草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

ちょっとした風邪でも診てもえらえない今の医療

2022年11月12日 | 医学

 オミクロンにかかったのだろうか。久しぶりに熱が出て、午前中は安静にしている。もともと扁桃腺があるから、高熱には驚かないが、今回は少しばかり気になる。大体3日くらいで峠を越すと言われるが、年齢的なハンディもあるので。あまり甘く見ることはできない。人とはできるだけ会わないようにして、一足早く冬ごもりである。
 普通の風邪で騒ぐほどではない、と言っていた手前、慌てず騒がず対応するしかない。国が早く5類にしてくれれば、どこでも診療してくれるのに、未だに2類であるために、手間がかかって仕方がない。
 政治が優柔不断であるために、色々な面でしわ寄せが出てくるのだ。この問題一つをとってみても、岸田首相はさっさと総理の座からおりるべきなのである。    どこの医院の受付にも「咳や熱がある人は申し出てください」という貼り紙がしてある。つまり病人を拒否しているのだ。風邪にかかっても、診察以前にPCR検査なのである。オミクロンだと、普通は1週間程度で治ってしまう。大騒ぎするのが間違っているのだ。インフルエンザと同じように、各医院でもPCR検査が出来るようにすればいいのだ。
 そんななかで萩の山本貞寿医師は立派である。新型コロナの患者を率先して診察しているからだ。大病院でもないのに、すでに300人以上を治療している。患者を門前払いしないのである。戦後の一時期、結核の患者をたくさん診たこともあり、苦にしていないのである。それが本来の医師の姿ではないだろうか。 若い人などは、医院にかかるのは、せいぜい風邪をひいたときと相場が決まっている。にもかかわらず現状では、発熱外来がある医療機関でPCR検査をしなければ、風邪薬ももらえないのである。どうかしている。
 政府が対策強化宣言を新設、若者への外出自粛要請を可能にするのだという。何を考えているのか理解できない。ようやく「全国旅行支援」などで日本の経済が回ってくると思ったらば、ここにきて急ブレーキを踏むというのは、一貫性がなく支離滅裂ではないか。注意すべきは高齢者であり、若者まで含める必要はないだろう。冬になれば新型コロナが流行するというのは予想されることだ。どこの医院でも検査ができ、治療ができるようにすればいいわけで、インフルエンザと同じ扱いにすべきだろう。重症者のベットを地域ごとに確保して置けばいいのであって、先に先に進まなくてはならないのである。

 

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