芸術の秋が始まりましたが、日本のオーケストラの場合、初日になにか催しものがあるわけではなく、ワクワク感もなくただなんとなくはじまってしまう。
さて、ニューヨーク・フィルハーモニックのオープニングもまもなくです。こちらはイベントという感じがあります。それにマゼールがこのシーズンで終了。一段と燃えあがることでしょう。といっても早くアラン・ギルバートになってフレッシュな演奏を聴きたい、といったところが正直な思いではあります。
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2008年9月17日(水)
ニューヨーク・フィルハーモニック
オープニング・ナイト・ゲイラ
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音楽監督ロリン・マゼール
グランド・フィナーレ
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ロリン・マゼール指揮
サー・ジェイムズ・ゴールウェイ、フルート
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ベルリオーズ/ローマの謝肉祭、序曲
イベール/フルート協奏曲
チャイコフスキー/交響曲第4番
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エイヴリー・フィッシャー・ホール
ブラック・タイ
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6:00-7:00pmレセプション
7:30pmコンサート
ディナーはリンカーン・センター内テントにて団員が案内
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ゴールウェイは少し違和感がありますが、あとはマゼールらしく派手にならべて初日を盛り上げる。そんな感じです。
オープニング・ナイトの前は、9月2日のルツェルンの音楽祭への出演からはじまって、12日ボンのベートーヴェンホールでのブルックナーの8番まで、ずっとヨーロッパ旅行。
だからわりとあわただしいオープニングではありますが、こんなこと慣れっこ。
そして、オープニングの翌日からは全く別プログラムで定期を開始。例の一プログラム4日間のパターンの始まりです。
9/18,19,20,23
スティーヴン・スタッキー/ラプソディーズ
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第3番
イエフィム・ブロンフマン、ピアノ
ラヴェル/マ・メール・ロア組曲
バルトーク/不思議なマンダリン組曲
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それではみなさん
がんばりましょう。