男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

ブイヤベース

2009年01月20日 | だし・調味料・スープ類
長男のところの孫が、9才になった誕生日にパーティをするいう・・・
料理持ち寄りでやろう、と言うことで作ったのがこのブイヤベースです。
孫は、肉よりさかなが好きなので、久しぶりでブイヤベースを作りました。

レシピにも書きましたが、本場ものとは程遠いものですが、使ってみた
アメリカンソースがおいしいソースで、できあがりは満足できる味でした。
数年前に、はもやひらめのあらで取ったスープをベースに作ったことが
ありました。手抜きのないそのブイヤベースは、さすがに良い味でした。

「フュメ・ド・ポワソン」という、魚からとったスープならベストと思いましたが、
在庫のなかにアメリカンソースがあったので、それをつかいました。
アメリカンソースは、えびの頭や殻をベースに、野菜・ハーブを使って
つくったソースで、パスタソースにも利用します。


孫は8才から9才になったのですが、わたしは8才と聞くと思い出すのが
落語の「雛鍔・・・ひなつば・・お雛さんの刀の鍔」であります。

お八さいから、お九さいになった孫には、ブイヤベースは口に合わなかった
ようで、だいぶ残していました。ハイカラなフランス料理より、シンプルな
なまのままの、「お造り」なんかのほうが良かったのでしょう。

今回料理の一人当たりの摂取カロリーは、280Kcal、カルシウムは220mg、
塩分は2.1g、塩分が意外に多かったのが「ハマグリ」でした。
ハマグリだけで塩分は全体の半分くらいもありました。またハマグリは、
カルシウムもたくさん含んでいて、全体1750mgのうち960mgもありました。

2年前のレシピ№5では「簡単ブイヤベース」をお送りしています。
このレシピよりも、シンプルなレシピなので、復刻版にしてお送りします。
鍋料理の一つ・・・温かいし、おいしいので、作ってみてください。
  
ブイヤベースはフランス・マルセイユの名物料理。本場ではブイヤベース憲章と言うのがあって、食材の魚介は
5種類以上とされ、それもいかやタコはダメで、あんこう、たら、えびは良いと言う・・・難しい決まりがあると言います。
本物を食べたことがないので、比べるすべがありませんが、出来上がったものは満足できるおいしさでした。


材料
野菜
かぶ(大)   1こ 250g
にんじん(中 1本 100g
玉ねぎ (大) 1こ 300g
セロリ    2本 150g
マシュルーム 2パック 150g
パプリカ 中 2こ 240g
にんにく 1かけ 15g
魚介
たら 600g
あんこう 600g
えび   中 150g
はまぐり 中 16こ
調味料
オリーブオイル   大さじ 2
アメリカンソース 1缶・290g
チキンブイヨン  1こ  4g
ローリエ   2~3枚
サフランホウル   30~40本
白ワイン 150cc
水 250cc

下ごしらえ
野菜
にんにくは皮と芽をとってみじん切りにする。
かぶ・人参・セロリは皮をむき3cm角に切る(玉ねぎも同じ大きさ)。
パプリカは、二つ割りに切ってタネとり3cm角に切る。マシュルームは洗うだけ。
魚介
あんこうとたらは、4cm大に切り分けて薄く塩をふって10分おく。
別の鍋に湯を沸かし、あんこうとたらの切り身を少しずつ入れてボイルする。
あとで、野菜の鍋に入れて煮るので、サッとゆでる程度にする。
・・・あればディル、ローズマリー、パセリなどハーブと一緒にボイルする・・・
あとの湯で、えびもゆでておき、はまぐりは白ワイン少々で酒蒸しにしておく。

作り方
① 鍋を火に賭けてオイルとにんにくを入れて炒め、すぐに玉ねぎ、にんじん、セロリを加えて炒める。
② 水とアメリカンソース、白ワイン、ローリエとマシュルームを加え、沸騰したら中火で4~5分煮る。
③ つぎに、かぶとパプリカを加え4~5分煮て味見をし、もの足りないならチキンブイヨンを加える。
   あと、魚介を加えて煮る・・・そこで、味が出るので、ここではやや薄味にしておくほうがよい。
④ あんこうとたらとえびをを加えて2~3分弱火で煮て、サフランを入れてざっとまぜる。
⑤ 最後に味見をしてととのえ、はまぐりと、茹でたブロッコリーを加えてできあがり。

この料理の材料は、にんじん以外は火が通りやすいものなので、煮くずれに注意します(中でもかぶはが早い)。
魚介も入れたら、サット火を通す程度で十分。煮すぎると身くずれたり、身が縮かんだり、かたくなります。

コメント
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