草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

経済と国の守りで岸田内閣を追い詰めるべきだ

2022年08月13日 | 経済
 今の日本のマスコミは大はしゃぎである。ついつい思い出してしまうのは、民主党政権が誕生したときの騒ぎである。麻生首相は庶民感覚と違うとか、訳の分からないことで批判された。地上波は押しなべて同じ論調で、民主党が大勝したのだった。2009年に誕生した鳩山由紀夫内閣の支持率は、実に71%に達し、政権交代が「よかった」というのも、49%にものぼったのである。
 国民の世論というものも、マスコミの影響をもろに受けてしまうのである。今回の自民党と統一教会の関係で、マスコミは連日のようにキャンペーンを行っている。岸田内閣を追及するのは、政策の方で攻めるべきであるのに、またまたスチャンダル的なことで追い詰めたいのである。
 岸田内閣の経済政策は、財務省の役人の言いなりである。国民を不幸にする緊縮財政に舵を切りつつあるからだ。さらに、日本の安全保障上の危機を克服するためには、日米同盟の絆の強化をどうするか、どのように自衛隊を増強するかが問題にされなくてはならない。それが本筋であるにもかかわらず、マスコミや特定野党は、まともな議論を避けているのである。
 一部野党やマスコミにも次々とブーメランになっているが、自民党を倒すチャンスを逸して、岸田内閣に塩を送るようなものである。今回の騒動があと2年も続けば、サイレントインベーションによって、日本は中国の属国になっているだろう。そうなってから臍を噛んでも遅いのである。民主党政権誕生時のような過ちを繰り返して、それで私たちはよいのだろうか。自民党を擁護するつもりはさらさらない。あまりにもマスコミと特定野党が酷過ぎるのである。
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