くじら図書館 いつかの読書日記

本の中 ふしぎな世界待っている

「七丁目まで空が象色」似鳥鶏

2020-02-09 22:33:15 | 文芸・エンターテイメント
 待ちに待ったシリーズ五冊目!
 似鳥鶏「七丁目まで空が象色」(文春文庫)。
 とにかく、壊します! 
 
 桃本くんの従弟誠一郎が働く動物園を視察に来たメンバー。誠一郎は自分が飼育員になったことを知らせていなかったので、サプライズな再会となります。
 しかし、その喜びもつかの間。中国から預かっている象のランティエが脱走し、園外に出てしまうのです。
 木は倒れ車は壊れ、誰も近寄れない象。中国語を話すことのできる誠一郎が、寄り添って歩くことができるようになります。(何となく、便利に使われている気になってしまう誠一郎ですが)
 象担当の飼育員が姿を消しており、桃本くんたちはその彼氏に立ち合ってもらってアパートを訪ねます……。

 そう、彼氏。
 こういうさりげないLGBTがたまらないですね。
 また、何故彼らがいつも事件に巻き込まれるのかも。
 最近、似鳥さんのツイッターも読んでいるわたし。次巻も楽しみにしてますー。

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