草莽隊日記

混濁の世を憂いて一言

一旦緩急のために自衛隊に栄誉の大権を!

2015年03月09日 | 安全保障

一旦緩急の場合には、自衛隊は国家国民のために命を捧げなくてはならない。それを承知で多くの若者が日本の防衛にあたっているのである。それは大変なことであり、日本国民は彼らに最高の敬意で接しなくてはならない。戦後の日本は安全保障をなおざりにしてきた結果、自衛隊はこれまで日蔭者扱いをされてきた。教育の現場で日教組は目の敵にしてきた。しかし、中共の日本侵略の危機が高まり、災害における活躍もあって、日本国民の自衛隊への印象は大きく変わってきている。内閣府が去る1月に行った「自衛隊防衛問題」に関するアンケ-ト調査では、「良い印象を持っている」との答えが92・2%に達した。しかし、それだけではまだ足りないのである。日本に襲いかからんとする中共は、尖閣諸島ばかりか、沖縄までも支配下に置こうとしている。軍事衝突はいつ起きても不思議ではないのである。そこで問題になってくるのは、自衛隊に栄誉の大権を与えることだ。日本という国家は、天皇を中心として連綿と続いてきた。それを踏まえて考慮されるべきなのである。三島由紀夫が望んだように、それがまさしく国軍となることである。アメリカは中共と対決する気はない。沖縄からも軍事力を徐々に引いていくだろう。日本は自力で領土を護らなくてはならないのだ。自衛隊の犠牲者は必ず出るに違いない。それを想定すれば、自衛隊をこのままにしておくわけにはいかない。憲法を変えるという趣旨は、まさしくそこにあるのだ。もっと頼りになる自衛隊にするためには、まずは栄誉の大権なのである。

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