男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

割り漬けだいこん

2008年12月12日 | 私のブックマーク
大根と言えば1年中出まわる野菜で、季節を問いませんが、
今頃の霜をかぶった大根のうまさと言ったら、また格別のものですね。
大根ほど、利用範囲の広い食材も、少ないのではないでしょうか。

煮てよし、(油で)焼いてよし、炒めてよし、生なら酢のものしてよいし、
刺身のつまにも欠かせない、またおろし大根としての応用範囲も広い。
おろしてちりめんじゃこや花かつおにお醤油をたらしたのや、
おろし蕎麦にしたり、おろしと冷奴とうふの組合わせも、おいしいもんです。
おろしを加えて煮る雪見鍋と言う、しゃれたのもありますね。

また、切り干しにしたのを、いりこやにんじんと煮たのはおふくろの味で、
輪切りに干しにしたのを、酢のものにしたハリハリ漬けもおいしいです。
切り干し大根の素晴らしいのは、なんと言っても「食物繊維」が多いこと、
100gの切り干し大根は、21gの食物繊維を含んでいるのです。
日本人が摂る食品成分で少ないのは、「食物繊維」と「カルシューム」だそうで、
切り干し大根にたっぷりといりこを加えて煮たのを食べたら、両方一緒に
摂れるので、大人にも子供にも、毎日でも食べさせてあげたい食材です。

レシピは生の大根を適当な大きさに縦割りに切ったのを、塩とさとうと
酢、それに日本酒少々で漬けた簡単な「浅漬け」です。
京都の有名な漬物やさんで、1本の大根を縦「二つに切ったのを漬けた
「半割り大根」・・・名前はしかと覚えておりませんが、とにかくおいしい。
おいしいだけに値段も高いので、ケチな私は自前で作ることにします。

いろんなレシピなど参考にして試行錯誤を繰り返し、何とかこれは・・・と
言う味になりました。甘いのが好きならさとうを多めに、塩からいのが
イヤなら塩を少なめに、自分の好みの味にします。

オヤッと思うくらいに、おいしい浅漬けができるので、お試しください。 
漬け込んでから3日目が一番おいしい、あまり長くおいたらまずくなります。

簡単にできて、しかも3日したらおいしく食べられる、すぐれものの「浅漬けだいこん」です。
お店で買ってきたのと、食べくらべてはいませんが、似た味に漬けあがりました。
漬け汁はしおとさとうと酢、それに日本酒だけなので、気楽につくれるのが何よりです。
切れいな肌のだいこんなら、皮は剥きません・・・その方がおいしいです


材料
だいこん 大1本 1キロ
とうがらし 3~4本(なくても良い)
漬け汁
しお 80g
酢 200cc
さとう 350~500g・・・量に巾があるが、好みで加減する
日本酒 60cc
作り方
だいこんを切り分ける
縦に二つに切ったあと、器の長さにあわせて切る。
半割りしただいこんを2つか3つに切る。
漬け汁を作る
漬け汁全部をボールに入れてよくかき混ぜる。
さとうが溶けにくい・・・鍋で温めてもよい。
さとうの量は、好みに応じて加減します。
舐めてみて、少し塩が勝っているくらいが
美味しく漬け上がります。


器にだいこんを並べて、漬け汁を注いだら
適当に重石をする(軽い重石でよい)。
だいこんからは、びっくりするほど水が出てくる。
その水と漬け汁が合わさって、おいしい味になる。

1日経ったら味見して、甘さとからさを調える。
漬けてから3日くらいしたら食べごろになります。


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