●
出ました。
XRCD2のSHMD-CDです。
何点か出てます。
さっそく一点買ってみました。
.
ベートーヴェン/交響曲第7番
ベートーヴェン/フィデリオ
.
フリッツ・ライナー指揮
シカゴ交響楽団
.
録音/1955年10月24日、12月12日
.
Victor JM-CXR 0006S
2Chオリジナル・マスターテープ使用
RCAレッド・シールXRCD発売10周年記念
SHMD-CDエディッション
価格¥3,800
2008年8月29日発売
●
録音は1955年でオリジナルのマスターテープからおこしたもの。
XRCD2は同社のカッティング技術で、20ビット相当の音を再生可能にしたもので、また音の経路のディストーションも極力排除。といったオリジナルの音を出来るだけそのまま信号化しようとしたもの。
SHMD-CDは最近イエローレーベルからカラヤンはじめ多量に出ているのでネイミングはわりと知られ始めている。CDの素材の品質を上げ高音質CDとしたもの。
.
要するに、音の信号面からとハードの素材面から、両面から同時に高品質化をねらったもの。
値も張る。三千八百円。。
タイミングは2曲合わせて41分15秒。
それから、これはSACDではないので、普通のCDプレイヤーでの再生となります。
●
早速聴いてみた。
曲が曲だけにスピーカーが地響きをたてると思いきや。。
その清涼感に驚いた。
クリアなサウンド。
フォルテシモでも音が全く歪まない。
あまりの自然な音にびっくり。
耳が全く疲れない。何度でも聴ける。
1955年録音だから53年前の録音だが、そのオリジナル・マスターテープから直取りした信号は大変に素晴らしいものでした。
.
ライナーの冷徹な棒。
シカゴの驚異的技術力。
よくぞ残っていてくれました。
●