河童メソッド。極度の美化は滅亡をまねく。心にばい菌を。

PC版に一覧等リンクあり。
OCNから2014/12引越。タイトルや本文が途中で切れているものがあります。

プレイビル創刊

2007-02-18 20:23:00 | 音楽

1_88

左が200610月から日本で出始めたPLAYBILL20071月号。

右は1985年のコーラス・ラインのプログラム。

写真の日本版は東京文化会館のものだが、プログラムは載っていない。

コーラス・ラインの方は載っている。

厳密に言うと異なるものだ。

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日本のPLAYBILLここ

米プレイビル社との業務提携による独占配布。

街場の書店などでは手にはいらない。

会場でしか手にはいらない。

今は、東京文化会館、すみだトリフォニーホール、東京芸術劇場のみで配布。

毎月話題のシアター情報、インタビュー、など、昔よく見ていたピアの小型版といったところか。

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シューベルト・シアターのコーラス・ラインのプログラムが掲載されているほうは、その劇場でしか手にはいらないというのは理解できる。

しかし、日本版プレイビルは情報誌なわけだから、演奏会場でしか手にはいらない、というのはなにを考えているのかしら?

会場に足を運ばなかった人が見れるようにしないといけないのではないか。逆のことをしている。悲劇と喜劇は紙一重というが、閉鎖された情報は、悲劇に悲劇が折り重なり、悲劇同士でエコーしあう。

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いずれにしても、会場でビニール袋いっぱいにはいったチラシ、パンフのなかに紛れ込んでいたら、人によってはほぼ確実に捨てられる。会場の専用ゴミ箱に。

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幸い上記のサイトがあるので、この時代、紙がなくても情報はたくさんはいる。

コレクションにしたい人は会場に行かなければならない。

何年か前に日本版グラモフォン・マガジンが創刊されたことがあったが、あれは一年で陥没した。

プレイビルも、どちらかの方向に舵取りをしないといけない。

クラシックの場合、日本では来日公演では演奏会場で高いプログラムを買うのが常識になっている。おめでたいが、いまとなっては、いい記念、というのもある。最初から思い出作りをしてしまうのが日本人のナルシシズムの特徴だ。そこにつけこむてもある。

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STAGEBILLというのもあります。こちらのほうはニューヨーク・フィルハーモニックの紹介ページにたまに写真をだしてますのでそちらを参考にしてください。プログラムそのもののが載った冊子です。

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