くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「ハイキュー!!」古舘春一・星希代子

2013-07-30 04:24:28 | 文芸・エンターテイメント
 ショーセツバン! について書く前に、五巻を貸してもらったのでちょっとくだらないことを。
 宮城県の高校は「宮城県立○○高等学校」ではなく「宮城県○○高等学校」です。この違いがわかるでしょうか? 古舘さんは宮城県出身というわけではないのかな? その割に伊達工業の選手たちが温泉地からのネーミングで、おかしかった。青根、鎌先、小原、茂庭、あ、青葉城西の金田一とか、国見とかもいますよね。(宮城じゃないのもあるけど)
 あと、鵜養コーチが宮城には地区予選がないと言っていますが、ちゃんとありますから……。確かにほとんどが県大会にいけるようですけどね。
 「ナイスキー!」というコールに、結構バレーを見てこられた方なんだろうと思いました。今もこういうチームあるんですか? わたしが中学生のときは多かったんです。スパイクのことを「キルアタック」(「キルスパイク」かも)といったんですよね。スコアにも「K」と記入していました。
 それから、「蔭山」「朝日」「田中」という全日本選手がいたんですけど……。偶然の一致ですかね?
 
 ところで、わたし、疲れ切っております。やっと地区のお祭りが終わりまして。1ヶ月ずっとお囃子練習に付き合って、山車の小道具を作って。この一週間ずっと雨降り。昨日も雷が鳴るなか、テントで待機。巡行は幸い晴れましたが、足下ぐしゃぐしゃです。
 ただ、お祭りの最中は卒業生にたくさん会えるのが嬉しい。転校していった子が帰ってきていたり、ぐっと成長した姿が見られたり。
 彼らはみんな現役高校生。なかにはバレー部男子もいました。中学生のときは同じ体育館でずっと練習風景を見ていたので、なんだか感慨深いですね。
 
 え? ショーセツバン!の話になかなかならない?
 えぇ、それは、わたしの好みではなかったから……。この数日間、常に冒頭からすすまなくて、非常に疑問だったのです。だって、眼科の待ち時間に少年ジャンプを手に取ったくらい「ハイキュー!!」はおもしろいのに。
 あの、ですね。わたしはキャラ読みではないんですね、これ。バレーボールに対する情熱が、好きなんだと思います。練習メニューくらいしか用語が出てこないのは、バレーボール小説ではない。
 スポーツを文章で表していくのはたしかに大変です。ジャンプ読者も、いつも試合や技術向上のことばかり考えているキャラが、日常生活ではどうなのか知りたいと思うのでしょう。まんがとは違うエピソードを読みたいのでしょう。
 でも、わたしはそうじゃないんだなー。
 ということに改めて気づかされましたね。わたしは合宿で田中と西谷がスポーツドリンクの粉末と塩を間違えても別におもしろくないんですね。まんがに溢れているバレーボールへの思いが薄れているというか。
 ちなみにわたしの好きなキャラは澤村大地なんですが、やっぱりバレーをしていてほしい。星さんは、バレーボールに興味ない作家さんなのかしら。


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