日の菜は日野菜とも書き、ひの菜とも書きますが、わたしは
緋の菜と書くのが、この蕪に一番ぴったりしていると思います。
漬け上がりが、緋色をしてきれいだからですが、味も濃厚で
おいしい、とくに京都・亀岡の漬物店「T」の日の菜の漬物は
芸術品といえるほどの絶品の漬物と思います。
京都・大阪・兵庫に8軒の支店があるだけなので、知名度は
高くありませんが、知る人ぞ知るお店です。
この店の人に、どうしてこんなおいしい味に漬けあがるの?
と聞いたことがあります。
こたえは、その店のおじいさんが、秘伝の漬け方で漬ける・・・
とにかくこんぶをたくさん使うと聞いている・・・と言いました。
毎年、日の菜を買い求め、漬け方を変えてやって見ましたが
うまく漬かりませんでした。しろうとで簡単にあの味が出せる
なら、値段もあんなに高くはないはずで、素人のあさはかと
言うものと思い知ったことでした。
レシピの漬け方で漬けた日の菜は、本物には遠く及びませんが
それらしい味に漬けあがりました。
お店の人の、こんぶをたくさん使うというのが、ヒントのひとつで、
もうひとつは、先にお送りした「割り漬けだいこん」の漬け方です。
これまでは、しおとこんぶだけで漬けていたのを、酢とさとうを
加えたらどうか・・・とためしたのが正解でした。
たかが漬物されど漬物です。簡単には漬けあがってくれません。
今日は、畑から壬生菜を7キロばかり収穫して漬け込みました。
下漬けから本漬けまで、1週間の勝負です。
どんな味に漬けあがるか、楽しみです。
日の菜の漬物は、色がきれいであじもおいしいが、自分でつけたら、どうしてもうまくできませんでした。
今回、№143「割り漬けだいこん」の漬け汁をアレンジしてみました。はじめておいしいのができました。
材料
日の菜 1,5キロ
しお 75g(日の菜の5%)
さとう 85g
酢 70cc
日本酒 70cc
板こんぶ 30g(20cm長さで3枚くらい)
こんぶだしの素(顆粒) 1パック 8g
作り方
下漬けをする
日の菜をきれいに水洗いして、葉の部分に塩をふり1時間おく。
(これに使う塩は、上の分量外です。)
葉がしんなりしたら、もみ込んでアクだしをする。
容器に、葉と根を交互に並べて塩を振りいれる。
全部を漬け終わったら、水少々を注ぎ、重石をする。
塩だけでつけると、水が上がりにくい・・始めから、
呼び水をする方が、順調に漬けあがります。
日の菜が浸るくらいの水に、分量の塩を溶かした塩水で、
下漬けをしてもよい・・・この方がかんたんです。
下漬けは2~3日くらい写真のは1日だけでした。
本漬けをする
下漬けした日の菜をザルに上げて、水をよくきっておく。
日本酒を中火にかけて、アルコール分をとばして冷ます。
酢とさとうをあわせて、冷ました煮切り酒を加えてまぜる。
水きりした日の菜2~3本あわせて、葉っぱをくるりとまとめ、
容器に並べ入れ、上から漬け汁をまわしかける。
こんぶだしの素は、このときに、日の菜全体に行きわたるよう
すこしづつ、ふりかける。
いた昆布は、10cm角の大きさに切り分けて、日の菜の間に
適宜はさみこむ。
重石をして3~4日もすると食べはじめるが、7日めくらいが
ピークで、あとは味は落ちないが、色がさめてくる。
写真の「漬け上がった日の菜」は5日目です。
これくらいが、色はいちばんきれいです。一週間もすると
色がおちはじめます(一番下の写真が7日めのものです)。
緋の菜と書くのが、この蕪に一番ぴったりしていると思います。
漬け上がりが、緋色をしてきれいだからですが、味も濃厚で
おいしい、とくに京都・亀岡の漬物店「T」の日の菜の漬物は
芸術品といえるほどの絶品の漬物と思います。
京都・大阪・兵庫に8軒の支店があるだけなので、知名度は
高くありませんが、知る人ぞ知るお店です。
この店の人に、どうしてこんなおいしい味に漬けあがるの?
と聞いたことがあります。
こたえは、その店のおじいさんが、秘伝の漬け方で漬ける・・・
とにかくこんぶをたくさん使うと聞いている・・・と言いました。
毎年、日の菜を買い求め、漬け方を変えてやって見ましたが
うまく漬かりませんでした。しろうとで簡単にあの味が出せる
なら、値段もあんなに高くはないはずで、素人のあさはかと
言うものと思い知ったことでした。
レシピの漬け方で漬けた日の菜は、本物には遠く及びませんが
それらしい味に漬けあがりました。
お店の人の、こんぶをたくさん使うというのが、ヒントのひとつで、
もうひとつは、先にお送りした「割り漬けだいこん」の漬け方です。
これまでは、しおとこんぶだけで漬けていたのを、酢とさとうを
加えたらどうか・・・とためしたのが正解でした。
たかが漬物されど漬物です。簡単には漬けあがってくれません。
今日は、畑から壬生菜を7キロばかり収穫して漬け込みました。
下漬けから本漬けまで、1週間の勝負です。
どんな味に漬けあがるか、楽しみです。
日の菜の漬物は、色がきれいであじもおいしいが、自分でつけたら、どうしてもうまくできませんでした。
今回、№143「割り漬けだいこん」の漬け汁をアレンジしてみました。はじめておいしいのができました。
材料
日の菜 1,5キロ
しお 75g(日の菜の5%)
さとう 85g
酢 70cc
日本酒 70cc
板こんぶ 30g(20cm長さで3枚くらい)
こんぶだしの素(顆粒) 1パック 8g
作り方
下漬けをする
日の菜をきれいに水洗いして、葉の部分に塩をふり1時間おく。
(これに使う塩は、上の分量外です。)
葉がしんなりしたら、もみ込んでアクだしをする。
容器に、葉と根を交互に並べて塩を振りいれる。
全部を漬け終わったら、水少々を注ぎ、重石をする。
塩だけでつけると、水が上がりにくい・・始めから、
呼び水をする方が、順調に漬けあがります。
日の菜が浸るくらいの水に、分量の塩を溶かした塩水で、
下漬けをしてもよい・・・この方がかんたんです。
下漬けは2~3日くらい写真のは1日だけでした。
本漬けをする
下漬けした日の菜をザルに上げて、水をよくきっておく。
日本酒を中火にかけて、アルコール分をとばして冷ます。
酢とさとうをあわせて、冷ました煮切り酒を加えてまぜる。
水きりした日の菜2~3本あわせて、葉っぱをくるりとまとめ、
容器に並べ入れ、上から漬け汁をまわしかける。
こんぶだしの素は、このときに、日の菜全体に行きわたるよう
すこしづつ、ふりかける。
いた昆布は、10cm角の大きさに切り分けて、日の菜の間に
適宜はさみこむ。
重石をして3~4日もすると食べはじめるが、7日めくらいが
ピークで、あとは味は落ちないが、色がさめてくる。
写真の「漬け上がった日の菜」は5日目です。
これくらいが、色はいちばんきれいです。一週間もすると
色がおちはじめます(一番下の写真が7日めのものです)。