草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

米国頼みでは日本国民の命は守れない

2023年08月22日 | 憲法
 もはや米国は頼りにならない。これを言うのは禁句かも知れないが、あえて口にせざるを得ない。東アジアを守り抜く覚悟があれば、日本国民を分断するようなLGBT法案を押し付けたり、日韓に軍事的な肩代わりを求めたりはしないはずだ。
 日本との核の共有すらも認めないくせに、どうして日本が自国を防衛できるだろうか。ウクライナと同じように、兵器だけ提供して、自分たちは知らんぷりなのである。
 交戦権を放棄することになったのは、米国が憲法を押し付けたからである。朝鮮戦争が1950年に勃発すると、あわてて警察予備隊が発足し、それが今の自衛隊になったが、憲法9条第2項は改正されることなく、今もそのままなのである。
 米国は日本を弱体化するために、国家としての日本を否定したのである。三島由紀夫が市ヶ谷で叫んだように、未だに自衛隊は米軍の指揮系統のもとにあるのではないか。
 安倍元首相は小さい一歩ではあったが、日本が自立する道を歩もうとした。だからこそ、テロに倒れざるを得なかったのではないか。岸田首相は、米国のポチであるばかりか、中国のポチでもある。
 今後想定される有事とは、自由アジアが崩壊することである。経済的に追い詰められている中国は、必ず乾坤一擲の勝負に出てくる。日本は本格的な反撃もできず、膝を屈することになるだろう。そして現在の権力者や官僚が傀儡政権をつくることになるだろう。左右を問わず、抵抗する者たちは強制収容所に送られるのである。
 それは遠い先のことではない。目前に迫っているのだ。昨日の香港、今日の台湾、明日の日本なのである。交戦権を否定された自衛隊が軍隊であるわけはない。いくら誤魔化そうとしても、そんな詭弁はもはや通用しないのである。三島が「反革命宣言」で述べているように、いかに少数であっても、ここは岩盤保守が結束して危機に対処するしかないのである。

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