男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

あんかけの豆腐

2009年01月07日 | 豆類・とうふ類
2年前のちょうどいまごろ、「あんかけの豆腐」を書きました。

「俺がこんなに強いのも、当たり前田のクラッカー」・・・ご存知
「あんかけの時次郎」ならぬ「あんかけの豆腐」です・・・
と書き出しにかいてお送りしましたが、「あんかけの時次郎」が
わかる年代と言えば、60才以上のかたでしょうね。


いまは渋い役でおなじみの藤田まことさんは、コメディアンの出身、
「てなもんや三度笠」で、あんかけの時次郎を演じて、当時の
お茶の間をわかせました。

昨年4月、食道がんが見つかり6月上演の「剣客商売」の主役を
降板した・・・覚えているかたもい多いと思います。
必殺仕事人2009

食事の通りに違和感を覚え、受診したら腫瘍が見つかった・・・
との報道で、予後を心配していましたが、さきごろ復活されたので、
ホッといたしました。その年の1月に、早期食道がんが見つかり、
内視鏡オペで難を逃れたわたしには、ひとごとと思えませんでした。

食事の通りに違和感がある・・というのは手遅れと思ったからです。
「同病相憐れむ」といいますが、回復され本当によかったと思います。

ところで、レシピを書き始めたころは、内臓脂肪を減らすことを、
最大の目標にしていました。レシピは食物繊維を多く摂り、脂肪は
減らして、摂取カロリーも落とす・・・をテーマとしていました。
塩分を1日7gにするのも課題のひとつでした。

1日あたりの標準は、熱量摂取は、高年齢のかたは1800kcal、
若い年代は2700kcal、カルシウムは1000mg.、食物繊維は20g、
塩分は7gまでが望ましい・・とされています。
日本人は、カルシウムと食物繊維のとり方がすくないそうです。
反対に、摂りすぎなのが、塩分とコレステロールだそうで、レシピを
かきはじめのころは、それを意識したために、食材には、肉類と
油脂分が低かったとおもいます。

のどもと過ぎれば、熱さを忘れる・・・のことわざ通り、最近のレシピは
肉類も多い、寿司漬物など塩分も多い・・と反省しているのであります。
  
寒い日の夕食にあたたかくて、消化のよい体にやさしいおかずですが、レシピ通りだと若い方や、子供さんには
ものたりないかも・・・そのときは「かにかま」のかわりにひき肉か、ハムの細ぎりにするなどアレンジしてください。
レシピの分量で、ごはんは普通もりの、150gだけで計算すると、ひとり分の摂取量はつぎのとおりになります。
熱量=520㎉、カルシウム230mg.、食物繊維4.3g、塩分1g(中華味に塩分表示がないので推定値です)。


材料
もめんどうふ          1丁 300g
かにかま      7本 80g
干ししいたけ       中 3~4枚 70g
にんじん 4センチ 70g
玉ねぎ(中)  1/2こ 100g
青ねぎ  5~6本  30g
(あと、しめじ、えのきだけ、もやしなどもよいでしょう)
調味料
日本酒   大さじ  2~3杯
中華味の素(ここでは中華スープの素「味覇」を使いました)
片栗粉   小さじ 1~2(同量の水で溶く)
作り方
① とうふは横半分に切って、更に二つに切り(1/4にする)
   なべに水と一緒にいれて火にかけてあたためる。
② しいたけ・にんじん・玉ねぎは細切りにしておく。
③ 「かにかま」はほぐしておくおく。
④ なべに水150ccと、②の野菜をくわえて火にかける。
⑤ ふっとうしたら中火にして、日本酒と「中華味の素」を入れる。
⑥ ほぐしたかにかまをくわえ、全体をまぜる。
⑦ (湯どうふが水っぽいので)少し濃い目の味にととのえて
  水溶き片栗粉を入れて強火にし、煮汁がとろりとなるまでよくかきまぜる。
⑧ 青ねぎを3cmくらいに切り、⑦にくわえて、あんのできあがり。
⑨ ①であたためたとうふを器にもり、⑧のあんをかけてできあがり。

 2年前のいまごろの新聞記事に、次のようなかこみ記事がでていました。
 京大と住友病院の共同研究で「大豆には内臓脂肪を減らす効果がある」ことを突きとめた・・・
 大豆に含まれるたんぱく質「βコングリシニン」を毎日5gを140日間とり続けたら、内臓脂肪が5%落ちた・・・
 企業化して、サプリメントとして製品化する・・・そんな内容でした。サプリメントはまだ発売されていないようですが、

 大豆食品は健康食材のひとつ・・・毎日の食事メニューに、欠かさずにとりいれたい食材です。

コメント
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