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北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

礼文島の遺跡でオホーツク人が面白いらしい ~ 稚内出張

2017-12-07 23:33:45 | Weblog

 

 今日から一泊で稚内出張。

 昨日は稚内周辺で国道が通行止めになるほどの吹雪だったそうで、結構な雪がたまっています。

 都市間バスに乗って稚内市内に入ったところ、車稚内へ戻ってきたと思われる一団が、「おー、一晩で随分降ったなあ」と驚いていました。突然の大雪だったようですね。

 稚内の知人と夜に飲んでいて、「最近何か話題はありますか?」と訊いてみると、「礼文島の遺跡で発見された人骨からDNAが取り出せて、その結果改めてオホーツク人としての特徴が明らかになったということがありました」とのこと。

「司馬遼太郎はいくつもの著書で、オホーツク人の存在に感動していましたね」というと、「それが面白いというので、とてもマイナーな情報に思えるのですが、ヨーロッパの人たちが注目して、今年はドイツ人がずいぶん礼文島に観光に来たみたいですよ」と教えてくれました。

「そうなのか、でも札幌でもほとんど知られていない話題ですねえ。札幌に住んでいる私でも聞いたことがありませんもの」

「そうですか、そのあたりは課題ですね。でも江差町のオホーツク博物館とともに、今宗谷地域は盛り上がっていますよ」

 遺跡や考古学も、地域の観光コンテンツとして注目されるのは喜ばしいですね。

 来年の春には宗谷地域への釣りのついでに利尻礼文の離島にも渡りたくなりました。

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