北の心の開拓記  [小松正明ブログ]

 日々の暮らしの中には、きらりと輝く希望の物語があるはず。生涯学習的生き方の実践のつもりです。

お店が変わってる…浦島太郎の気分です

2016-04-03 23:16:09 | Weblog

 

 時代が早くてついてゆけない浦島太郎のような気分を一日で二つも味わいました。

 一つ目は洗車をしようとときどき行っていたガソリンスタンドへ行ったときのこと。

 洗車のためのプリペイドカードを勧められて、割安だと思って購入したカードはまだ数千円の残金があるはずでした。

 ところがカードの裏に書いてある石油会社とスタンドの看板がどう見ても異なるので、お店の従業員の方に「あのう、いぜんこちらで洗車のプリペイドカードを買ったんだけど今でも使えますかね」と訊いてみました。

 すると、「ああ、申し訳ありません。こちらは会社が二年前に変わったので昨年末の12月まではプリペイドカードの返金手続きをしていたんですが、今はもうそれも店ではやらなくなっているんです。申し訳ありませんが、こちらのフリーダイヤル先にお客様のほうでご連絡をしていただくよう指導を受けています。どうぞよろしくお願いいたします」とのこと。

 なんとガソリンスタンドも居抜きで会社が変わっていて、しかも後始末期間も過ぎていたとは。

 馴染みの店というものも油断せずにときどきは様子をみて、いわゆる"檀家回り"をしておかないといけませんね。あー、浦島太郎になった気分です。


      ◆   


 そして次の二つ目はパソコンの修理屋さんの話。私は札幌のあるパソコンショップを懇意にしていて、パソコン関係は購入も修理もそこの系列店にお願いをしているのです。

 もうやや時代遅れのパソコンですが、今回は稚内ではできなかった、パソコンのちょっとした調整と修繕を頼もうといきつけのショップ手稲店に向かいました。

 ところが以前あったはずのお店がリサイクルショップに変わっていてパソコンショップは影も形もありません。あわててネットで検索をしてみると、そのお店の所在地が出てきたものの「…ショップ手稲店(閉店)」と書かれているではありませんか。

 二年前にも一度行ってお世話になったのにもうなくなるとは、お店の栄枯盛衰はこんなにも早いのかと頭がくらくらしました。

 札幌市内にあるもう一店舗は札幌市街地のほぼ対角線上に位置する平岡地区というところにあるというので、やむを得ずそこまで車を走らせてなんとか修理と調整をしてもらいました。


「僕はいつも手稲店で扱ってもらっていたんですが、今日そこが閉店していると知って驚きましたよ」というと、確か手稲店にいた従業員の方が「私も困っているんです。丁度テナント更新の時期だったために、手狭な店舗からもう少し広いところにしようと更新しないことにしたんです。ところが肝心の行く先の店舗が上手く決まらなかったために結局手稲を離れることになってしまいました。残念です」

 なるほど、売れ行きが悪くて店舗を閉鎖したのとは違って、今現在元の近場周辺で新たな店舗を探しているということなので、お店の栄枯盛衰とは関係なかったようです。

 しかし新しい店舗は早く決めて欲しいもの。パソコンのように情報の動きの早い分野は、信頼できる情報と腕を持ったお店が近くにないと困ります。

 "モノ"には、後々まで面倒を見てくれるという"コト"をセットにして考えないと後で苦労しますよ。どうぞご留意を。

コメント
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