男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

簡単ブイヤベース

2009年01月21日 | だし・調味料・スープ類
先にお送りした「ブイヤベース」より、材料も作り方もシンプルなレシピです。

初出は2年前で、長女のところに1年の長期ステイしていた、
フランス・マルセイユから来たレオに食べさせたときのものです。
彼は、このあと2月5日に京都・長岡をあとにしてマルセイユに帰りました。

そのレオが、昨年7月、大きな荷物を持ってきて、50日間も滞在しました。
持ってきた荷物の中の、パソコンのキーボードをみて驚きました。
QとWのところがAとZに配置されていて、ほかにもいろんなところで
違いがありました。言葉が違うのだから当たり前なのでしょうがビックリでした。
バイトで稼いだお金で買った「DELL」のパソコンは800ユーロで買った・・・
といいました・・・当時の為替レートで13万円くらいでした。
ユーロが下がって円高の今は、いくらになるんでしょう。

彼は、日本の高校にあたる「リセ」の卒業試験「バカロレア」を受かったと言い
意気軒昂でした。卒業試験を受かると、大学入学ができる・・・改めて大学入試を
受けなくても進学できる、しかも進む大学を選ぶことができると言います。
パリの大学にするつもりだったが、地元マルセイユの大学に変えたとのことでした。
フランスの大学は、ほとんどが国公立と言うので、費用は?と聞いたら3万円との
答えでした。「1年間でそれだけ?」と聞いたら、3年間でそれだけと言います。

調べてみたら国公立では、フランス・ドイツが年間1万9千円、イギリス23万円、
アメリカは50万円、対する日本は82万円とありました。
親の収入較差が子供の教育較差に正比例する・・・なんともやりきれない言葉です。
でもそれが、いまの日本の実態なんでしょう。人は国の力といいながら、
教育の平等をとなえながら、親の収入=子供の教育と聞いては、この国の
行く先を憂えずに居られません。

「簡単ブイヤベース」が、とんだ「グチ」になりました。ゴメンナサイ・・・です。
  
フランス料理・・・しかもブイヤベースと聞いただけで、手が込んだもので面倒だ・・・と拒否反応されそうです。
作り方をみたら、簡単と言えない・・・と思わないでためしてほしい・・・思ったより簡単にできる料理です。
スープのとりかたや食材は、ほんもののブイヤベースには、ほど遠いものですが、ふんいきは味わえます。
できあがって食べてみたら、作ってみて良かったと思われるでしょう。おいしさには自信がある料理です。


材料
野菜
だいこん 5cm 80g
にんじん 5cm 80g
玉ねぎ (中) 1こ 180g
セロリ     1本 60g
トマト  1こ 120g
にんにく 1かけ 10g
魚介
ホタテの貝柱  4こ 120g
もんこういか ロール5cm 120g
えび(ブラックタイガー) 4尾 60g
調味料
白ワイン 60cc
水 80cc
オリーブオイル 大さじ 2
チキンブイヨン 2コ
ローリエ 2枚
サフラン 20本
下ごしらえ
野菜:にんにくは皮と芽をとってみじん切りにする。
だいこん・にんじん・セロリは皮をむき、3~4cm角に切る。
玉ねぎと、トマトはたて4つのくし型に切り、横二つの8切れに切る。
切り方は、小さいと食べにくいし、できあがりもきれいになりません。
大きく切る方が、きれいに出来上がります。

魚介:ほたて貝柱は、Lサイズなら半分に切って、薄く塩をして白ワインでサッと火を通す。
いかは皮に浅く切れ目を、5ミリ巾に切れ目を入れて、一口大に切ってホタテ同様にサッと火を通す。
えびは皮をとって、Lサイズなら二つに、Sサイズならそのまま、ホタテと同じように火を通す。
冷凍えびは、片栗粉をまぶしてもみ、水洗いすると、えび臭さがとれる。
魚介3種の下こしらえは、少し塩をふってしばらくおき、フライパンで熱し白ワイン大さじ1杯を加え
すぐにフタをして蒸しあげる・・・1~2分でよい・・・あと鍋に入れて煮るので、生っぽくても大丈夫です。

作り方
鍋を火に掛けてオイルとにんにくを入れて炒め、玉ねぎを加えて炒める。
残りの野菜全部加えてさっと炒めたら、水と白ワイン・ローリエ・ブイヨンを加える。
中火で10位煮て、味見をして足りないものを加えて、味をととのえる。
あと魚介3種が入るので、薄味くらいで良い・・・思った以上に濃厚な味になるので控えめにする。
サフランを加え、全体をぐるっとひとまぜして、魚介を加え強火でサッと火を通してでき上がり。
コメント
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