神融心酔 

中国茶・台湾茶を中心とした素敵な出会いの数々を綴っていきます

謎の紅茶

2008-07-19 | 紅茶(中国茶)
台北旅行でC小姐から何種類かお茶のサンプルをもらったが、
その中にG茶師が今年の5月に作った紅茶、というのがあった。

このお茶は九壺堂で皆で一度試飲している。
老師は口に含み無言でゆっくりと味わっていた。
隣りに座っていた私が「少し東方美人のような香りもしますね」と言うと、
「少し、あるね」と頷いてらした。

でも帰国してからゆっくりと飲んでみたら、やっぱりそれは紅茶の甘さで、
奥に薔薇のような香りもあって、とても表現の難しいお茶だった。
三回分しかなかったので、一回はサロンのステップアップコースで、
もう一回は臨時のサンプル茶会で、
最後はいつもお茶会にいらしてくださる方々といただいた。

うっかりして品種のことも何も聞かなかったので
この紅茶の詳しいことはわからない。
茶殻を見ると、紅玉とも違う気がする。

とにかくこんなに印象に残る紅茶にはなかなか出会えない。
今までで同じように印象的だったのは
XiangLe中国茶サロンがまだ東銀座だったころに飲ませていただいた碧螺春で作った紅茶。
あれにもそれっきり出会っていない。

この紅茶もこれが一期一会となるか?
C小姐にどこで入手したのか聞いておくべきだった、と今更悔やんでいる。

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