神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

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千葉県松戸市にて中国茶教室「Salon de Leecha 麗茶」を主宰しています

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白芽生茶@オーガニックプーアール

2012-01-28 | 黒茶(中国茶)
中国茶教室を開いている関係上、お茶屋さんからサンプルをたまにいただきます。
飲んでみて美味しいなと思ったら、教室でもお出ししています。

その中で人気があったのが、「オーガニックプーアール」さんのプーアール散茶。
生徒さんの中には通販で買ったり、「地球にやさしい中国茶交流会」で購入した方もいらっしゃいました。

現在教室の上級マンスリーコースでは、生徒さんご自身で入れたいお茶を選んでもらい、
3ヶ月間そのお茶を美味しく入れることに取り組んでいただいていますが、
前回Kさんがチョイスしたのがオーガニックプーアールさんの白芽生茶・プーアール生磚茶「富」でした。

茶葉の量、お湯の温度、置き時間、茶器の選択などいろいろ試行錯誤していらっしゃいましたが、
最終的に白芽生茶の甘さと柑橘系の香り、独特の収れん味をバランス良く出すことに成功。
私も好きなお茶なので、楽しいレッスンでした。

トップ写真の手前右が2008年産生磚茶「富」、手前左は2011年産散茶、後ろが2011年産生磚茶「招福」。

雲南省西双版納曼弄山で摘み取られた雲南大葉種の芽尖(芽芯)だけを使った晒青緑茶を名刺大に固めたものです。
大きさもお値段も手頃なので、ちょっとした贈り物にも適しています。


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新春茶会2012のお知らせ

2012-01-22 | お茶会
ここ数日寒い日が続いていますね。
暦の上では大寒を過ぎ、明日は春節。
これから徐々に春へと季節は向かっていくことでしょう。

2012年最初の麗茶茶会は少し遅めではありますが、
2月13日/28日/3月1日/13日に開催いたします。
冬の名残を楽しみ、本格的な春の訪れを待ちながら、
皆さんと至福の香りを堪能したいと思います。

下記の通り、松戸の自宅サロンとラ・アンジェ南青山の二箇所で開催します。
ご都合のいい場所と日程をお選びください。
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げております。

三回とも満席となりましたので、募集を終了させていただきます。
キャンセルが出ました場合にはこのブログ上でお知らせいたします。
お申し込みいただいた皆様、ありがとうございました。
お目にかかれますことを楽しみにしています。(2012.2.6記)


1.2月13日(月) 13:00~15:00
  場所 : ラ・アンジェ南青山
      (東京メトロ表参道駅または外苑前駅より徒歩9分)
       地図はコチラ → http://laange.jp/?page_id=14
  会費 : 3,800円(税込み。会費は当日お支払いください。)
  募集人数 : 10名  満席
 
2.3月1日(木)13:00~15:00
  場所 : Salon de Leecha 麗茶
       (JR常磐線松戸駅より徒歩10分) 
  会費 : 3,000円(税込み。会費は当日お支払いください。)
  募集人数 : 5名  満席

3.3月13日(火)13:00~15:00 
  場所 : Salon de Leecha 麗茶
       (JR常磐線松戸駅より徒歩10分)
  会費 : 3,000円(税込み。会費は当日お支払いください。)
  募集人数 : 5名  満席

お詫び:当初予定しておりました2月28日の日程は都合により中止といたしました。
     この日をご検討中だった皆様にはご迷惑をおかけし、申し訳ありません。
     代わりに3月13日の日程を新たに設定しております。
     よろしくお願いいたします。

テーマ:「新春茶会2012」
      ~至福の香りをご一緒に~

毎年最初の茶会には香り高いお茶をお出ししていますが、
今年も新春に相応しい茶譜が揃いました。
年度末間近でお忙しい時期とは存じますが、
皆さまと至福のひと時をご一緒できれば幸いです。

お申込み方法:メールにて、下記項目を明記の上、お申し込みください。
       このブログの左側のメッセージ欄からもご送信いただけます。
       その際はメールアドレスを必ずご記入ください。
       お問い合わせも下記メールアドレスにどうぞ!

