行けません。
それにテレビや雑誌で紹介された直後はものすごい行列ができるので、
そういう時は避けています。

ここはいろいろな種類のパンが小さい店の中に所狭しと並べてあって、
選ぶのに迷ってしまうほど。
私はフランスパンなどのハードなタイプが好きですが、
デニッシュ系やカレーパンも人気です。

写真はデザート用に買ったエッグタルト。
雲南紅茶と合わせました。

自宅サロンの茶会でも「Zopf」の話題が時々出ます。
松戸はあまりグルメの街ではないのですが、
ラーメンとたいやき屋さんとパン屋さんだけは行列ができます

以前、小金原に住む友人に「Zopf」が近くていいわね、と聞いたことがあります。
友人はちょっと複雑な表情をして、
「昔は朝早くに立ち寄ってコッペパンに中身を詰めてもらえるような
地元の人のためのパン屋さんだったんだけどね」と答えました。
地元の人にとっては有名になり過ぎるのもいいことばかりではないようです。

とは言え、やはり全国区の美味しさ。
行った時には大量に買ってしまうので、2日間くらいはパン尽くしだったりします


※自宅サロンよりお知らせです

 2月16日、18日に「新春茶会」を開催します。
 詳しくはHPのInformationをご覧下さい。
 満席となりましたので、募集を終了いたします。ありがとうございました。(2010.1.21追記)

 中国茶入門編の「ベーシックコース」全3回のクラスを募集します。
 日程は月1回、木曜日(10:00~12:00あるいは13:00~15:00)の予定です。
 こちらもHPのInformationをご参照ください。
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中国紅茶でアフタヌーンティー

2009-12-20 | 紅茶(中国茶)
今年も残すところ10日ほどとなりました。
何故12月ってこんなに速く過ぎていくんでしょうね~。
クリスマスやら忘年会やらいろいろイベントもこなし、
かつ家の大掃除もやらなくちゃ、ってことで何となく慌しい。

こんな時こそゆったりお茶をいただきたい♪
Private Tea Salon yu:yuの上海小町さんが主宰する「中国紅茶でアフタヌーンティー」のイベントに
うらりんさんをお誘いして行ってきました。
場所は白金高輪のビストロKif-Kif

ガラス張りの明るい窓側のお席で、
ゆるゆるぬくぬくとアフタヌーンティーをいただきました。

お茶は宜興紅茶、雲南紅茶、正山小種の三種類が飲み放題。
ポットでのサーブなので、気軽にガブガブという感じで
しっかり三種いただきました。
雲南紅茶は茶葉も購入♪

デザートは最初にチョコとバナナのパウンドケーキと
イチゴの入ったシュークリーム(写真左)。
その後、鉄観音のプリンか岩茶のアイス(写真右)のどちらかをチョイス。
私は岩茶のアイスを選びましたが、岩茶の風味が濃厚で美味しかったです。
とっても贅沢なデザートでした!
(二人ともカメラを忘れて携帯写メです。
 ちゃんとした写真が撮れず、残念。)

この日の小町さんは素敵なチャイナ服に内巻きヘアーで十和子巻き?名古屋巻き?
とっても可愛かったですよ~~☆

うらりんさんとは同年代のよしみ(!?)で家族構成も似てるので、
何だか愚痴をこぼしやすくて(笑)、お話しするとスッキリします。
また来年もヨロシクです
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台湾紅茶が美味しい♪

2009-09-22 | 紅茶(中国茶)
一昨年くらいまでは、紅茶と言えばやっぱりダージリンのクオリティシーズン!
と思っていて、かなりの種類を購入していましたし、
お茶会にもたまにお出ししたりしていました。

それが、この頃は中国紅茶が結構お気に入り。
お菓子にも合うし、入れ方によって甘くもなるし、すっきり飲むこともできます。
宜興紅茶や九曲紅梅などのクセのないタイプが好きです。

最近は台湾紅茶も頑張っています。
今年の台北旅行では美味しい紅茶を二種類ほど手に入れてきました。
今、来月のお茶会ではどちらをどうやって飲もうか研究中。

一つは台東地方で作られたアッサム種のもの。
もう一つは石碇で青心烏龍種を中心に作られたもの。
今勢いをつけている台湾紅玉(台茶18号)も美味しいですが、
それよりも華やかな戻り香があると思います。

どちらもお菓子に合う、コクと甘さのある紅茶です。
でも、生かすも殺すも入れ方次第という難しさもあるので、
静かに試験中であります。
どちらをお茶会でお出しするかは後ほどご報告を♪
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宜興紅茶

2009-05-17 | 紅茶(中国茶)
中国茶フリークは別として、一般的な紅茶好きの方に伺うと、
中国紅茶はちょっと苦手、という方が結構いらっしゃいます。

スモーキーだったり、ベタッとした甘さがあったり、
日本で購入できる中国紅茶のグレードに幅があるのも事実。
インドやセイロン紅茶に比べると値段的に競争力がないのも一因かな。

でも、現地に行くと、たまにすごく美味しい紅茶に出会えたりします。
2年前に杭州の茶葉市場で購入した九曲紅梅も美味しかったなあ。

宜興紅茶も、美味しいと一部では評判でありながら、
なかなかいいものを得ることは難しい。

宜興から帰国された茶農さんからいただいた宜興紅茶は
久しぶりに中国紅茶の実力を感じさせる味でした。
(茶農さん、謝謝!)

 -最近頂き物の記事ばかりって噂も・・・

この紅茶はやはり宜興茶壷で淹れるのが正解、甘さが引き立ちます。

が、今日はあえて景徳鎮で淹れました。

フルーツロールケーキと合わせたので、
少しさっぱり目に淹れたかったのと、
鉢植えの紫陽花の青と一緒に愛でたかったので。

雨の日に涼しげなコーディネートで午後の紅茶をいただいてみました
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工夫紅茶が美味い!

2008-08-05 | 紅茶(中国茶)
このところ立て続けに美味しい中国紅茶をいただいた。
そのどれもが緑茶を作っている品種をそのまま工夫紅茶の製法で作ったもの。
特に芽の部分を使った金毫が多いタイプは甘くて美味しい。
後味も渋味やベタツキ感がなく、すっきりしている。

中国の工夫紅茶と言えば祁門紅茶が有名だが、
スモーキーな香りが苦手とする人もいる。
私もどちらかと言えばスモークしていないタイプのほうが好き。
それから好みとしては、少し前に流行った滇紅(雲南紅茶)よりも
小葉種や中葉種で作った紅茶のほうが私は好きだ。

去年杭州で購入した九曲紅梅、
XiangLeのサロンでいただいた坦洋工夫(写真)、
先日飲んだ安徽省の野生紅茶、
そして数年前にいただいた碧螺春紅茶(紅螺春という呼び方も)など、
感動するほど美味しかった。
でもほとんど一期一会。

残念なことに中国ではこれらの工夫紅茶はどんどん生産量が少なくなっているらしい。
手間もかかるし、国内であまり需要がないから仕方ないのかもしれないけれど。
頑張って作り続けて欲しいものだが・・・。
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