男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

大豆と昆布と根菜の煮しめ

2011年11月25日 | 野菜類

レシピは煮しめです。煮しめは「煮染め」、「煮締め」とも書き、単に
「煮〆」とも書きます。おせち料理に必須の煮物で、お客料理にも、
日ごろの献立にも欠かせない、わたしたち日本人の国民食です。

煮物は日本料理の代表的な料理、煮かただけで色んなジャンルに
分けられます。煮汁をのこさず煮る「煮っ転がし」や「煮しめ」、煮汁
をふくませて煮る「含め煮」、煮汁を使わない「炒め煮」があります。

さかななどの「煮つけ」は、煮汁をひたひたにして強火で煮ます。
「煮びたし」は煮汁をかぶり加減で中火で煮ます。「煮込み」は煮汁
たっぷりにして弱火で煮るなどと、煮汁や煮るときの火力について
約束事があります。

これ以外に「芝煮」・・吸い物風の汁の多い煮物、「沢煮」という豚の
背脂や鴨脂を使う意表をついた吸い物、あと「すっぽん煮」、「うま煮」、
「甘露煮」、「加減煮」というのもあり、夫々に約束ごとがあります。

レシピは、摂取熱量と塩分が少なく、食物繊維が多い「煮しめ」です。
総量を4人分として、1人分の栄養分を計算すると、次のとおりです。
熱量は200Kcal、カルシウム145mg(650mg)、カリウム885mg(3000mg)、
食物繊維10g(20g)、塩分1.7g(8g)、たんぱく質8.7g(60g)などです。
( )内は、大人1日の必要量の目安です。

健康に良くて食べておいしい煮しめ・・日ごろの料理におつくりください。
 

精進の材料で、クッツリと炊いたお煮しめです。昆布、大豆、ごぼうなどからおいしい出汁が出て、
なんともおいしい煮しめができました。よく煮込んであるのでごぼうもレンコンもやわらかく、年配の
かたに喜ばれるおかずです。カルシウム・カリウム・食物繊維が多く、塩分と熱量が少ない煮物です。


材 料 水煮大豆 1パック 170g
出汁がら昆布 2枚 110g   2.5センチ角に切る
ごぼう  1本 80g   水洗いして、2センチ大の乱切り
だいこん 1/2本 300g   皮むきして、1センチのいちょう切り  
にんじん 2/3本 200g   皮むきして、7ミリの半月に切る
れんこん 1本 200g   皮むきして、7ミリの半月に切る

調味料 昆布だし 2カップ 360cc
鰹まる 大さじ 2 20cc
日本酒 大さじ 3 30cc
みりん 大さじ 2 20cc
さとう 大さじ 1 10g
創味つゆ 大さじ 2 20cc
酢 大さじ 1 10cc   昆布の下茹で用です

作り方 昆布とごぼうは下茹でする
昆布は、水2カップと酢大さじ1をあわせ、10分間茹でる。
ごぼうは、3カップの水に塩一つまみを加え5分間茹でる。
煮昆布を使うときは、直焚きする・・出汁としても使えます。
ごぼうもゆでなくてよい・・ごぼうからもよい出汁が出ます。


具材を煮る
大き目のなべに、昆布だし、鰹まる、日本酒をいれ、大豆と
昆布以外の材料を加え、おとしぶたをして強火で煮る。
煮立ったら中火にして14~5分、だいこんが柔らかくなったら
昆布と大豆、さとうと創味つゆを加え、14~5分煮る。
あと、なべ返しをしながら、煮汁がなくなるまで弱火で煮る。
・・煮汁がなくなったら、できあがり・・です。

昆布出汁は水出汁・・つけだしともいう・・です。出しかたは、
500ccの水に、10gの昆布をひたしてひと晩おくだけ。
いまの時節なら常温ですが、暑いときは冷蔵庫に入れます。



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