       メールアドレス: chosi@goo.jp (@を半角にご変換ください)


○ご希望日
○お名前(複数でお申し込みの場合は一括申し込み、ただし全員のお名前をお書きください)
○ご住所、電話番号、メールアドレス

サロンに初めてお越しになる方には確認書、
リピーターの方には確認メールをお送りいたします。

募集定員となり次第、日程ごとに締め切らせていただきます。
募集状況はこのブログでも随時お伝えしますので、ご参考になさってください。

尚、準備等の都合により、実施日の3日前までにお申し込みが2名に満たない場合は
中止または延期とさせていただくことがございますのでご了承ください。

※いただいたメールには一両日中に必ずお返事を差し上げています。
  こちらからの返信が届いていない場合は、お申し込みのメールがこちらに届いていない可能性があります。
  お手数ですが再度メールをお送りくださいますようお願い申し上げます。
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和紅茶の愉しみ

2012-01-12 | 紅茶(中国以外の地域)
中国でも台湾でもここ数年は紅茶がちょっとしたブームですが、
日本でも国産紅茶は「地紅茶」「和紅茶」などと呼ばれ人気上昇中、
各地で生産されています。

私もお土産やサンプルで国産紅茶をいただく機会が結構あります。
ちょっと前までは「べにふうき」などの紅茶品種で作ったものが多かったのですが、
最近は緑茶品種を使ったものが増えてきました。

ところが、この緑茶品種を使った和紅茶、どうもうまく入れられません。
中国式に蓋碗を使ったり、紫砂壺で入れてみたり、
インド紅茶のように大き目のポットで一回出ししてみたりしたのですが、
いまひとつこれだ!と言うコツをつかみきれずにいました。

蓋碗を使って入れると、甘さは感じるのだけれど
緑茶品種で作った紅茶特有の青臭さのようなものが気になって
どうも喉越しが良くない。
紅茶ポットで入れても何となく味がぼやけるようで大味になってしまう。

そんな印象もあって、和紅茶にはあまりハマらずにいたのですが、
去年10月に嬉野を訪れた時、目からウロコの出逢いがありました。

「嬉野温泉うさぎの会」の嬉野茶コーナー
佐賀にある国産紅茶専門店「紅葉~くれは~」の岡本店長が入れる紅茶をいただいた時のこと。

その入れ方も、その茶器にも興味津々だったのですが、
何より岡本さんの「嬉野紅茶は3分以上置いたほうが美味しい」の一言に目を覚まされました。
緑茶品種を使った和紅茶の場合、
置く時間が短いとその青っぽい生臭さが目立ち、
抽出時間を長く置くことでまろやかさ、甘さが出てくるのだそうです。
中国茶やインド紅茶と同じように入れていたのがそもそもの間違いだったのですね。

残念ながらこの時は岡本さんの佐賀市内のお店に行く時間はなかったのですが、
後日佐賀出身の友人Mさんがお店を訪れ、
岡本さんオリジナルの茶道具を入手してきてくれました。
(サイトでは在庫切れとなっていますが、倉庫の奥から見つけてくださったようです。)



200mlほどの宝瓶とティーコジーの日本バージョン?、雛守(ひなかみ)です。

これに嬉野紅茶3gをいれ、熱湯を注ぎ5分ほど。
まろやかで余韻のある甘さが広がります。

家にある和紅茶の在庫もこれでしっかり愉しめそうです。

※ 岡本店長直伝の和紅茶の入れ方はコチラ→
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清明上河図@北京故宮博物院200選

2012-01-07 | 茶にまつわる文化・芸術
1月2日から東京国立博物館平成館で開かれている「北京故宮博物院200選」に行ってきました。
お目当てはもちろん「清明上河図」。

始まったばかりですし、まだ冬休みなので
かなり並ばないといけないとは思いましたが、
行ける時に行かないとタイミングを逃してしまいそうなので、思い立ったが吉日。

覚悟はしていましたが、「清明上河図」はやはり90分待ち。
幸い入場制限はしていませんでしたから、寒い館外での行列はありませんでした。
公式HPでは混雑状況を「会場ライブ」で随時発信しています。)

初めて観る実物の「清明上河図」。
想像していたよりもずっと小さく、緻密で、人々が本当に生き生きと描かれていました。
眺めていると何となく幸せな気持ちにさせてくれる、そんな力を感じます。
会場の照明が少し暗いこと、
立ち止まってゆっくりお気に入りの場面をじっくり見られないことが
若干不満ではありますが、90分並んだ甲斐のある、素晴らしい「神品」でした。

世界史の教科書でも必ず登場するこの「清明上河図」、
白状いたしますと、実は私は10年ほど前まで、長い間勘違いをしておりました。
「清明上河図」の「清明」を清明節のこととは知らず、
清代、明代の庶民の暮らしを描いたものと思っていたのです。

