北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

熊本で大地震発生。担当者を思うと身が縮みます。

2016-04-14 23:42:04 | Weblog

 

 夜の十時前に、熊本県で震度七を観測する大きな地震が発生しました。

 もう退職した身の上ではありますが、こういう事案が発生したときの地域の中での対応の緊張感を思い出して実が震える思いです。

 テレビの報道では熊本県内を中心に家屋の倒壊や道路の破損などが数多く発生しているようです。夜なので様子がまだ詳しく分からない状態ですが、早期に被害の全体像を把握することが求められます。

 こうした大規模な災害が発生した際には、国土交通省ではテック・フォース(=TEC-FORCE:Technical Emergency Control Forceの略)という、緊急災害対策派遣隊が編成されて現地へ赴きます。

 災害対応というのは本来地方自治事務ということになっていて、被害状況の把握はどんなに小さな村や町でもそこが行う仕事です。

 しかしあまりに甚大な災害では被災した地方公共団体の手に余ることも多いのが現実。そしてそんなときのために被災状況の迅速な把握や被害の発生及び拡大の防止、被災地の早期復旧その他災害応急対策に対する技術的な支援を円滑かつ迅速に実施するというのがこのテック・フォースの役割です。

 前職の稚内開発建設部では、二年前に礼文島で大雨が降って土砂崩れが発生した際に北海道開発局から送られたことがあります。

 いずれにしても、明日以降被害の状況が把握されて、早期復旧を目指した活動が始まることでしょう。

 後輩たちの活躍に期待するとともに、被災地の速やかなる復旧・復興を祈りたいと思います。


      ◆ 


 それにしても週明けから九州旅行の予定を組んでおり、熊本市内と阿蘇での宿泊を予定しています。

 状況によっては予定を変えなくてはならないかもしれませんが、こういうときこそ平常心を保つべきだ、とも思うところ。まずは状況の把握が最優先です。

  

コメント
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