と言うのも理由がありまして、
台北留学時代、半年に一度は台北の郊外にある「國立故宮博物院」を訪れていたのですが、
そこには「清 院本 清明上河図」が展示されていました。
台北の故宮博物院の文物はご存知の通り、
蒋介石率いる国民党が台湾に逃れる際に中国本土内から持ち出したものですが、
その中にこの北宋時代に描かれた「清明上河図」、
つまり今回の展示品は含まれていなかったのですね。

台北の故宮博物院に所蔵される「清 院本 清明上河図」は
数ある模倣作品の中でも最も有名なもので、
清の宮廷画家5名が「清明上河図」を題材にした各時代の作品を参考にして、
そこへ明代や清代の社会風俗も取り入れて描いたものであるとのこと。
私はこれがオリジナルで、清と明の生活を描いているのだと思い込んでいたのです。
(東京国立博物館にも模本が所蔵されていますから、尚更混乱します。)

中国茶を学び始めてその間違いに気付いたわけですが、
上海万博で「清明上河図」が話題になるまで原本が北京にあるということすら知りませんでした。
まあ、とにかくいかに高校時代の世界史の学び方がいい加減であったか、
そして台北滞在中、いかに「清明上河図」の解説をちゃんと読んでいなかったか、ということですね。

話が長くなりましたが、この「清明上河図」、
作者は張択端、北宋末期、徽宗皇帝時代の宮廷画家であろうと伝えられています。

徽宗皇帝と言えば『大観茶論』を記し、茶人としても有名で、
自らも詩・書・画などをたしなむ宋代随一の風流天子です。
その絶頂期の様子を垣間見ることのできるのがこの「清明上河図」です。
北宋の都・開封の清明節の一日を描くことで、
庶民が豊かな都市生活を謳歌している様子を伝えています。

しかし、この絵が描かれた北宋の絶頂期は
その後北方の金軍の襲来によって突然終焉を迎えることとなります。
徽宗皇帝も晩年は金国に拉致され、54歳でその生涯を終え、
宋は杭州に都を移し、南宋の時代が始まるわけです。

そう思うと、この賑やかで活気ある人々の生活の向こう側に
『平家物語』の冒頭にある「盛者必衰の理」も感じられて、
また視点が変わってきます。

今回の200選の中には徽宗皇帝の書や画も展示されていますので、
その芸術的素養が堪能できるのも展示の魅力のひとつ。
鑑賞後は徽宗皇帝の数奇な運命に思いを馳せながら
黒釉茶碗で抹茶をいただくのもいいかもしれません。
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お正月もお茶三昧

2012-01-04 | 烏龍茶(台湾茶)
始まりました、2012年。

今年は元旦の午前中に自治会のお当番で地元の神社のお神酒係を勤めました。

あ、巫女さんの格好をしたわけではありませんよ~。
しっかりダウンを着込んで厚着をしていましたので、
お参りに来る方々に「寒いのに大変ですね」とねぎらいの言葉をもらったりしました。
実際はお堂の中は電気カーペットが敷いてあって意外と温かかったんですけどね。

夜は恒例、親族で集まって新年会。
ビールから始まって日本酒とワインをそこそこ。
そんなわけで今年はお茶というよりはお酒で始まった感じです。
酔い覚ましに飲んだ中火の鉄観音が今年最初のお茶でした。


二日は台湾お茶の旅から帰国したばかりのまうぞうさんがLabを開くと言うことで
お願いしていた冬茶の受け取りもあったので、
急遽品茶に参加させてもらうことにしました。

台湾茶loveなSさんもいらして、3人で8~9種類ほどを飲み倒しました。
同じ茶師の畑違いやら、炭火焙煎と電気焙煎の比較、今流行の紅水烏龍の飲み比べなど、
コンセプトのはっきりした買い方をしているまうぞうさんならではの充実した品茶会でした。

お茶請けの台中・日出のパイナップルケーキ(トップ写真右)も美味しかった!
ご馳走様でした!


三日は家で駅伝復路を観戦しながら
まずは友人の落合邦子さんからいただいた北野天満宮の大福梅を
嬉野の釜炒り茶に浮かべていただきました。
家に結び昆布が無かったので、梅だけですが



その後まうぞうさんに買ってきていただいた冬茶を試飲。
しっかりした高山気のあるお茶です。
2~3月に予定している新春茶会でお出しする予定です。


そんな感じで今年もお茶三昧で幕開けです。
2012年もどうぞよろしくお願い申し上げます♪
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新年快樂!

2012-01-01 | 自己紹介など
あけましておめでとうございます


 本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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